卓球経験者(大学生くらいまでの間に部活などで練習をした経験のある人)と大人卓球初心者の違いは見ただけで解る。
 上手い下手は別として、経験者は手を含む上半身と下半身の連動がスムーズで、動きとして統一されている。
 対して非経験者は手の動きに気をとられるあまり、下半身がほとんど動いていなかったり、気にしすぎて意味の無い体重移動をしたりしている。
 わたしは見ればすぐに分かる大人卓球初心者なので、打ちやすいポイントで打つために必要な小刻みなポジションチェンジも出来ず、少し離れた球を打とうとすると足が付いていかず手だけを伸ばしてしまう。
 同じタイミングで始めた娘の動きは卓球経験者のそれなので、始める時期が早いほうが身につきやすいのは本当のことだ。よく言われるゴールデンエイジの時期は遠く昭和の向こうに霞み、今はその残滓さえ感じることは出来ない。
 
 ただ、私にもゴールデンエイジの時期はあったはずなのだ。
 その時に身につけた運動に関する能力を卓球に生かせないものだろうか。(どれも半人前だが)

 ①野球・・あの頃誰でもやっていたスポーツだが、あまり卓球には生かせない。
 ②柔道・・3年間くらい道場に通ったが、乱闘にでもならない限り出番はなさそう。
 ③サッカー・・中学校の部活で3年間やったが卓球に対して悪影響ばかりある。ミドルの高めに速い球が来ると、ラケットが出ないで胸でトラップをしてしまう。高く浮いた球に対してついヘディングトラップをしたときは我ながら絶望的な気分になった。
 ④テニス・・高校から初めて社会人になってからもしばらく続けていた。これが一番活用できそう。
 ⑤男声合唱・・大学4年間音痴にもかかわらず練習に励んだが、もちろん卓球には関係ない。一番身についたのは美味しくお酒を飲むことだが、これは全世界共通で役に立ちそう。

 テニスで身についた感覚を卓球に活かす。
 卓球だと意識するから手足の動きがばらばらになるのであり、 テニスだと思えば当たり前のように足が動いてベストポジションまで移動して打つことが出来るはず。だってテニスではそれが出来ているのだから。早速本日の練習で試して見ると結構良い感じである。少し下がったときにしか使えないが、明らかに足が良く動き、打ちやすいところまでスムーズに移動している気がする。球が出た瞬間コースを予測し動き出すこともできる。予測が外れることもあるが、じっとしているよりは卓球っぽい動きだ。
 打ち方が違うことを意識するあまり、全て一から動きを身につけようとしていたが、少し考え方を変えてすでに身についている動きを取り入れてもいいのかもしれない。