卓球未経験者の息子に今までの経験を活かして卓球を教えるシリーズ、だったかな多分。
 相変わらず卓球場は封鎖されているので、ミニ卓球台でリビング卓球。
 4回目くらいになると思うが、フォア打ちバック打ちは安定して出来るようになったので、本日はフォアバックの切り替え、ツッツキ、下回転サーブ、下回転サーブからのツッツキ、さらにそこから対下回転打ちドライブと、未経験者とは思えない詰め込みすぎのスケジュールを組んだ。
 ちなみに息子はハンドソウ使い(仮)なので、教える側も色々試行錯誤しながら楽しんだ。

 自分も初心者なので、何故ミスをしたのか、その対処はどうすれば良いのか、手に取るように分かる。
 
 どの場面でも当てはまるが、練習中に力が入りすぎて手打ちになることが多い。
 そういう時は一度リセットするためにラケットに厚くゆったり当てて打たせる。
 きちんと垂直に当たると良い音が出るので、その音を目安にすれば良い。
 これを数回続けて、同じスイングのまま上方向のスイングスピードを上げさせるとドライブを打てる。
 バック打ちも同じ。

 最初ツッツキはシェイクと同じように打っていたが、そういえばハンドソウのグリップはペンに近かったなと思い、ペンのように縦の向きで打たせたら安定した。
 息子の場合フォアは短いツッツキ、バックは長くて直線的なツッツキになるので、場合によって使い分けが出来そうである。
 
 下回転サーブも教えたが、ソフトテニス部で3年間鍛えただけあって、1球目からきっちり下回転がかかっていた。
 フォームが固まっていないので安定しないが、最後の方にはそれなりに出来るようになっていた。
 失敗する時は①トスを上げてからラケットを引いている②トスの位置が体から遠い③打点が高い④回転をかけようとしすぎて叩きつけている などなど、相手の欠点は分かりやすい。

 何回か続けている内にツッツキも続くようになったので、オマケで対下回転打ちドライブを練習。
 下回転を意識しすぎて振り急ぐ気持ちは我が事のように分かる。
 ラケットを被さず、打点を落としてゆっくりでも良いので上方向に振り上げるように教える。
 恐らく次回辺りにはある程度出来そうだ。
 
 先に記したようにソフトテニスで回転をかける感覚を身につけているので覚えるのが早い。
 大学が始まったらやっている暇も無くなるかもしれないが、今の状態は残念ながらしばらく続きそうだ。
 せっかくなのでゆっくりじっくり教える方も楽しみながら焦らずやっていこうと思う。