卓球迷宮地下1階

~貼ったり はがしたり また貼ったり~

2020年03月

 実に4ヶ月ぶりとなったユーウェルク卓球場個人レッスン。
 コロナウィルスが原因で卓球自体2週間ぶりだ。
 聞けば普段は空いていることの多い貸し台も、今はフル回転だそうで、どうりですんなり取れない訳だ。
 コーチも終始マスクをしていて、仕事とは言え大変なことだと思う。

 今回はひたすら前陣フォアドライブを教わった。
 安定してきたバックに比べてフォアは未だに自信が無い。
 一球目は何とか打てても返ってきた球を打つと詰まってしまう。
 そのことをコーチに伝えて練習開始。
 
 以下教わったこと

 ①打点が高い場合は手首を巻かずに開いてシュートドライブっぽく打つ

 低い打点の時や離れて打つ時は巻いて打っても良いが、近い場合はシュートっぽく打つと安定して連打できる。
 そういえばずっと前にWRMのやっすんの動画で見たような気もする。
 


 ②短く浮いた球を打つときは左足を踏み込んで打つ 

 ロングサーブで相手の返球が浮いてきた場合にチャンスボールだと思って打つと必ずミスする。
 短い球が来たら左足を踏み込み重心を乗せて、素早くスイングして弾くとスマッシュになって上手く打てる。
 この時振り下ろすと球がホップするので、打ち下ろすスイングにならないように注意。
 肘を伸ばしすぎてもダメなので脇は締めて回転をかけるイメージ。
 長い球なら右足に重心を乗せて普通に打てば良い。
 下回転でも上回転でもスイングスピードを速くして弾くと同じように打てる。
 どちらにしても動き出しが早すぎると詰まってしまうので、一呼吸開けるのが大事。
 そいうえばよく相手にこれをやられる。

 今回は1時間だけだったのでとにかく対上回転のドライブばかり練習した。
 開いて打つドライブをとっさに出来るようにしたいのだが、身につくまで時間がかかりそうだ。
 

 今回使用したのはスワットにヘキサーグリップ マントラS だったのだが、万能タイプの扱いやすい組み合わせで、技術を身につけるのに向いている気がする。
 途中でアルバ DNAproHも打ったが、スピードがかなり速く、まずはスワットの方で練習する事を進められた。スワットでも弾みすぎで、もっと弾まない柔らかいラケットの方が良いとコーチは思っているようである。そうなるとスウェーデンクラシックあたりかな。
 

 練習終了後は階下のショップでコーチとラバーの話をした。
 こぢんまりとした店内だがよく考えられた品揃えで、必要な物は大抵売っている。
 丁度決算セールで店頭価格からさらに10%引きをやっていた。
 本当は大会などでチラシを配りたかったそうだが、大会自体が中止になってそれも出来なかったとのこと。
 スーパーヴェンタスやロゼナを狙ったが、欲しい色と厚さが無かったので、今まで一度も使ったことの無いラバーを購入した。
 何のラバーを買ったのか、それはまた次の機会へ。
 
  

 私は設定マニアだ。
 設定するまでが楽しく、設定が終わると熱も冷める。
 これでピンとくる方はお仲間だ。
 分からない方にちょいと具体例を書いておく。
 読めば、ますます分からなくなるかもしれないけどね。

 例その1
 自作PCの調子が悪い。
 早速設定マニアの血が騒ぐ。
 PCの状態を調べるソフトをあれこれ入れて原因究明。
 どうやらCPUの温度が高すぎて、ある一定の温度に達したときにおちてしまう。
 今はネットで何でも調べられるからね。
 効率の良いCPUクーラー調べて付け替えて、CPUも変えて、バイオスの設定いじって。
 原因は設置場所が狭すぎて空気の流れが悪かった、とかね。
 安定して動くようになったけど、他にメインPCあるからあまり使わなかったり。
 

