狂飙301もゴールデンタンゴも初打ち。
 どちらも期待が大きい。
 バック面はとりあえず手持ちの空きラバー(という言葉は無いか)の中からバック面向きっぽいエボリューションFX-Sにしたが、 メインはあくまでフォア面のゴールデンタンゴである。

 ラケットに期待していたこと
 ①打球感は木材で、強く打つとカーボンの弾み
 ②軟らかい打球感
 ③威力よりも扱いやすさ重視だが、やっぱり威力も欲しいわがままラケット

 ラバーに期待していたこと
 ①粘着ラバーに期待する全てのことを満たした上で、テンションの弾み
 具体的には
 ②ツッツキ サーブの切れ味 ループドライブの感触(上手く表現できない)
 ③軽打でも浅くならず、普通に打てる 

 感想 
 大変良い

 本当は次の一言だけで良いと思うのだが・・・
 テンションラバーと同じように打てる粘着ラバー

 フォアの軽打から違和感なく打てる。
 今まで試した弾む粘着ラバーは、結局どれも粘着の打球感だったが、この組み合わせでのゴールデンタンゴは本当にテンションラバーの感覚で打てる。
 打っている内に粘着ラバーであることを忘れてしまうほどだ。
 浅く入ることも無く、当ててナックルになることも無く、粘着だから擦らなくてはとか回転をかけなくてはとか、余計な力をいれなくても普通に良い球が打てる。
 そして粘着の打ち方をすると、しっかり粘着らしい感触が有り、それっぽい球が出せる。
 硬いスポンジのはずが全く硬さを感じず、むしろ軟らかく感じる。
 この軟らかさはラケットから来るのかもしれない。

 ラケットも期待以上。
 性能表記のOFF++に恐れをなしていたが、弾きが強いラケットでは無いようで、むしろ軟らかく優しい打球感だった。
 そして強打時にはカーボンの音がして、スピードが上乗せされる感じ。
 インナーカーボンラケットはこうあって欲しいと願っていた通りの感覚である。

 おまけのバック面エボリューションFX-Sも扱いやすいラバーであった。
 弾くような打ち方には向いていないようだが、しっかり掴んで打つ打ち方にはぴったりで、回転をかけやすくスピードにも不満が無い。
 敢えて言えば貼り直しなので隙間が気になることくらい。
 
 私のような初級者には、性能云々よりも打球感が好みかどうか、その用具に思い入れがあるかどうかが大事なのだ。
 メインラケットとしてしばらく試して見たい。