かつては夢に溢れていたWRMのラバー達。
 新製品に心躍らされ、セールの度に欲しくなり、フリーマガジンを見てはため息をついていた日々。
 ボンバード極薄から始まる極薄ラバー、ターゲットアルティマ、ブレイクプロ、水星2ブルースポンジ、メイスプロブルースポンジ、ターゲットブルースポンジ、太陽、月、パラディン、キングプロ、テンキョク等々。

 いつからだろう。
 新製品を見て即店舗に走らなくなったのは。
 木星2ブルーやアポロ5、アレスが最後だったか。
 
 色々試してみて満足してしまったからか。
 それだけでは無いと思うのだ。
 
 結論から言うと、WRMの主力製品である中国製ラバーの商品サイクルに原因があると思う。
 タオバオなどをチェックしていると分かるが、本来WRMで販売したい銀河やソードは、実はそれほどラバーに力を入れていない。
 銀河は北斗を発売した後は既存のラバーの焼き直しのみで、水星、金星、太陽、月、地球、木星などお馴染みの奴らがずらっと並ぶ。
 何故か銀河の旗艦店では販売していない新発売の奇星というラバーがある。
 価格も99元と銀河にしては高価格なので、これから主力として売っていくのかもしれない。

 ソードはもっと停滞していて、メイス、パラディン、キング、ブレイク、アレス、ゼウスなどこれまたお馴染みの面々。

 銀河、ソードに共通しているのはラケットに力を入れている事。
 ラインナップも豊富で価格も強気だ。

 対して729はラバーの種類が豊富で新しい名前も多い。
 残念ながら詳しくは無いので違いが良く分からないが、楽しげな雰囲気がある。
 
 紅双喜はキョウヒョウ、テンキョクなどメジャーどころのみで、やはりラケットの方が充実している。

 729の商品を販売しないのは特徴を出しにくいからで、紅双喜は販売チャンネルが多いからこれも独自色を出しにくいからだと勝手に想像している。
 
 何だか中国のラバー事情みたいなことを書いてしまったが、素人の戯れ言だと思って適当に聞き流して欲しい。

 
 少々寄り道してしまったが、利幅も大きく他では扱いの少ない銀河やソードの商品を売りたいと思っても、そもそも新製品が発売されない。
 しかたなくスポンジを特注したり、厚さで変化をつけたり、已打底にしたりして目新しさを出すしかない。
 散々売ったキングプロのブルースポンジや、ブレイクプロのブルースポンジ、最近のパラディンのブルースポンジ、そしてそれらの硬度違いなど。
 
 元々WRMはセレクトショップなので、売りたい商品しか扱わない。
 品質の問題から中国でもマイナーなメーカーは扱い難いと思われる。

 新商品を売りたくても、毎年のように新商品が出るわけでは無い中国ラバー事情。
 新商品が出たとしても手当たり次第売るわけにはいかないセレクトショップとしての立ち位置。
 
 私がWRMのラバーに心引かれなくなっているのは上記のような事が原因なのでは無いかと思った次第だ。
 
 
 常に目新しいものを求める身勝手な客の言い分だが、またアッと驚くような新製品を期待してやまない。