 例その2
 憧れのPC110を手に入れたぞ。
 こいつにはフルパッケージのPC-DOSが付いている。
 だけども何だかDOSって面倒くさい。(いつの時代だ)
 MacやWindowsに慣れてしまっているから尚更だ。
 さあ環境構築だ。
 まずは使い易いファイラーを探さないとね。
 やっぱFDでしょ。
 環境変数がとか、パスを通してとか。
 おや、PCカードを挿すとWindows3.0を動かせるらしいぞ。
 各種ドライバーはネットの海から探すのだ。
 起動したときは感動したね。
 起動しただけで満足して飾っておくだけだったけどね。

 例その3
 流行のPDAを買ったぞ。
 PalmPilotだ。
 英語版しかないからこいつで日本語を扱えるようにするのだ。
 山田さんの作ったJ-OSを入れるらしい。
 動いたけどメモリーが足りないぞ。
 増設メモリーが29800円、だったかな。
 これで日本語ばっちり。
 データベースソフトもあるのね。
 それならマックのFileMakerと連携させて、とコンジットは有料なのか。
 Palmは延々と設定することがあるから楽しみも尽きないな。
 その後も何台も何台も新機種を買ったけど、いつものようにソニーが撤退して終了。
 未練がましくスマートフォンにPalmエミュを入れているけどね。

 例その4
 最近のスマートフォンは買ってそのまま使っても何の問題も無い。
 だからつまらない。
 設定させて欲しい。
 パソコンもそう。
 買ったらすぐに使えるくらい完成度が上がってくると、興味も失せる。
 単なる道具になる。
 特にiOSはそう。
 ジョブスの目指した世界はこれだったんだね。
 パソコンはブラックボックスにして中身なんかに興味を持たせない。
 提供されたまま使うのが正しい使い方。
 そりゃパソコン雑誌も無くなるわな。


 さてここで突然卓球の話。
 あれこれ用具を試す人は、私と同じ設定マニア、あるいは環境構築マニアかもしれない。
 ラケットもラバーも星のようにあるぞ。
 最高の組み合わせはどれなんだろう。
 山のように用具を買い込み、新製品が出たら買い、評判が良いと買い、その内海外にまで手を伸ばし、貼っては剥がし貼っては剥がし、打っては剥がし打つ前に剥がし、そして満足できる組み合わせを手にする。
 何という達成感。
 自分だけの最高の1本を手にしている満足感。
 そしてこう呟くのだ。

 これでやっと安心して、次の組み合わせを試せるぞ。
 
 
 
 
  

 卓log会という名を聞いた事があるだろか。
 ブログやTwitterで会員を名乗る人物がいたり、YouTubeで動画を投稿していたり、試合会場で卓log会のゼッケンをつけている選手を見かけることもあるかもしれない。
  公式ブログも存在しているがあまり更新されることも無く、立派な会員規約もあるが本当に機能しているか怪しい雰囲気もある。
 かくいう私も組織の末端に属しているが、果たして組織と言えるかどうか自信を持って言えない。
 決して秘密の組織では無いが故にむしろ誰も語らなかったし誰も知りたくも無かった卓log会の真実。
 そこに迫ってみることにしよう。
 卓球できなくて暇だし。 

・・・・・成り立ち・・・・
 発起人の「しろーと(現しろや)」が「つじまる」を練習に誘うが日程が合わず、「貴絽」と連絡を取って2人で練習をすることになった。同じ日にかねてより交流のあった「ナルコ」と「リン」が練習する事を知った「しろや」が連絡を取り、「しろや」「貴絽」「ナルコ」「リン」の4人で練習する事とに。
 4人の共通点は卓球ブログを書いていること。
 場所は高田馬場新宿スポーツセンターで、3時間みっちり練習をした後打ち上げなども無くそのまま解散となる。
 後日「しろや」「ナルコ」「リン」に加え「インデペ」「盈月」「つじまる」の6人で練習する事になり、練習後は飲み屋で盛り上がったらしい(貴絽は不参加のため各自のブログから)
 この練習会が成功したため、ブログを運営しているメンバーを集めて緩い組織として動き出すことになる。
 なおこの時点では組織名称は無かった。

