卓球迷宮地下1階

~貼ったり はがしたり また貼ったり~

2016年07月

 高校時の同級生でO君という人がいる。
 文化系クラブ所属のO君は、下ネタが好きで返答に困る冗談を連発する愉快な人だが、真面目な人柄のせいか同じ下ネタでも下品にならない人徳の持ち主でもあった。
 彼がどういういきさつか、卓球に並々ならぬ情熱を注ぎ始めたのは2年生の頃だったか。
 全く卓球に興味がなかった私を含めた数人の暇そうな連中を集め、昼休みや自習時間(1日の半分は自習という酷い高校だった)に大きなテーブルのある教室で練習を始めた。
 ラケットはどこから調達してきたのか複数所持しており、そのラケットを使用して練習をするわけである。
 O君は卓球経験者では無いので彼から教わるわけでは無いが、 試合形式で何度も打ち合う打ちに興味が出てきた私は、書店に出向いて卓球入門書を買い求め(私はのめり込むとすぐに入門書を買う。ボーリング入門 ゴルフ入門 テニス入門などなど)、基本的なフォームやドライブサーブの出し方を家で素振りをして研究した。
 
 そのうちO君はもっと本格的にやろうと思ったのか、埼玉卓球会館という大袋駅近くに今もある卓球場に皆を集め、本物の卓球台を使用して練習を始めた。
 そこまで情熱を傾けていながらO君は卓球部員ではないのである。 
 彼はなぜあそこまで卓球に対して真剣に取り組んでいたのか。当時の私たちには理解できなかったが、大人になって改めて卓球を始めてみた身としては、あのころの彼の気持ちが今なら理解できるような気がするのである。
 今では年賀状のやりとりだけになってしまったが、元気でいるだろうか。
 O君が今でも卓球を続けていることを願う。 
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 SWATが気に入らない妻のラケットを探す話第2弾。
 前回あれこれラケットを試してもらい、カルテットLFCとスウェーデンクラシックが感触が良かったようだ。ただエバンホルツは飛ばない粘着ラバーを貼っていたので、今度はレナノスホールドとレガリスレッドを貼って試させた。
 レナノスホールドは私の感想と同じように、全く引っかからず駄目。
 レガリスレッドは現在使っているファスタークS-1と比較してやはり引っかからず、ツッツキも浮いてしまうので駄目とのこと。
 今度は粘着テンションでも試させたいが、粘着には偏見があるようなので以前使用していたエボリューションMX-Pを引っ張り出してきて貼ってみようかと思ったが、表面がつるつるになっていてとても引っかかるとは思えない。ミズノのGFT48にすることにした。
 フォア面はいいとしてバック面が重量の問題もあり30g前半に抑えたい。 
 手持ちのラバーでT-REXが36gとぎりぎり許容範囲。
 バック面はファスタークS-1がえらく気に入っているので、単なる重量あわせである。

 試しにちょこっと打ってみた。といっても深夜なのでカーテンに向かって軽く打つだけである。
 バック面はともかくフォアのGFT48は感触が良い。これはいけるんではなかろうか。
 軽く打っただけだが引っ掛かりの良さを感じる。
 自分で試したくなってきた。

 ちなみにエバンホルツを差し出す代わりに、前から狙っていた妻所有のkokutaku 尾州No.1 D-60をゲット。ほとんど使わないままシェークに転向したのできれいである。
 触っただけで檜とコルクの柔らかな感触が心地よい。
 早くペンが使えるようになりたいものだ。

  
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 近所のブックオフでSK7の箱に裏返しで入って売られていたナルカス。他とは全く違う打球感でそれなりに楽しませてもらっていたが、なんだかぐらぐらする事に気がついた。
 よく見てみるとグリップとブレードの間に隙間が出来ていて剥がれかかっている。
 修復するより思い切って日ペンに改造することにした。
 中ペンを日ペンに改造しようと思ってコルクグリップセットは買ってあったので早速着手。
 グリップの隙間にカッターの刃を通すとあっさり潜り込んでいく。
 接着剤が駄目になっていたようである。
 
