卓球迷宮地下1階

~貼ったり はがしたり また貼ったり~

卓球という迷宮に迷い込んだが、いつまでたっても地下1階をうろうろしていて、いっこうに下に降りられない記録

 TwitterやらブログやらYouTubeを見ていると、実に様々な情報に溢れている。
 比較的マイナーなジャンルである卓球ですら、アブクのように新しいトレンドや話題が生まれている。
 そういう情報に踊らされて右往左往していると、いつまでたっても上達が見込めないどころか、なけなしの小遣いが全て卓球に吸い込まれる事態となる。

 例えば6/23にWRMサブチャンネルにおいて公開された動画。
 

 日ペンのコルクを剥がす、ただそれだけの動画だが、この中でチャパリータさんが言った言葉、「定期的に単板(ペン)が使いたくなる」「単板は凄い(もちろん色々な意味が含まれている)」
 こういう言葉を聞くと、無性に単板ペンが欲しくなり、ネットでお買い得商品を探し始める。
 そしてそういえば自分も単板ペンを持っていたなと思い出し、封印された遺物をゴソゴソと引っ張り出して何のラバーを貼ろうかとか考えたり、球突きやカーテン打ちをし始めるのだ。
 これじゃダメである。
 いまさらペンに時間を割く余裕など無いのだ。

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 そして同じ日、YouTubeの卓球グッズWEBにおいて表ソフトの技術動画が投稿される。
 


 おお、なんだか表ソフトも良さそうだぞ、などと考えていたら敵?の思うツボだ。
 恥ずかしながら表ソフトも何度も何度も挑戦しては、その繊細さにあっという間に挫折してきたのだ。
 表ソフトに慣れてしまった人が試合に勝つために使い続けるようなもので、裏ソフトから表ソフトに転向するなどナンセンスなのだ。
 こういう情報に踊らされてはイカンのである。
 頭では分かっているのに、保管箱からモリストSPを引きずり出しているこの手は何なのか。
 気がつけばイソイソと卓球王国の表ソフト特集を再読し、のりすけさんをラケットに塗りたくっている。
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 卓球に使える時間には限りが有る。
 その限りある時間を有効に使うことが上達への早道であり、ネットの情報に踊らされて金と物と時間を浪費するようなことは、まあ、楽しければいいんじゃないかな

 
  

 久し振りの卓球三昧(高田馬場)。実に、えー、7ヶ月ぶりのグループレッスンに参加した。
 卓球が出来ない環境の時、有料の教室を受けるわけだが、この卓球三昧か同じ高田馬場のル・クール卓球教室か、どちらかに参加することが多い。
 卓球三昧の良いところは価格の安いところ。
 90分で1900円なのでル・クールより800円も安い。
 台は3台で現状MAX5人に対して先生が1人。
 以前は7人だったのでコロナの影響かと思われる。
 1人は先生と、他の4人は生徒同士で打ち合う。
 毎回初対面の人と打つので多少緊張するが、色々な人と打てて楽しい側面もある。
 5分か10分でローテーションして、先生と当たったときは色々教われるシステム。
 生徒同士の時も何をしたいか決めておかないといけないので、漠然と参加するとあたふたする。
 ル・クールの生徒はオール練習をしたがり、卓球三昧の生徒はシステム練習+相手のレベルを判断してオール練習というイメージ。
 
 卓球三昧の設備はキレイだがちょっと狭い。更衣室とトイレが兼用で、予め着替えていった方が良いだろう。貴重品以外の荷物は外の棚に置いて、必要なタオルとか飲み物だけ中に持ち込む。言い忘れたけど地下1階が教室になっていて、外からはちょっと分かりにくいかも。
 
 生徒のレベルは様々で、たまに本格的な人も来るがそういう人はこちらに合わせてくれる。
 今回は卓球歴が長そうな年配の女性、同じ歳くらいの習い始めだが結構打てる女性、大学生?くらいの若者、日ペンの上手な男性、というメンバーだった。
 フォア打ち、バック打ちをやって、あとはサーブからの展開とか、課題の練習をする。
 日ペンの方との練習の時、上手にブロックしてくれて思い切りフォア打ちをできたので、それだけで満足してしまった。やっぱり思い切り打てるから楽しいのであって、仕事のストレスも大量の汗と共に流れ落ちてしまった。
 
