相も変わらず思いついたら書かずにはいられない。
  
 トップ選手や上級者に近づくにつれてシェア率が上がるテナジーというラバー。
 価格が高くて売上げ順位そのものは下がったようだが、それでもテナジー対そのほかのラバーという感じで、その地位に揺らぎは無いように思える。
 なぜテナジー(05 64 80)が使われているのか理由を考えると

 ①高性能(スピード 回転能力 飛距離)
 ②高品質(品質のばらつきが少ない)
 ③安定供給(今もこれからも) 

 大雑把に言えばこんな感じかと思われる。
 不思議なのはテナジーが発売してからもたくさんのラバーが開発発売されて、本当にテナジー以上のラバーは無いのかと言うことだ。
 上記3つの条件を満たすラバーは各メーカーのフラッグシップラバーであればほとんど満たしているように感じる。何を基準にして考えるかによるが、各ラバーの持っている能力そのものにそれほど大きな優劣は存在せず、高品質 安定供給に関して言えば大手メーカーであれば問題ないはずだ。
 
 それでは何故テナジーを超えるラバーが現れないという言い方をされてしまうのか。
 どのラバーを試打しても、やっぱりテナジーだよねと言われてしまうのは何故なのだろうか。

 誤解を恐れずに言えば、「慣れ」なのではないかと思う。
 技術が上達するにつれて初級者向けラバーから最終的に評価の高いテナジーに移行し練習を続ける。もし劣っている性能があったとしても技術でカバーするコツを習得していく。
 ラバーに自分を合わせていく作業を重ねていくと、ラバーの性能と技術の一体感が進むので、もしそこで他の用具を試したとしても、同じ打ち方をしている限り慣れたテナジーより上手く打てるはずが無い。
 同じように練習を重ねていけばテナジーと同じかそれ以上のパフォーマンスを発揮できるかもしれないが、子供の頃ならともかく長じてからラバーと技術のすりあわせを行うのは時間の無駄であり、それならテナジーを使って今以上技術を磨いた方が良いと考えるのが普通であろう。
 指導者もテナジーを使っていたとしたら当然それを勧めるだろうし、年少の内からテナジーに親しむ選手が多いだろうからこれからもテナジーは使われていくだろうし評価も変わらないだろう。
 構造的に「テナジーを超えるラバー」は生まれない。
 いくらテナジーより弾んでテナジーより回転がかかってテナジーより色々な技術がやりやすいラバーが発売されたとしても、テナジーを超えたと表現されることは無い。

 テナジーから離れるとしたら、自分のプレースタイルが変わったときだ。
 例えば現役を引退して結婚して子供が生まれてようやく自分の時間が取れるようになって練習を再開した中高年プレーヤーなど。
 歳をとって若い頃のようなプレーが出来なくなった人向けのラバーにチャンスがあるのかもしれない。
 初心者向けラバー 中上級者向けラバー トップ選手向けラバーの次に来るのはアクティブシニア向けラバーだ。
 

 超狂飈
 写真は自称キョウヒョウ超えのラバー、「超狂飙」
 スーパーテナジーという名前のラバーが他社から出たら面白いが誰も買わないだろうなあ。