淘宝内店舗 北京航天乒乓 鉄道乒乓にて購入。218元(3600円くらい)
 このほかにも 国狂8ブルースポンジ 许昕 特制-60号スポンジテンキョク 狂飈3-50の37度スポンジ版など興味を引かれるラバーを多数販売している。
 偽物にしては価格が高く、本物にしては安い。
 シリアルナンバー確認では紅双喜本物と判定。
 999や太陽プロ極薄ブルースポンジ、輝龍のように深い青色スポンジで、38度の為か軟らかい。
 シートはキョウヒョウ2と比べると微粘着くらいで、べとべとしているがピンポン球はあまりつかない。
 触った感じからして軽そうだったが、実際計量してもカット後重量45gと軽量。参考までにノーマルキョウヒョウ8が51g、ノーマルキョウヒョウ3の38度が45g。 
 軽く球突きをすると粘着特有の弾まない感じはするが、他のキョウヒョウと比べると軟らかく食い込んでいる感じがする。といっても狂飈3-50のフニャフニャ感とは全く別。

・・・感想・・・
使用ラケット Virtuoso offensive-
フォア面で使用

 軽打では予想通り弾まないが、粘着に頼らないグリップ力と軟らかめのスポンジから来る安定感がある。
 振れば振るほどスピードが増していくが、ノーマルキョウヒョウ8に感じた制御しにくさが全くない。
 軟らかくて扱いやすい粘着ラバーというとWRMのメイスプロブルースポンジが頭に浮かぶが、もっとテンションラバーに近い。勝手に弾まないスピン系テンションラバーという私にとって理想的なラバー。
 今までVirtuoso offensive-に貼ったキングプロ メイスプロ テナジー25FX ノーマルキョウヒョウ8 輝龍 などと比較すると一番ラケットとの相性が良い。
 スマッシュの時は板の反発力で飛ばし、手に響く適度な振動が中毒になる。
 サーブやツッツキは回転をかけやすく、多少無理な体勢で打っても棒球にはならず返球できるところは粘着っぽくない。
 弾く力が弱いのでフォアフリックは慣れるまで苦心する。表面で弾くのでは無く、しっかり板まで当てるようにして打てるとそこそこスピードが出るが、あくまで粘着ラバーらしい速度。
 
 私は粘着ラバーが好きだがスイングが粘着向けでは無く、一番お気に入りがテナジー25FXだということを念頭に入れて欲しいが、今まで数多くのそれこそピンからキリまで試した粘着ラバーの中で今回のキョウヒョウ8ブルースポンジが一番しっくりきた。
 何よりメインで使いたかったがラバーがなかなか決まらなかったVirtuoso offensive-に、最適なラバーが見つかったことが嬉しい。バック面は考慮の余地があるが、それさえ決まればアルバxテナジー25FXに続く殿堂入り決定である。
 ようやく満足のいく粘着ラバーに出会えた、そんな気分だ。
 キョウ8