 先生から教わったのは対下回転打ちの打ち方と、その後の打ち方。
 一発で決めようとしすぎなので、よほどのチャンスで無ければ確実に入れる事と、対上回転になっても手打ちにならずに体を使って打つ事を教わった。
 これはメモだけど、短めのツッツキがきたら、右足を踏み込んで打つと良いみたい。
 
 何周か回る内に生徒同士でサーブからの展開をやったのだけれど、自分のサーブは簡単に返されて相手のサーブは全然レシーブできなかった。
 用具のせいにはしたくないけど、バック面のブルーストームz3は必要以上に高性能で、やっぱりマントラSの方が自分には合っているような気がしてきた。
 それとアルバ+テナジー25FXのロングサーブは速度が遅い。
 それはもう、ビックリするくらい遅い。
 その代わり短い下回転サーブは打ちやすい。
 どっちが良いんだろうなあ。
 などと考えていたらあっという間に90分がすぎてしまった。

 レッスン後30分は台を使えるので、件の日ペンの男性と練習をした。
 回転を予告されてもレシーブが難しく、あれこれ教わって勉強になった。
 
 同じ様な仕組みの卓球教室が近場にあったらいいのになあ、と思いました。
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 最近またテナジー25FXを使っている。
 アルバ テナジー25FXは今までで一番使っている組み合わせだ。

 この組み合わせの特徴

 1:対下回転打ちがとてもやりやすい。
私は対下回転打ちドライブに苦手意識があるのだが、この組み合わせだとループが安定する
しっかり引っかけている感覚があるので最後まで振り切れる
そして振り切るとある程度のスピードで打つことが出来る
他の組み合わせだと打つ前に離れてしまう

 2:ツッツキが浮かない
直線的な弾道で回転もかけやすい
垂直方向の弾みが抑えめなのか下回転サーブもかけやすい

 3:ブロックしやすい
勢いを殺せる
適度な弧線で台にいれやすい


 4:スピードが遅い
ミートのスピードは遅い
粘着ラバーのように遅い

 5:回転の影響はうけやすい
中途半端は禁物

 6:バックは打ちやすくは無い
グリップまたはブレード形状のためか力を入れ難い

 7:ロングサーブ(上系)のスピードが遅い


 ドライブに自信が無くて練習したいなら良い組み合わせ

 バックのブルーストームz3はまだ良く分かっていないが、自分のバックにはあまり向いていない気がする。

  

 あれこれ買ってきて思うんだけど、ラバーって言うほど差が無い?
 いや、差はあるのだけど、気にしなければ済むというか、打ち方で吸収されてしまうと言うか。
 もちろんキョウヒョウもディグニクスも同じと言っているのでは無く、同一カテゴリー同一硬度という前提条件があっての話である。
 例えば横軸を「弾み」、縦軸を「硬度」にしたマトリクスを作る。 
 弾みと書いたが、弾み小=粘着 弾み中=高弾性 弾み大=テンション、だと思ってくれ。
 縦軸の硬度はシートとスポンジを合わせた硬度である。
 硬度は回転、弾み、打球感と影響が大きい項目だ。
 このマトリクスが示しているのは、同じ枠内のラバーなら多少の差異はあるもののだいたい同じということ。
 今回参考にしたのは卓球グッズ2015の「ラバー硬度チェック!」の特集記事。
 メーカーを超えて共通の基準で計測した、実に貴重なデーターである。
 以下の表は記事のデータを元にしたもの。高弾性や粘着のデータが少ないのが残念


弾み小(粘着)

弾み中(高弾性

弾み大(テンション)