・・・・名称決定・・・・
 当初はTwitterのグループメッセージを利用しての交流がメイン。
 2017年11月10日にグループ名がつけられる事を「リン」がメンバーに伝え、その日のうちに卓log会に決定。 
 討論に加わったのは「しろや」「ナルコ」「リン」「貴絽」「インデペ。」「つじまる」の6名のため、この6人を立ち上げメンバーとして規定しても良いかもしれない。特に意味は無いが。
 最終的な名付けの親は「リン」
 この辺の経緯は卓log会ブログに記載されている。
 

・・・・組織・・・・
 緩い同好会のような組織なので代表者や責任者、個々の役割が明確にされていない。
 ただし発起人である「しろや」が会長職をつとめていて、最終的な決定権は「しろや」にある、とされる。
 「しろや」が会長を降りたら組織として空中分解するくらいの存在。

・・・・主な活動・・・・
 グループメッセージを利用していつでも好きな時に出来る卓球話と、月に1度くらいの割合で行われる練習&飲み会が主な活動。
 当時WRM(ワールドラバーマーケット)に所属していた「はじめちゃん」を講習会の講師として招いたり、卓球王国編集部の「ゆうさん」を練習会に招いたり、メーカー提供の新作ラバーの試打会を行ったり。
 メンバーも徐々に増え「立野B」「まっぽっぽ」「SHUN」「卓球道」「シーザー」「ゆきち」が加わる。
 「しろや」の提案でオンライングループサービスのBandに移行。
 卓log会ホームページの作成も検討され、当初はライブドアブログで運営。その後はてなブログに引っ越して今に至る。ブログのデザイン、投稿などは「貴絽」が主に携わる。
 グループメッセージで侃々諤々の議論の末、チーム用ゼッケン、ユニフォームも作られる。
 この2018年が全体としては活発な活動をしていた。
 その後「ガッキー」「椎茸」が加わり「東山」「ため」「かく」も参加。


・・・・現状と今後・・・・
 中心メンバーであった「しろや」「リン」の学生両君が卒業&就職となり、主なメンバーは全員社会人に。
 卓log会結成から年月を重ねる内に就職、結婚、出産、引っ越、転職、など個々人の環境も変わっており、以前ほど頻繁に集まる事ができないのが実情。
 新メンバーは随時募集しているが、加入したからといって特に何も無いのであまり積極的な勧誘はしていない。
 
 詳しくは下記を参照

 
 
  

 新型コロナウィルスの影響で卓球場が次々と休館になり、練習頻度が極端に低くなっている皆様いかがお過ごしでしょうか。
 当方元より週に1度でもできれば御の字の境遇につき、ほとんど影響ないと言いたいところですが、週に1度の卓球教室も休講になるとあっては心穏やかにはいられません。
 先週のネットイン&エッジボールクラブ練習会も中止のやむなきに至り、今回の月曜昼間餃子会も開催が危ぶまれていましたが、ギリギリの綱渡りの結果無事開催することが出来ました。
 当初は4人全員集まるはずでしたが、つじまるさんはご家庭の事情で残念ながら参加できず、3人での開催です。
 新宿スポーツセンターが休館のため同じ高田馬場にあるル・クールを予約していましたが、ここも直前まで怪しい状況で、毎日のようにホームページのチェックをしていました。結局ル・クール卓球場は閉鎖期間を短縮するという英断を下したわけですが、諸処の状況を鑑みて相当の覚悟を持っての決断だったと思います。
 実際台が空く度にコーチが一生懸命除菌をしていましたし、換気を良くするため上部の窓は開放され、教室のボールも除菌した物を使っているようでした。