 グリップを剥がしてみると、グリップ部分に空洞がある事がわかる。軽量化のためか打球感の調整のためか不明。グリップレンズは外れないので諦めた。グリップエンドのメーカー名の書いてあるプレートだけは再利用する。
 接着剤はオールマイティに使える接着剤を使用。
 完全に乾いたら余っているエンドをカットする予定だが、ろくに工具も無いのでこのままかも。
 コルクを取り付ける前にもっときれいに仕上げをするべきだったが、割と適当にすましてしまった。
ナルカス1ナルカス2ナルカス3
  





 目的はペンをどれくらい削れば良いのか、その練習用として活用することだが、妻に貧乏くさいと言われて全くその通りだなと。 
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 私の妻は元々檜単板ペン粒から色々あってシェークに転向し、スワットにエボリューションMX-PやファスタークG1 テナジー05などを使用している。
 少し前からスワットの打球感が好みでは無いと感じていたようで、話を聞くと軽く弾むが芯が無いような、中が空洞のようなポコポコした感じが気になるということらしい。 
 単板に愛着のある人はなかなか合板に馴染まないのかもしれないが、私の手持ちのラケットでどのようなタイプが好みか試してみることにした。ラバーによっても印象は変わるのであくまでも参考程度ではある。
 ラインナップ
 スワット x KingPro x  タキネスドライブ (同じスワットでもラバーを変えるとどうか)
 スウェーデンクラシック x ターゲットアルティマ50 x ラザントグリップ (私としては芯を感じる)
 バーンオフ x テンキョク3-60 x ヘキサーピップス+ (硬い上板で厚くて弾む5枚合板)
 エバンホルツ x 999 x ザルト (硬い上板で薄くて弾む 貼ってあるのが弾まないラバーなのでどうか)
 カルテットLFC 両面エアロック(試しに特殊素材も)
 火山岩7 x キョウヒョウ3 x ナルワンオレンジ (全く弾まない)

 予想通りスウェーデンクラシックは気に入ったようだが、それよりも意外なことにカルテットの方が気に入ったようである。ただラバーとラケット どちらの比重が大きいのかわからない。
 ファスタークC-1を使ってみたいようなので、そちらを購入して試してみても良いかもしれないが、カルテットは価格がネックである。5.3mmくらいのかなり薄い板厚で特殊素材4層という特殊なラケットなので似たようなラケットもなさそうである。 
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 本日の練習はスウェーデンクラシックxラザントグリップxターゲットアルティマ50に絞って使用し、一度もラケットを変えなかった。
 バック面用のラザントグリップをいつの間にかフォア面に使用しているのはご愛敬である。
 フォアならフォアのバックならバックの練習をしているときは、まあまあ思い通りに打てる。
 ドライブの練習やブロックの練習も問題ない。ツッツキやサーブも上手では無いがそれなりに出来る。
 どうも上手く出来ないのがツッツキから返ってきた下回転を上回転で打ち返すことだ。
 ドライブでも角度打ちでもいいのだが、これができないと永遠に初心者から抜け出せない気がする。
 問題なのはコースと長短の見極めが遅いことにある。
 深く来ると思って待ち構えていると大抵短く来てつんのめるし、コースを予想できないので回り込むことも出来ず苦し紛れのバックを振ってネットに直撃する。 
 ツッツキでしか返せないでいるといずれは打ち込まれて終わり。
 
 そんなわけで夜は趣味のラバー貼り。色々組み合わせを変えてみた。
 カルテットLFCは元に戻して両面エアロックの硬度違い。
 双も裏面をUFO極薄からMaze44度へ戻す。
 スワットのレガリスレッドはほとんど使わないままKingProへ。
 バーンOFFのバック面にHEXER PIPS +  フォア面にテンキョク3-60

