特殊素材ラケットのカルテットLFCに貼ったV>15Extraが速くて使いこなせず、たいていのラバーを受け入れてくれるスワットに貼り替えた。
 カルテットの時は軽打の時から飛び出しの速かったV>15も、スワットに貼ると普通のラバーになり、扱いにくさが緩和されている。
 ツッツキが浮くことも無く、低い弾道で回転もかかる。
 下回転サーブもきっちり回転がかかり、制御できないと言うことは無い。
 裏面に貼ったエボリューションFX-Sも、おおざっぱに言えばヴェガアジアDFに似ていて、食い込ませてコントロールしやすく、回転もスピードも申し分ない。
 
 ただし、下回転打ちになるとラバーの硬さが顔を出し、私の力では上手く打ち返せない。これに関してはターゲットアルティマ50に似ている。弾いてしまってネット直撃かオーバーを連発。
 あきらめて表面と裏面を入れ替えて、エボリューションFX-Sで打ってみる。
 すると面白いように入る。
 少なくとも下回転打ちに関して言えば、ラザントグリップ、テナジー25FXと似た系列に感じる。
 打ち方の問題なのであろうが、私には軟らかめのラバーの方が適しているようだ。

 久し振りにスワットを使用して気がついたのだが、打感がトランポリンに似ている。
 球を受け止めると一度力を吸収してから復元する力で弾き返す。
 特殊素材は硬い板のイメージで、どこに当たっても吸収せずそのまま反発する。

 強打の時はまた違った感想になるとは思うが、 スワットの扱いやすさを再認識した。