 さていつもなら卓球+餃子+ビールを楽しむ所なのですが、今回は私の事情で餃子は禁止となりました。
 そもそも外食自体家族から反対されていまして、席が広くて換気が良さそうな店を選ぶという条件で渋々了解を得る事が出来ました。
 そのため集合時間より早めに現地入りし、事前に調べていた店を何軒か見て回り、ビールが美味しそうで明るく開放的な雰囲気でランチメニューもある店を探しました。 
 
 ぐるっとまわって国際卓球高田馬場店に到着すると、すでにナルコさん(卓球漫談)が到着していて、挨拶もそこそこに卓球場入りをしました。
 更衣室で着替えながらグループメッセージを確認すると、もう一人の参加者リンさん(リンの卓球物語)から午前中の練習不参加のお詫びメッセージ。残念ですが仕方がありません。
 ラケットは3本持っていって、スワット Q5  マントラS、アルバ DNAproH マントラS、Virtuoso offensive- 木星ブルー メイスプロブルースポンジというラインアップ。
 ほとんどスワットのみ使って練習しましたが、ラケットについての感想はこちらに書いておきます

 お互い久し振りの練習だったので、フォア打ちバック打ちに時間をかけ、最後にオール形式で練習をしました。
 対ナルコさん対策として考えていたフォア側のロングサーブが効いたかどうかは不明ですが、恐らく点数にすると11対2くらいで完敗のイメージです。それでも前回よりかは幾分マシになったと思いたいですね。
 そういえば卓log埼玉会でインデペ。さんに教わったバックハンドのみはナルコさんからお褒めの言葉をいただきました。インデペ。さんありがとうございました。また教えて下さい。
 2時間みっちり休憩ゼロで水分とカロリーを出し切ったところで午前の部は終了となります。
  
 汗を拭きながら階段を降りると、既に到着していたリンさんがレジでお会計の最中でした。
 練習の機会が無いにも関わらず新しいラバーを買ってしまうところに業の深さを感じます。
 3人で近況報告しながら向かったのはこちらのお店

 

 料理もさることながらビールも期待大です。

 私はハンバーグセットとランチ用小ビールを頼みました。
 こちらの写真を見ていただければお分かりかと思いますが、かなり質の高いビールです。昼間から飲みたい平日昼間組にはお勧めです。
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 あまりにも美味しいので写真も気合いが入って大きくなろうというものです。
 ええ当然おかわりをしました。

 3人で近況報告や、今話題のナルコさん原作マンガ制作の舞台裏や、コロナウィルスのオリンピックに与える影響などについて語り合い、すっかり満足したところでお開きとなりました。
 
 午後から仕事のあるナルコさんはここで退場し、残った二人で恒例のほろ酔い卓球をするべく再度国際卓球へと向かいます。

 予約なしの飛び込みでしたので1時間ほど空き時間が出来ましたが、そこは天下に名だたる国際卓球。卓球好きなら何時間でも時間をつぶせます。
 アルコールが入って気が大きくなった私たちは、店内で用具のトークに花を咲かせ、隅から隅までラケットとラバーを眺めては怪しい知識を披露しあいました。
 傍から見たら卓球用具オタクにしか見えなかったかもしれませんが、そうです私たちはそういう存在ですと開き直ってしまえば店員さんの視線など気になるはずもありません。
 新発売のラクザZを買おうか迷っていましたが、懐が寂しいので今回はパスしました。
 卓球ショップに行って何も買わないのは強烈な自制心を必要としますね。

 吹き荒れる強風の中、腹ごなしに新宿スポーツセンターまで散歩に行き、また国際卓球まで引き返して、ようやく練習開始となります。
 リンさんとの練習も久し振りです。1時間ほどひたすらフォア打ちバック打ちの練習をして、だいぶ満足できました。
 午後からの練習には主にアルバを使いました。用具の感想はこちらに書いておきます

 今までは何も気にせず練習していましたが、こうした状況になると卓球するだけでも様々な障害があり、こうして集まれたことは運が良かったとも思います。
 次に集まれるのはいつになるか分かりませんが、その頃には落ち着いていると思いたいですね。