 以上 
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 久し振りの もしかしたらこうなのではないか! シリーズ。(そんなのあったか?)
 これは頭で考えたことを実際試す前に書いてしまうという、外すとちょっと恥ずかしい内容だ。

 先日お会いした立野Bさんはブレイクスルーという言葉を使っていたが、小悟を重ねればいつかは大悟に至ると思いたい。
 
 さて表題の話である。
 例によって当たり前のことなのか見当違いなのか今のところ分からないが、この考えに至るまでにいくつかの前振りがある。
 ①Xia氏のブログと動画の中で手打ちを矯正する練習法の話があり、溜めと軸についてかなり詳しく述べられていた。
 ②立野Bさんの奥様に教えてもらったとき、フォア打ちの場合はもっと右足を引くことと左足を壁にすること、腰(腹?)を捻る(回す?)事を教わった。
 ③自転車に乗りながら壁について考えていたとき、そういえば野球でバットを振るときは右打ちなら右足に重心があり、軸も右足の延長上にあるなあ、と気がついた。左足は壁になり、重心は壁に向かうがあくまでも軸は右足に残る。もし左足に重心を移して左足を軸にしたらつんのめって打つ事になり、力が逃げてしまう。もし重心を完璧に右足に残したら反っくり返って打つ事になり、力が上の方に逃げてしまう。軸と壁という考え方で言えば、テニスもゴルフもサッカーも同じだ。いずれも何の意識も無く当たり前のようにできるのは体が覚えるまで練習したからだ。卓球で出来ないのは慣れない事をしている意識が強く、体が一体となって動いていないからだ。
 試しに野球のバッティングやテニスをイメージして、素振りをしてみる。
 右足に重心を載せ、壁にした左足に向かって重心を移していくが軸は右足に残す。壁に向かうのは重心と言うより勢いである。勢いを壁にぶつけて跳ね返るので、自然とまた重心が右足に返ってきて次のスイングにつながる。

 さっそく明日の練習で試してみよう。
 もし上手くいったらこの場で華々しく報告したいと思う。
 万が一勘違いだったら・・・・・
 このブログの記事がひっそりと消えていたら、やっぱりそうだったのだと察してそっとしておいて欲しい。

・・・・・追記・・・・
練習に行ってきましたが、よく分かりませんでした。必ず来ると分かっていて待ち構えていることはほとんど無く、たいてい慌てて打ち返すことが多いので、オールの時には腕だけで振ってしまいます。
次回に持ち越し
  
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 スウェーデンクラシックにフォア面ターゲットアルティマ50がとても調子が良いので、バック面さえ固まればもう完璧 とか思い始めてこちらを購入。いつもWRMに引きずられて粘着ラバーを買ってしまったり、極端なラバーに走って高硬度の上級者用を買ったりしてしまうので、中間硬度のテンション ラザントグリップにした(やっぱりWRMの影響から離れられない・・・・)
 カット後重量46g
 1.7mmでこの重さなので結構重いが、46gなら色々な組み合わせで使える。50gとかだと非常に制限される。

・・・感想・・・
使用ラケット スウェーデンクラシック
主にバック面で使用

1時間ほど使ったが、好感触。ラケットも軟らかいので非常にソフトな打球感。
うたい文句通りグリップ力が感じられる。
ツッツキは早くて深いツッツキがだせる。

本日は会議の後直行したのでまるで駄目な日だったが、短い下回転をバックでドライブ気味に返すとき、全く落ちる気がせず安定して返せた。練習相手も初級者なので回転はほとんどかかっていないにせよ、ぐっと掴む感じは体感できた。
今のところバック面として良い感触。というかとっても良い。フォアだと軟らかすぎる気がしたのでやっぱりバック面向きかも。
いくら何でも気が引けるほど短時間の使用なので、詳細はもっと使ってから。


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