前記事がA面なら本記事はB面。
 明るく健全な話よりちょっとお寒い話の方が人気がある昨今だが、レコードを知らない子供達にとってはA面もB面もないか。
 とにかくそういう話。

 Red T Tokyoに行こうと決めたとき、ちょいワルオヤジの格好でバーの卓球台で打ち合ったら面白そうだと考え、ずっと当日まで服の選定をしていた。
 
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 手持ちの服をひっくり返したが、結局見つからず、地元のシマムラでそれっぽい服を購入。
 それでも何か足りない。
 ちょいワルオヤジといったら光り物なので、金のブレスレットを妻から借りる。
 金のネックレスも必要な気がして、昼過ぎにアメ横に向かう。
 丁度良いのが2000円で売っていて、早速購入し首にかける。
 とても良い感じだ。

 そしてナルコ氏と合流し、何だかんだで1時間も前に現地入りした我々は、オープンと同時に入店するか、少し時間がたった後素知らぬ顔で入店するか喧々諤々と議論を重ねたが、せっかくだから一番乗りしたいという私のゴリ押しで、オープン同時入店することになった。
 エレベーターから5mくらいほど離れたところで開店時間待ちの私とナルコ氏。
 2分くらい前にそれらしい集団がエレベーターに乗るのを見て焦ってエレベーターへと駆け寄る。
 エレベーターが2階で止まったのを確認してホッとする私。(目的地は5階なのだ)
 もう我慢できないとエレベーターに乗り込み、Red T Tokyoを目指す。
 どうやら一番乗りだ。
 ファンファーレが鳴り響き、スタッフ総出で作ったアーチの下をくぐり、クラッカーやらなんやらで大歓迎。客第1号に手渡される記念品を受け取ると、しっかりと教育を受けたオープニングスタッフが恭しくテーブル席まで案内してくれた。 
 などという妄想は即座に消え失せる。
 実際は開店前から身内で始まっていたらしく、すでにマッタリと熟成された店内の雰囲気。
 特に歓迎されている感じも無く、これぞアウェー。
 もしかして一般客お断りだったのか。

 早速居心地が悪くなり、これは長居せずさっさと帰ろうとアイコンタクト。
 とりあえず注文したナッツを口にする。
 暗くて自分が何を食べているのか良く分からない。
 そのうちやけに硬いナッツがあって、噛むとバリバリと大きな音が店内に鳴り響く。
 噛めば噛むほど味が出てくるのは良いが、どうにも硬くて飲み込めない。
 申し訳ないとは思うが口からそっと出してティッシュにくるむ。
 ナルコ氏に告白すると、もしかしたらそれはピスタチオというもので、バリバリ音を発していたのは本来食べない殻の部分ではないかという。
 ピスタチオなどというしゃれたものは食べたことが無かったのが敗因である。
 もっともナルコ氏も少量だが殻を囓ってしまったらしいが。

 バドワイザーを注文したが冷えていないと言われ、コロナビールを注文。
 コップが無いので不審に思ったが、これまたナルコ氏に確認すると、このての店は瓶のままぐいぐい飲むとのことだった。
 コロナビールの瓶の口に、レモンのような柑橘類が刺さっており、いったいこれは何だろうと思ったが、とりあえず絞って汁を瓶の中にそそいだ。
 飲むと結構美味しい。
 もう一本注文してまた絞る。絞った残りの皮と実をテーブルに置いたところで、横にいた女性の定員さんから一言。
 「瓶の中にいれないんですか?」
 どうやら丸ごと瓶の中に押し込むのが流儀らしい。
 シラナカッタヨ。

 途中参加のインデペ。氏が、琉球アスティーダの早川さんからドンペリをもらったのが羨ましく、なんで半分残して俺によこさないのだと真剣に詰め寄って呆れられる私。
 飲んでみたかった。

 後半は卓log会選抜メンバーの私たち3人と、女性店員の合計4人でいい加減なトーク。
 私は元AV男優で現AV制作会社の社長だと紹介される。
 それは違うメンバーだと何度も訴えるが、相手にしてもらえず。
 なぜだか魔法の鏡の車の話で盛り上がり、いったいこれのどこが卓球バーだと憤る私。
 最初はぶつくさ不平を言っていっていたインデペ。氏も、このころになるとすっかり調子が出てきて楽しんでいる。
 
 女性店員からビールをねだられたり、職業はサーファーかと聞かれたり、ホットパンツのゴムの部分に1000円札が大量に挟んであって驚いたり。
 カオスすぎて楽しすぎる。
 しばらくすると落ち着いて普通の店になってしまう可能性もあるので、早めに体験することをお勧めする。