詳しいことは上にリンクを張ったナルコさんの記事を読んでいただきたい。
  
 どうも私はきちんと順を追って書いたり、結末を考えてから書くのが苦手なのだ。
 筆の赴くままにあの日のことを振り返ってみよう。
 
 学生時代に激しく迷って以来、渋谷の街が苦手だ。
 ハチ公前に立っているにも関わらず、どこにハチ公がいるのか分からないくらい土地勘が無い。
 だいたい地名に道玄坂とか宮益坂とかやたら坂がつくだけあって坂道が多い。
 国際卓球渋谷店は、坂を上ったり下ったりクルクル回ったりしたあげく、坂道の陰に隠れ潜むように営業しているのをようやく発見した。
 ホビット庄に迷い込んだ気分だ。
 最終目的地の勤労福祉会館も相当手強く、グーグルマップが無かったら絶対に発見できなかっただろう。
 だいたい看板が小さすぎるのだ。見つかることを恐れているような、利用者が増えるのを拒んでいるような。
 IMG_20200219_174400484
















 いやそれは言い過ぎか。
 とにかく渋谷は人が多い。 
 待ち合わせているナルコさんを見つける事など本当に出来るのだろうかと心配になり始めた頃、ひょっこりナルコさんが現れた。
 群衆の中から無作為に選ばれた通行人の一人が私の目の前で「ナルコさん」というキャラクターに置き換わったくらいのひょっこり具合だった。
 注)「ひょっこりナルコ」さんでは無いのでそこは気をつけて欲しい。

 今回色々あって計5人での練習になった。
 初対面の方ばかりでえらく緊張する。
 自信のある分野だったらむしろ積極的になるのだが、卓球好きなのに技術も自信も経験も無い。
 ん?
 まさかこれがいわゆる「下手の横好き」だなんて事は・・・
 
 参加者
 
 
 
 

 
 始まってからよくよく見ると、私以外は全員ペン。
 ペン粒、ペン表、ペンドラ、ペンドラドラ
 自分のシェークが間違っている様な気がしてきて、中ペン持ちするべきか真剣に悩んでしまった。
 皆さん卓球が上手なだけでは無く、明るく爽やかで礼儀正しい。
 サーブの時ピンポン球を台の手前に当てて顔面強打をしたとき(しかも2回)も、力みすぎて空振りしたときも、嫌な顔もせず笑っていただき(可笑しかっただけか)、一人紛れ込んだ初級者としては居心地良く楽しめた。
 
 パートナーをとっかえひっかえダブルスを楽しんだのだが、私の入った組が勝つことはついに一度も無かった。
 インターハイ三位だろうが、高知県代表だろうが、全日本選手権出場選手だろうが、世界スリッパ卓球選手権チャンピオンだろうが、私と組むと負けるのだ。
 なんと恐るべきハンディキャップ。
 彼らはもっと私のために頑張るべきではなかっただろうか。
 この、50歳近い、足腰が弱った、心細いヘアースタイルをした、内気で人見知りな私のために。
 もちろんそんな図々しいことは口が裂けても言えないので黙っていたが。
 
 実力に差がありすぎて何も出来なかった。
 せっかく磨いた必殺技も、ピンポン胸トラップしか出来なかった。
 
 ピンポン胸トラップは何度成功しても得点にならないところが残念だ。
 次に練習できる機会があったら全ての技を披露して、何とか一勝でも上げたいものだ。
 こんな記事を書いていると出入禁止をくらいそうだが、そこは広い心で受け入れて欲しい。