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 卓球の初級中級などのカテゴリーが曖昧すぎて使う人によって大きく異なり、はて自分は一体何なのだと、自称中級者のあの人は本当に中級者なのかと不安に思っている人が多いと考え、ブログのコメントへの返信やTwitterでのやりとりを通じて考えた結果を書いておく。



Novice 初心者= これから卓球の技術を教わる人、教わっている途中の人

Apprentice 見習い= 一通り教わったけれどまだ身についてい人 
   技術を単独では出来ても、連動して出来ない人

General 一般競技者= 一通りの技術が身につき、試合をしても形にはなる人
      ほとんどの技術を連動して実行できる人
    試合に出ている人 

Expert 熟達者= それぞれの技術を非常に高いレベルで行える人
      かつ試合においてそれを実践的に使用できる人 
 
 

 
ざっと見て頂ければお分かりのように、試合に出ているか出ていないかが分水嶺となる。
 またExpertとGeneralを分けるのは相対的な強さになるので、Expertカテゴリーは必要が無いのかもしれないが、後述する理由によりあえて設ける。

 技術レベルをフォアドライブで言えば
 Novice フォアロングも打てない。ラリーも続かない
 Apprentice ワンコースなら擦ったり食い込ませたりしてドライブを打てるようになった
 General ランダム練習や試合中でも自在にドライブを打てる
 Expert すんごいスピードでギュインギュイン回転もかかりブロックなど吹っ飛ばすぞ

 また他のスポーツを例に取ろう。
 
 柔道
 Novice  受け身や礼儀作法を教わっている人
 Apprentice 打ち込みで背負い投げや体落としを教わり、乱取りをするまでに進んだ人
 General 試合に出るようになった人
 Expert 何だろう、ちょっと難しい。柔道の達人?有段者でもGeneralが大多数だろう

 サッカー
 Novice リフティング トラップ パス回しなどまだ上手く出来ない
 Apprentice  様々な技術ができるようになり、シュートやパス、トラップなどは上達
 General  ポジションの役割を覚え、フォーメーションなど理解した上で試合に出る
 Expert  とっても上手な人?高い技術力と戦術を理解する能力を有しそれを試合で発揮できる人



 なぜ初級者中級者では無く以上のような用語にしたかと言えば、用具のことを考えたからだ。
 中級者用ラバーと言われたら対象が不明で買いにくいが、 General一般競技者用ラバーと言われれば試合をするような人向けなんだなと分かる。Apprentice(見習いでは購買意欲がわかないので英語で)向けと言われれば様々な技術を習得中の人向けだなとか、Expert向けラケットは扱いにくそうだなとか、イメージしやすいのではないか。

 人員構成で言えばApprenticeとGeneralがほとんどのはずなので、メーカーはこの層を狙って用具を発売するべきだろうし、Expert向けは構成比から言えばアイテム数も在庫数も少なくて良いはずだ。
 良心的なメーカーはApprenticeとGeneral向けを明記して販売するだろうし、そうでもないメーカーは本来Expert向けの高性能高価格ラバーやラケットを下の層に買わせようとするかもしれない。

 逆に上達してもGeneralになる気が無い人は試合の勝ち負けより卓球そのものを楽しむため、試合では扱いきれないExpert向けラバーやラケットをあえて使用するであろう。
 こうした試合志向の薄い層に対してまた別のカテゴリーが必要になるかもしれない。
 ちなみに私はここに位置するので、なるべく格好良い呼び名にしたいと考えている。
 サンディプレーヤーとかは不可。
 Hobbyistが無難だが当たり前すぎてつまらない。

 Investigator 求道者 = 試合の勝ち負けだけに重きを置かず、各々の見いだした楽しみを追求する人々
 と名乗ろう。