よくラバーのレビューを見ていると、弧線を描くとか上へ上へと飛んでいくとか、弧線を描くけれど浅いとか深いとか書いてあるが、正直言ってよく解っていなかった。
 確かにターゲットアルティマ47.5をバック面で使用していると、回転もかかるし威力もあるがネットしたりオーバーしたりしてコントロールが難しい。 かといってラバーの力によって勝手に上へ上がってネットを越えたり、オーバーするはずの球が台に収まったりする何てこと、本当にあるのだろうか。
 
 今回ヴェガアジアDFというラバーをアルバのバック面で使用したのだが、色々気がつくことがあった。
 ノーマルのヴェガアジアがどのようなラバーかは知らないが、少なくともこのヴェガアジアDFはかなり軟らかいラバーで、反発力が強いタイプでは無い。スナップをきかせるだけではほとんど飛ばず、しっかり振らないとネットしてしまう。引っ掛かりはあると思うがツッツキは硬いラバーと比べれば浮きやすく頼りない。使ったことのあるラバーの中ではプラクソン350に似ている。
 さて本日の卓球教室でバックショートのラリーをしたのだが、いつも通りに振っているのに球が上へ上へと上がる。かといってオーバーするわけでも無く台に収まる。当たり前のことを言っていると言われそうだが、本当に勝手に上に上がるラバーってあるのだと少し興奮してしまった。
 そして掴んで投げるような感覚が非常にある。 これらは軟らかいラバーの特性なのかもしれないが、スポンジと言うよりシートの粒形状が影響しているように思う。
 そもそもターゲットアルティマ47.5から貼り替えた理由は、下回転をバックドライブで持ち上げたときの安定性向上、チキータ 台上バックドライブ フリックの練習 だったのだが、まさに求めていた性能だった。
 オールをしてみるとレシーブ時に少々無茶なバックドライブを振ってもしっかりネットを越えてくれる。チキータとは言わないが、ラリー中に横回転をかけたりするのもやりやすい。そのかわりスピードは遅い。ミート打ちはしなかったので平行方向の反発力しか解らないが、かなりゆっくりとしている。

 上手くなった気がするが、強くなった気はしないラバー。それがヴェガアジアDFである。 

 好きか嫌いかでいえばあまり好きなラバーでは無い。ターゲットアルティマ47.5の方が好きである。私のような「基本技術を習得中の初級者」にはヴェガアジアDFを継続して使うべきとは頭で理解しているのだ。きちんとバック面の技術を身につけてから好きなラバーに貼り替えるとしよう。
 ヴェガアジアDFをもう少し硬くして弾みを上げたラバーがあれば・・。それってラザントグリップ?