以前書いたこんな記事。


 この記事で競技卓球、スポーツ卓球、フィットネス卓球と新しい分類を提案した。 
 前提として大人になってから卓球を始めた人や、やっていたとしても本格的では無かった人が対象。
 部活やクラブチームは皆競技卓球で当たり前。
 張本選手や伊藤美誠選手と同じくらい若くて同じくらい練習時間があって同じくらいセンスがあったら考えるまでも無い。
 
 大人になってから始めた場合、練習の時間も少なくフィジカルもドンドン落ちていく。
 そうしたなかで大きく選択肢が3つある。
 一つは勝つ為にあれこれ工夫する道→競技卓球
 一つは勝つこと自体を目的にしない道→スポーツ卓球
 最後は体力維持として卓球を利用する道→フィットネス卓球

 
 

 それぞれの違いを比較しながら説明していこう。

 どの分類でも卓球である以上試合をする。
 練習の中にも試合形式の練習が組み込まれている。

 例えばレシーブの時、相手がバック側に寄ってフォア側が大きく空いている。
 当然フォア側に早く打てば得点になる。
 競技卓球なら迷うこと無くそうする。

 これがスポーツ卓球だとバック側にドライブを打つこともありうる。
 なぜならラリーが続いた方が楽しいから。
 ドライブなりスマッシュなりを全力で打つ。
 相手の好レシーブを期待して。
 難しいコースに返球されるかもしれないが、練習を活かして頑張って打つ。
 自分の身につけた技術を試すための場が試合。
 そんな感じ。 

 フィットネス卓球だと回転とかスピードが無い。厳しいサーブも無い。
 だから逆にラリーが続いて盛り上がる。
 どれが良いとか悪いとかではない。
 目的と楽しみ方が違うだけ。

 用具も違うだろう。
 フィットネス卓球で用具を意識する事は少ないが、回転やスピードの影響をあまり受けずに自分のフォームで打てる用具が向いている。それこそ高弾性ラバーなど。
 粒高やアンチはラリーが続かないので運動にならず、相手からも嫌がられる。

 スポーツ卓球は色々試せる。
 試合に出ないし必ずしもラリーが続く必要も無い。
 表だってアンチだってシェイクだってペンだって選びたい放題。
 ただし自分の実力に合っていない用具は使いこなせないし、しょっちゅう変えては練習も楽しくない。
 最終的にはほどほどの所に収まりそうである。
 
 競技卓球はどうだろう。
 フィジカルでは勝ち目の無い大人こそ、リアルな用具選びをする。
 40歳以上の競技卓球プレーヤーは、粒高や表、アンチの割合が大きい。 
 もちろんシェイク裏裏の王道プレーヤーもいるが、使いやすさよりイヤらしさが好まれる。

 ここまで書いてきたが、競技卓球者の参加する大会にも色々あって一概には言えないと反論されそうなことに気がついた。
 競技卓球が一番自分から遠いので難しい。