 
 


  

 スワットと平行してアルバを使った。
 両方のバック面に同じマントラSを貼って、ラケットの違いも試してみた。
 ひたすらバック打ちの練習だったので、両者の違いが良く分かる。
 スワットを使った後にアルバを握ると板が厚く感じた。
 0.2mm厚いだけだが、エラが張ったブレード形状も影響しているかもしれない。
 実際打つと同じ7枚合板とは思えないほど打球感が異なる。
 アルバはしなりをあまり感じない。
 スワットと比べると弾道も直線よりだ。
 その代わりスピードはアルバの方がある。
 早い打点でも押されないので自信を持ってスイングできる。
 そして厚くミートすると「パキン」という大きな音がして気持ちが良い。
 こういうところは単板と似ている。
 
 フォアのDNAはQ5よりドライブを打ちやすい。
 シートが柔らかいのか一瞬の掴む感覚がある。
 なかなか良い組み合わせに思えた。

 練習の後半はアルバばかり使っていた。
 若干重いのが気になるが、それ以外は文句の無い組み合わせである。
  

 ライガンスピンがなぜだか気に入らず、お古のQ5をフォアに貼ってみた。
 結論から言うととにかく硬い。
 硬すぎである。
 しばらく保管している内に身が締まって硬くなってしまったようで、一緒に持っていったDNAproHが優しく感じるほどである。
 そういえばあの強烈な匂いもほとんど無くなったので、大事な成分が抜け出てしまったのかもしれない。
 実際打ってみても硬い。弾む粘着ラバーの様な打球感だ。
 許容範囲の広いスワットですらこんな有様なので、素材ラケットに貼ったら恐ろしいことになりそうだ。
 もちろん硬さ故に良いところもあって、ツッツキは浮かないしカウンタースマッシュはやりやすいしブロックも押される気配が無い。
 そのかわり私の技術レベルではドライブなど夢のまた夢で、ひたすら弾いてオーバーばかり。
 なるほどこれは上級者向けだと再認識した。
 
  バックのマントラSは何度も書いているので気が引けるが、抜群の安定感と程よい性能が私にはピッタリのラバーである。
 ドライブのつもりで打ってもあまり回転はかかっていない様だが、回転の影響を受け難いので自分のスイングを崩さず打てる。スピードは速すぎもせず遅すぎもせず、感覚の範囲内であろうか。
 もう少し回転が欲しいようなスピードが欲しいような気もするが、ゲームになれば丁度良い性能になる。
 
 スワットのフォアは再度検討。
 バックはマントラSで継続。
 以上。
  

 いつもの路地裏に立てられた立て札を囲んで男達がざわめいている
 ラケットを手にぶらりとやってきた六兵衛が顔見知りの男に声をかける
 六兵衛「おう、どうした。練習やらねえのか」
 男その1「なんだロクか。脅かすねい。いいからこれを読んでみろ」
 六兵衛「読めったっておめえらが邪魔で見えねえじゃねえかどけよこの野郎」
 人垣に無理矢理入り込み立て札を見上げる六兵衛
 六兵衛「えーなになに、近頃新型孤路哭病流行につき市中での卓球を禁ず、って何だこいつは」
 男その1「馬鹿だなロク、つまり卓球はするなってことよ」
 六兵衛「馬鹿にすんじゃねえ、はっ倒すぞ。しかし練習できねえのは困ったな」
 男その1「全くお上もなに考えているんだか。卓球だけ禁じたってしょうがねえだろう」
 六兵衛「出来ねえと思うと尚更やりてえな。こっそりやりゃあバレねえんじゃねえか」
 男その1「ロク、おめえも考え無しだな。それこそバレたら。ブルブル、考えたくもねえな」
 六兵衛「畜生、どうにもならねえのかよ。」

