定価25000円+税とやけに高いのに人気があるこのラケット。
 トップ選手が使用しているからなのか、一度廃盤になったのに復活したというドラマ性ゆえか。 
 トップ選手とは対極に位置する私には縁の無いラケットだと思っていたが、 どやらそうでも無かったらしい。気がつけば箱から取り出してラケットコートを塗り込んでいた。
 重さ90g。
 外観は特別格好いいとは思わない。

 お高い高性能ラケットに貼るラバー は気を遣う。
 ビスカリア=キョウヒョウのイメージを持っていたが、アウターラケットに硬い粘着ラバーはそれこそ上級者仕様だ。かといって中国製格安ラバーを貼っても釣り合わない(?)し、最新の高性能ラバーでは扱いきれない。
 色々悩んだあげくフォア=テナジー25FX バック=テナジー64FX というFXコンビにした。

 緊急事態宣言は解除されたが自由に卓球を出来る環境では無いので、またもや自宅卓球でのお試しとなった。

・・・感想・・・
 先入観のせいかもしれないが、とても握りやすいグリップ形状で、フォアもバックも打ちやすい。
 アウターカーボンのカブリオレとは違って、いかにも特殊素材という打球感では無い。
 それでいて強打をすると速くて鋭い球になるのが不思議だ。
 同じテナジー25FXを貼ったアルバと交互に使ってみたが、扱いやすさでは明らかにアルバが上。
 アルバの方が高くて浅い山なりの弧線になりやすく、安定して打てる。
 対してビスカリアは低くて直線的になるが、スピードが格段に速い。
 テナジー25FXはシートは硬くてスポンジは柔らかいので、強く打つほど安定していく、ような気がする。
 組み合わせとしてはフォアもバックも良い感じだが、フォアは検討の余地有り。
 せっかくなので色々な組み合わせを試してみたい。
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