卓球部に入部した娘が、新入部員用に作られたラケットとラバーセット販売のコピーを持ってきた。
 冊子形式の中の1ページをコピーした物なので、どこの販売店かは不明だが、運動部向けに作られた総合販売目録かと推測される。
 中学生の初心者向けと言えば、娘も最初に使っていたTSPのセクションとグランディのセットなど、最初から貼り合わせて販売している物があるので、そんなものだろうと思っていたが予想と違っていた。
 なぜかTSPとミズノのセット販売で、ラケットは3年間使えるように中級品を選んだと欄外に記してある。ラバーは消耗品だからか入門用を選んだとも書いてある。
 ラインナップは日ペン、中ペン、シェーク攻撃、シェーク攻守、シェーク守備型に分類されていて、余談ではあるが新入部員のうち結構な割合で日ペンを選択するそうである。理由はペンの方が使い易かったからだそうだ。
 ラバーは攻撃型にはGAMBITがメインで他にはミズノのユニゾン(このラバーは知らなかった)、表ソフトならスペクトル、攻守には粒高のカールかトリプルスピン。
 GAMBITは理解できる。新製品だしメーカーも売りたいだろう。
 トリプルスピンはなんとなく違和感がある。スピードとパワーは廃番になっているので古いイメージがあるのかもしれない。
 もっと違和感があるのはスペクトルで、スタンダードではあるが初心者向けでは無い。なぜスペクトル21にしなかったのだろうか。
 ちなみにほとんどのラバーは厚さが中になっていて、初心者向けラバーに対する標準的な考えだなと思う。
 気になったのはラバーよりもラケットで、コーチによるお勧めナンバーワンはVICTASブランドのファイヤーフォールACだそうだ。いきなりカーボンかと驚いてしまった。
 2番目と3番目は新製品のガイアⅡ。 5番目の粒高1枚にもガイアⅡを合わせている。4番目と6番目はスーパーディフェンシブ、7番目がゼファー、8番目と9番目はアルスノーバの中ペン、一番お勧めされていないのが日ペンのゼファーとスリーク1。
 これはコーチがシェークだからか、今の主流がシェークだからか、ペンの敷居の高さを知っている為かは不明。
  
 なんとなくスワットのような売れ筋で評判も良くて価格も安いラケットが紹介されているのかと思っていたが、現実はもっとすすんでいるようだ。
  新入部員達はもちろん何も分かっていないので、与えられたリストの中から選ぶらしい。
 日ペンはラバーも片面のみですむのでセット価格¥5900くらいと安く、子供がそれがいいといえば買ってしまうに違いない。
 コーチお勧めのファイアーフォールセットはさすがに¥13500と一番高く、これを買い与える親は少なそうだ。
 実は高校でバトミントン部に入った息子も同じようにバトミントンのセット販売申込書を持ってきていて、全く分からない私たちはお勧めされるがままに申し込んだのだが、あれも経験者が見たらブログのネタにするような違和感のあるセットだったのかもしれない。
 
 もちろん娘は小学生から続けているので改めて買う必要は無く、 スワットにファスタークS1とプラクソン400で満足しているようだ。特にスワットは握りやすく扱いやすくてスピードも出るので気に入っているようである。私も色々ラケットを触ってみたが、スワットのグリップが一番握りやすい。
 もし子供が卓球部に入ってラケットを買う必要があるのなら、人によってブレードとグリップの形状が合う合わないがあるので、本当に3年間使うからという理由で中級品を購入するのなら、実際ショップに出向いて手に取ることをお勧めしたい。