 諦めきれない六兵衛。
 そんな六兵衛に別の男が声をかける
  
 男その2「いつまでも愚痴ってばかりいてもしょうがねえだろう。どうだい、ここは一つ卓球以外のすぽおつをやってみるってのは」
 六兵衛「おうそれだそれ。何も卓球だけがすぽおつじゃねえしな。他にはどんなすぽおつがあるんだい」
 男その2「例えばよ、若い娘っこに人気のばどみんとん、なんてのはどうだい」
 六兵衛「みんとん?聞いた事ねえな」
 男その2「知らねえのか。こうラケットの中をくりぬいて蜘蛛の巣みてえな糸を貼ってよ、羽をつけたピンポン球を打ち合う、あれよ 」
 六兵衛「あれかあ。俺はてっきり蝉でも捕っているもんだとばっかり。いまいちぐっとこねえな」 
 男その2「そうかい、ばどみんとんはダメかい。それならごるふはどうだ。裏のご隠居が夢中らしい」
 六兵衛「ごるふ?ああごるふね。あのゴボウみたいなヒョロヒョロした棒切れを振り回す。近寄ったら頭をかち割られそうになったぜあのじじい。どうも畑を耕しているみたいでぴんとこねえんだよな」
 男その2「色々うるさいね。それならどんなすぽおつなら良いんだね」
 六兵衛「そうさなあ、やっぱり大勢でやるのは好きじゃねえから一人で出来る方がいいなあ」
 男その2「じょぎんぐや遠泳か」
 六兵衛「かといって黙々と走ったり泳いだりするのも性に合わねえ。1対1、男同士の対決、ぐっとくるね」
 男その2「柔術とか剣術か」
 六兵衛「おっとっと、痛いのはごめんだぜ。怪我でもしたらおまんまの食い上げだ、かかあに殺されちまう。江戸っ子は気が短えからよ、相手が近いと喧嘩になっちまう。10尺くらいは離れたほうがいいだろうな」
 男その2「近頃蝦夷で人気の野球か」
 六兵衛「野球ってあれか、石だか岩だか硬え物を投げつけて、もっと硬え鉄棒でやりかえすやつか。あんな物騒なのは勘弁してくれ」
 男その2「段々相手をするのが面倒くさくなってきたね。どうやらお前さんの望み通りのは無さそうだ」
 六兵衛「いや、ある。あるはずよ。何だっけなあ。喉まで出かかってるんだがなあ」
 男その2「気になるね」
 六兵衛「お互い10尺離れてよ」
 男その2「ほうほう」
 六兵衛「木の板に柔らかいゴムを貼ってよ」
 男その2「ふんふん」
 六兵衛「小せえ柔らかい球を打ち合うわけだ」
 男その2「ん?」
 六兵衛「相手が取れなかったらこちらの勝ち。こっちが取れなかったら相手の勝ち」
 男その2「何だいそりゃ、まさか卓球じゃないだろうね」
 六兵衛「卓球! 違う、卓球じゃねえ。腰ぐらいの高さのテーブルでよ、真ん中に網を張って両脇から打ち合うのよ。テーブル、そうだ!  思い出した」

 六兵衛「That's table tennis.」
 男その2「良い発音だなあ。違う、そりゃ卓球だ」

 六兵衛「違うかこん畜生、ほらポンポン打ち合う、そうだ! 思い出した」

 六兵衛「That's ping-pong.」
 男その2「顔まで異人っぽくする必要あるのかい。同じだよ。それも卓球」
 
 六兵衛「そうか同じかこの野郎、上手く行かねえな。待てよ、そんなこたあお上には分かるはずもねえ。こりゃ卓球じゃねえピンポンだって言えば良いんじゃねえか。こりゃ良いこと思いついた。こうしちゃいられねえ。ちょっとピンポンしてくらあ」
 男その2「もう行っちまった。しらねえぞ俺は」



