卓球関係者の間で自己紹介をする場合、自分の卓球レベルを伝えるシチュエーションがある。
 「えー卓球を始めて5年半です」
 「5年半もやっていれば相当な達人ですな」
 「いえいえ月に一度練習できれば御の字なので、まだまだ初級者です」

 とか

 「中高と部活でやっていまして、大学は部では無くサークルでやってました」
 「どうりで上手ですね」
 「たまに大会にも参加するんですけど勝ったり負けたりで、中の下って感じですかね」

 などなど。
 一般的な分類としては上級者 中級者 初級者 初心者だろうか。
 さて自分はどこに所属するだろうかと考えると、始めたばっかりでも無いから初級者だろうか。
 どこからが中級者か分からないが、中級者を名乗っている人と試合をすると全く相手にならないので多分初級者でいいはず。
 自分がどこの層に当てはまるか聞かれると、曖昧な人も多いのではないか。
 試合に出ていない人は特に難しいだろう。

 さて先日卓球仲間のつじまる師匠とネットでやりとりをしていたとき、卓log会の練習で試合に負けたつじまる師匠が「もともと勝負事が好きじゃないんですよね」と言っているのを聞いて、自分も同じだなあと思ったことがある。
 勝負事が好きじゃないのに、卓球が好き。
 私にとっては違和感ないが、理解しがたい人もいるかもしれない。
 試合に出て勝つために練習する人と、勝つという目標は無いが一生懸命練習する人。
 この差はどこからくるのだろうか。
 卓球をやっているからと言って一括りにすることが混乱の原因なのではないだろうか。
 技術レベルで分ける前に、卓球の取り組み方や動機で分けるべきなのだ。
 
 以下は一案である。

 分類1:競技卓球

試合に出て勝つのが目標
勝つために練習する


 分類2:スポーツ卓球

上手になるのが目標
技術の習得には興味がある
試合に出る場合もあるし、負ければ悔しいが基本的には勝負抜きで楽しむ

 分類3:フィットネス卓球

健康や体力の維持向上のために卓球をしている
卓球自体はもちろん好きだが技術の習得には熱心では無い

 分類4:エンジョイ卓球

卓球は好きだが集まっておしゃべりするだけでも楽しい
公民館の卓球台を借りてほとんど練習しないで井戸端会議を楽しむ

 他の運動に置きかえると分かりやすい。
 例えば走ることが好きと言っても色々あって
 ①マラソン大会に出て順位を競う人
 ②速く走ることに興味があって走法の勉強もするしタイムの短縮も狙うがレースには興味ない人
 ③健康や体力の維持向上のために走っている人
 ④走るのが好きでウェアを買ったりシューズを買ったりするが走らなくてもいい?

 競技卓球者とスポーツ卓球者はそもそも異なる分類なので、その中でレベルを分けるべきなのだ。
 細かいレベル分けについては別の記事にする必要がある。
 「私は競技卓球中級です。○○オープン優勝が目標です」
 「私はスポーツ卓球者で強いドライブを打つのを目標にしてます。対下回転打ちは苦手です」
 「フィットネス卓球やってます。健康のために卓球教室に通ってますわガハハハ」

 こうしてみると私は分類2のスポーツ卓球だ。
 上手になることには興味があるし熱心だが試合に出て人と競うのは好きでは無いからだ。
 

 以下の記事は今まで書いた卓球の分類についての過去記事である。