硬度40度



ファスタークS1





ヴェガヨーロッパ

フライアットソフト

硬度42度



ラクザ7 ソフト

テナジー80FX




ヴェガアジア

オメガIVヨーロ

硬度43度



エアロックS


硬度44度


スレイバーFX

ラウンデル

テナジー05FX




ファスタークC1


硬度45度


スレイバーEL

ラウンデルハード

ブルーファイアJP03




テナジー64

GF T45




V>01リンバー


硬度46度



エアロックM

ヴェンタススピード




ブルーファイアM2

テナジー80




ラクザXソフト


硬度47度


スレイバー

テナジー05

ラクザ7




オメガVヨーロ

ラザントグリップ




ブルーファイアJP01ターボ

GFT48

硬度48度

翔龍


ラクザX

ファスタークG1




ヴェガプロ

オメガVプロ




V>15エキストラ

ブルーファイアM1

硬度49度



ラクザ9

オメガVアジア

硬度50度以上

キョウヒョウプロ2


ラザントパワーグリップ

ブルーファイアM1ターボ


キョウヒョウプロ3


ヴェガチャイナ



キョウヒョウネオ3





キョウヒョウネオ2





VS401




 
  硬度は大まかに4段階に色で区分けしたが、具体的な硬度をしらなくても同じようにグループ分けしてしまいそうだ。

 表には回転の要素が入っていない。
 なぜなら回転って単純に数値では表せないからだ。
 一般的には軟らかいラバーの方が簡単に回転をかけられるが絶対値が低い。
 逆に硬いラバーは絶対値が高いが回転をかけるのが難しい。
 なので硬度を見れば何となく類推できるでしょ。

 私がこの記事で言いたかったことは、表の同じ色の中だったらどれでもほとんど同じように使えるんじゃないか、ってこと。
 テナジー80FXとフライアットソフトはさすがに違うでしょ、と言われそうだし実際違うんだけど、試合で夢中で使っていたら、案外どうでもいい差異かもしれない。
 なので同じ色の中で一番安いのを選ぶとか、一番頑丈なのを選ぶとか、気分次第で好きなの買ってもきっと大丈夫だよ、という乱暴で無責任なお話しだったね。
 もちろん卓球で飯を食っているような人向けでは無いし、そんな人はこのブログは読んでいないだろうけど。

 
  

 テナジーはオートで回転がかかるらしい。
 回転をかけたくなくてもかかってしまう、などと言うから凄い性能だ。
 私は残念ながらテナジーを使っても
 「ああオートだなあ」 
 と感じたことはない。
 が、みんなそう言っているからきっとそうなのだろう。
 テナジー以外でオートなラバーはあまり聞かない。
 ちょっとオート、多少オート、オート感あり、どっちかというとオート寄り、くらいが関の山。

 逆にマニュアルだと言われるラバーもある。
 勝手に回転かからない、勝手に飛ばない。
 そういうラバーは、体を使って最後まで振り抜かないと、回転もスピードもない棒球になる。
 回転、スピード、弧線、飛距離、全部自分でコントロールできる、またはしなくてはならない。
 これだとマニュアルにメリットが無さそうに感じる。

 ところが「マニュアル」に引き寄せられる瞬間がある。
 たいてい自分より上手な人と練習して、思うように打てないときだ。
 上手く打てないのは、ラバーが勝手に反応してしまうから。
 そう考えて、より弾まない、より回転がかからないラバーを試す。
 
 私の紆余曲折卓球ライフの中で、何度も何度もこういう場面に行き当たった。 
 マニュアル性 または自在性 という言葉には魔力がある。
 自分で思うように打てるに違いない、と感じさせる魅力的な言葉。
 足りない技術力を逆の意味で補ってくれそうな期待感。
 これはあながち間違いとは言えない。

 ただここには落とし穴があって、速い球 回転のかかった球 を打つためには、精一杯スイングスピードを上げたり、万全の体勢で体全体の力を使って打ったりしなくてはならない。
 マニュアルだから。
 ちょっとでも体勢が崩れたり、間に合わなかったりすると、かなりガッカリな球になる。
 ましてや強打の連打など、疲れて疲れて嫌になる。
 
 上手な人はマニュアル性の高いラバーを使って相手を翻弄して楽しんで。
 そうでも無い人は、「マニュアル性」より、もっと他の基準でラバーを選んだ方が幸せかも。
 
 
 
  

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