前回の練習で使用した時、火山岩+キョウヒョウ2は良かったのだがバック面のキョウヒョウ3-50が案の定イマイチだったので、バック面ラバーを替えて再挑戦。
 コンセプトは当てずに擦るドライブを覚える為のラケット。
 薄く擦るとほぼ無音で、厚く当てると音と振動がはっきりしているため、今自分がどのような球を打ったのかすぐに分かる。これがテンションラバーだと、よく分からないまま打っても一応ドライブ回転になったりするので、シュッとした球を打てるようにメリハリのあるラケットを用意したのだ。
 ヴェガプロを買ったのはずいぶん前だが、ほとんど使わず保護フィルムを貼って保管していたのでまだまだ元気である。以前カルテットLFCのフォア面で使用したときは良い印象があるのだが、あれからずいぶんと月日が流れている。おまけにバック面には向かなそうな雰囲気が漂っていて、多分駄目だろうと思われた。
 実際使ってみると、フォア面は狙い通りなのだがバック面が弾みすぎて駄目である。火山岩といえど特殊素材には違いなく、速い球をブロックしようとしてもカンカンいって飛んで行ってしまう。 
 硬いラバーの弾きの良さを期待したので文句を言うのは筋違いなのだが、回転の影響を受けやすいようで、その辺も含めて私には使いこなせそうに無い。
 一夜限りの復活であった。