 いつもの長屋通りの路地裏
 卓球台の前で六兵衛が叫んでいる
 六兵衛「おーい、おめえら、ピンポンやろうぜピンポン」
 いぶかしげに男が近づいてくる
 男その3「ピンポンたあ何だい」
 六兵衛「おう、卓球は禁止だけどよ、ピンポンなら誰も文句は言わねえだろ。まあやってることは卓球と同じなんだがよ」
 男その3「卓球か。ありゃもう誰もやらねえな。今人気なのは別のすぽおつさね」
    六兵衛「何でい」

    男その3「那是乒乓球」
    六兵衛「………そりゃ卓球だろ!」
 
  

 なぜだか急に粘着ラバーを使いたくなってきた私は、クローゼットの中の収納箱から数枚の使用済み粘着ラバーを手に取っていた。
 木星2ブルー2枚 メイスブルー キングプロブルー キョウヒョウ2 キョウヒョウ8ブルースポンジ 省狂NEO3 などなど。
 使う度に悟ったことを言ってテンションに戻るのだが、この罠には定期的にはまる。
 なぜだか急に、と書いたがきっかけがちゃんとあって、それがこちらの動画。
 

「卓球 lifeサポーターOKP 」

 

 粘着ラバーの打ち方を教える動画なのだが、見ているだけで打てそうな気がしてきて、これは試してみようと思ったのだ。 

 あれこれ悩んで選んだ組み合わせがVirtuoso offensive- 木星2ブルー メイスブルー。
 オールWRMで揃えた。
 この直後に「しろのたつみさん」がブログでPF4の記事をアップしていて、こっちにすれば良かったかなと後悔したが、それは次のお楽しみにしよう。

 問題なのは練習する場所がないこと。
 公民館、コミュニティセンターに続き、安パイだと思っていた公園内卓球場まで休館になり、本当に打つ場所が無い。
 最後の切り札、自宅の卓球台で練習することにした。

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 一回り以上小さいサイズなので、ここでの感想はあまり参考にならない。
 そうは言っても贅沢は言えないので、暇な娘を相手に30分くらい練習をした。

 バック面のメイスプロブルースポンジは、予想通り好感触で、スピード以外はマントラSと遜色ない。
 フォアの木星2ブルーは飛び出しが遅いのでしっかりと回転をかける事が出来る。
 弧線は自分で作る感じで、長短もだしやすい。
 
 良かったのは下回転サーブ。
 さすがに粘着ラバーだけあってよくキレる。
 レシーブもキレたツッツキが返ってくるので、返球に困るくらいだ。
 
 比較対象でマントラMも使ってみた。
 木星2ブルーと比べると直線的でスピードも速い。
 その代わり同じように打つとあまり回転がかかっていない。
 もっとも受けた娘の感想では、回転がかかっていないマントラMの方がレシーブしにくいらしい。

 
 久し振りに使う粘着ラバーは十分魅力的だったが、やはり対下回転打ちが苦手な私には向いていないのだろうか。







 新型コロナウィルスの影響で、予定していた練習や卓球教室がことごとく中止になり、卓球をしたくても思うように出来ない日々が続いている。
 幸い我が家には進学が決まって暇を持て余している息子がいるので、練習相手になってもらった。
 息子は中学生ソフトテニス、高校生バドミントンと、卓球は未経験者で、たまに家族のつきあいでお遊び程度に打ったことがある程度だ。
 
 息子の興味を引くために持っていったハンドソウが気に入ったようで、シェークの方が簡単だと言ってもどうせ遊びだからと、ハンドソウでの練習に取り組むことになった。
 ちなみにハンドソウは限定販売していたベイオネット。
 素材入りで良く弾むこのラケットに、ターゲットプロGT-M43とラザンターR37が貼ってある。

