実に2ヶ月ぶりの練習が今回の個人レッスンとなった。
 あまりにも間が空きすぎて、卓球道を踏み外して迷子になりかけていた。
 挨拶もそこそこにフォア打ちバック打ちで感覚を調べる。
 思いの外上手に打てた気がする。
 アルバのフォアに貼ったテナジー25FXはイメージ通りの球を打てるのが良い。
 問題なのはむしろ体力の低下。
 あっという間に右腕が張ってきて、ラケットが重く感じてきた。
 総重量を量り忘れたが、きっと190gくらいあるに違いない。
 
 前回教わったように高めの球はシュート回転気味に打っていたのだが、もっとしっかり回転をかけるためには薄く当てるようアドバイスをもらった。高い球も上部を捉えれば前進回転を加えられる。
 感覚としてはカーブドライブのような感じで、もともとの打ち方に近いのですぐできた。
 
 前後の動きについて教わった。
 後方で打った後浮いたチャンスボールが来たら、軽く左足を前に出し、スキップのように足を運んで、左足を台に寄せて決め球を打つ。
 速かったり低い球が来たら、最後の重心を右足に残して溜めてから打つ。
 後方に下がるときは右足から動かす。
 
 バックの前後の動きも教わった。
 後方でバックドライブを打った後、前方に動くときは、左足から動かした方が動きやすい。

 とにかくバタバタしているだけでとても上手く出来そうに無い。
 こういう動きこそ反復練習が大事だ。
 
 ツッツキも教わった。
 ツッツキをして右足を踏み込んだら反動で足を戻し、そのタイミングでラケットも戻す。
 そうすると時間の余裕が出来る。

 今回教わったことはどれも大事なことだが、反復練習無しには身につかない。
 そしてとても疲れる。
 とても、疲れるんだよ。
 
 そういえば最後の10分くらいバンダを試した。
 弾き出しはちょい強めで安定感がある、というどうとでもとれる感想しかないが、好感触だった。

 1時間の練習だったが横っ腹は痛くなるし息が上がるし、体力の低下が感じられて危機感を覚えた。
 そして極めつけは、自宅に帰ってからアルバの重量を量ったとき。
 190g有るに違いないと思っていたが、175gしかなかった。
 175gが重く感じるようでは・・・・
 好きな卓球を楽しむためには、もっと体力と筋力が必要だ。
 必要なんだよ。


 メモ:
 バックドライブをちょっと下がって打つ練習をした。
 今までこういう練習をしたことがなかったので、新しい発見があった。
 バックって遠くに飛ばすのが難しい。
 というかスピードと回転を載せながら飛距離を出すのが難しい。
 少し下がってバックドライブをガンガン打ちたいなら、弾みの良い素材ラケットを選択肢に入れて良いのかもしれない。