中高年から卓球を始めた初心者が、卓球を楽しむためにはやってはいけない事例が判明したので、簡単に3つのポイントにまとめる。

 1・ 最初に指導者から勧められた用具を黙々と使い続ける
 2・一つの技術が完璧になるまで他の技術に手を出さない
 3・あっというまに上手くなって試合で勝ちまくる

  以下に詳しく記す

 1・ 最初に指導者から勧められた用具を黙々と使い続ける
  健康卓球教室にいると、何年たっても使用用具を変更せず、先生に教えてもらった入門セットのまま使い続けている方がいるが、これは良くない。 小中学生と比べれば財力も情報収集能力もある大人として、次々と色々な用具に手を出して欲しい。国内の主要メーカーだけでも相当数のラバー ラケットがある。海外のものまで含めたらどれだけあるのか把握できないほどだ。カタログを見れば様々な効能と性能の高さを期待させる文言が踊っている。大きなところで言えば、シェークもペンも試してみるべきだし、単板 5枚 7枚 特殊素材の違いを味わうべきだ。ラバーにしてもコントロール系を使い続けるのではなく、高弾性 テンション スピンテンション 回転系表 スピード系表 変化系表 粒高 アンチ 粘着 粘着テンション など貼り替えまくって何が何だか分からなくなって欲しい。もちろん中国の輸入ラバーにも手を出して、強烈な臭いに中国の躍進を感じたい。

 2・一つの技術が完璧になるまで他の技術に手を出さない
  フォアのラリーが上手く出来ないので、バックはおろかツッツキですらまだ早い という方がいるがこれも良くない。先が長い小中学生とは違い、油断しているとあっというまに要介護の身なのだ。動ける内にあらゆる技術を習得するべきだ。まともにラリーができなくても、中国選手のようなドライブを目指して日々励んで欲しい。ツッツキなんか出来なくても台上ドライブ チキータ フリック などかっこよさそうな技術にチャレンジし、ペンの裏面打法や反転にも手を出して欲しい。何年たってもまともなラリーも出来ない可能性もあるが、ある日突然全ての歯車がかみ合い、初級者から中級者へ進化している可能性もゼロではない。

 3・あっという間に上手くなって試合で勝ちまくる 
  これが一番良くない。大人になってから新しいスポーツを始めるという茨の道をあえて選んだのだ。すぐに上達してしまっては楽しみの半分も味わえない。骨の髄まで卓球を味わうためには、試行錯誤 紆余曲折 七転八倒 一歩進んで二歩下がるの精神で楽しんで欲しい。卓球スタイルを80歳くらいで完成するイメージだ。

  以上の3つのポイントに気をつけてさえいれば、長く楽しい卓球ライフを味わえる。

  ただし、上達するためのポイントとは違う可能性があるので注意して欲しい。