 先週今週と2週続けての練習になった。 
 曲がりなりにもフォア打ち、バック打ちができればこちらの練習にもなるかなと、それのみをひたすら繰り返す。
 フォア打ちはすぐに出来るようになったが、バック打ちは苦戦していた。
 私もハンドソウのバック打ちが苦手で、重量があるこのラケットを振ると手首が痛くなるし、シェークより手から遠い位置で打球することにどうしても慣れず、結局観賞用となっていた。
 息子が打つのを見ていると、ラケットの先端を体に向けてから主に手首を返して打っている。
 ヘッドも下から上へ回るので、オーバーがとても多い。
 体と平行位置からスイングをスタートするようにアドバイスしても、思うように体が動かないようだ。
 特に遅くてほわん、とした球が苦手なようで、オーバーの連発である。
 逆に速い球を打つと安定した返球がくる。
 相手のスピードや回転があるほうが打ちやすいのだろうか。

 そういえば息子がハンドソウに興味を示したのは「少年ラケット(掛丸翔)」 に登場するビリーというハンドソウ使いの影響で、「ハンドソウはシェークより3cm長いんやで」、とかミルクケーキを咥えていることとか、ハンドソウはカーブドライブに向いているとか、私より詳しく覚えているようだ。
 そういった経緯も有り、カーブドライブの練習をさせたところ、何球かに一回は出来るようになった。
 強いドライブ回転をかける感覚が楽しいようで、その気持ちは良く分かる。 
 しばらくカーブドライブの練習をした後、普通のフォア打ちをさせた。
 すると軽く振っているにも関わらず、きちんとドライブになっている。
 私よりもよっぽど上手いので、悔しくなってしまったことを告白しておく。
 カーブドライブの練習が良い影響を与えたのだろうか。


 未経験者と練習して気がついたこと
 ①素材ラケットに柔らかいラバーを貼ると軽打で良く弾むので、力の加減が難しい
 ②ハンドソウは重いのでヘッドが回りやすく、バック打ちも前進回転をかけやすい
 ③最初は台に近い位置で打ちがちなので、意識的に台から離れて打つ練習と交互にするとスイングが縮こまらない
 ④ ハンドソウはミドルの処理が難しそう
 ⑤軟らかいラバーは相手のスピードや回転が有った方が打ちやすそう 
 ⑥強く打とうとすると横殴りになる 
 ⑦フォア打ちバック打ちが出来る→フォアバックの切り替えが出来る には大きな差がある 

 細かくは言わないけど、色々な要素を検討した結果、頭の中では最高の組み合わせのはず。
 そこそこ弾んで、そこそこ回転がかかって、柔らかすぎず、硬すぎず、価格も安くて重量も適度。
 どこでも販売していて手に入れやすい。
 打ち方や技術を学ぶのに向いていて、上達してからも使い続けることが出来るポテンシャル。 
 よくもまあ使いもしない内からここまで書けるものだと自分でも呆れている。
 ラバーは両面とも厚相当で総重量177gと程よい。
 欠点は最初の頃グリップにテープを巻いていたのでちょっぴりネバネバすることくらいだ。
 
 今回は初心者相手にフォア打ちバック打ちをじっくり試した。
 バック面のマントラSはラケットこそ違えどずっと使っているラバーなので違和感なく使える。
 軽く打ってもスピードが出て、ドライブの時のはしっかり掴む感覚があるので安定感がある。
 相手の球に勢いが無くてもこちらから回転をかけて返球できるところが気に入っている。

 フォア面のライガンスピンはまだよく分からない。
 ドライブでは、簡単に回転がかかるラバーと言うよりしっかりかけきればかかるラバー。
 練習にはもってこいかも。
 弾き出しがそれほど強くないので安心して打てるが、Q5等と比べるとバウンド後の伸びが弱い。
 
 今回はツッツキもサーブもやっていないので、次回はそこも見ていきたい。
 
 私はあまりにも違和感があると練習中にラケットを替えてしまうのだが、今回はそれがなかったので気に入ったのだろう。
 途中で一瞬スウェーデンクラシック エアロックMを試したが、ライガンスピンよりも硬質に感じた。
 

 このラケットで練習して、しっかりフォームを身につけたいのだが、 今回の騒動で練習機会が減ってしまうのがつらい。
 また息子に頼むとしよう。 

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