WRMメンバーシップに登録した。
 月々¥990払って様々な特典を受けられる。
 内容を見る限りでは¥490のシルバー会員でも良さそうだが、ラバープレゼントがあるというのでゴールド会員で試してみることにした。
 詳しい内容はWRMホームページを見ていただきたい。



 特典の中で一番期待していたのが試打動画。
 上記リンクから現在メンバー限定で公開されているリストを見ると、すでにAIBISS スーパーヴェンタス ディグニクス05  テナジー05  ファスタークG1の試打動画があがっている。
 自社で販売していない用具の試打動画なのだが、これが実に興味深い。 
 ひねくれた人なら、自社の用具を売るために他社の製品は批判的に取り扱うのではと疑いそうだが、お金を払って会員になった人は素直に見るだろうから、なるほどこれは有料会員向けしかできないコンテンツだ。
  
 ここ最近YouTubeで様々な人が試打動画を上げている。
 以前は卓球王国とWRMの2択だった。
 WRMは自社製品しか扱わないから実質卓球王国だけだったのが、今は選択肢が大幅に増えた。
 増えたのは有り難いが、あまり参考にならない。
 動画を上げるくらいだから上手な人ばかりというのもある。
 上手な人が目一杯打って用具の性能を引き出す。
 逆に言えばそれくらいやらないと差が無いとも言える。
 見ている方も参考にすると言うより、楽しい動画だから視聴しているのかもしれない。

 さてWRMの試打動画の話だ。
 WRMは粘着ラバーや極薄ラバー、粒高やアンチなど一芸に秀でた用具を売っている印象が強い。
 必然的に試打動画もその特徴を大げさに伝えて購買意欲を煽る構成になっている。
 その為極端な性能のラバーを良いラバーだと表現しているように錯覚してしまう。
 ・・・・・まあ、そういう時もあるかもしれないが
 フリーペーパーのTAKZINEやYouTubeの試打動画、ブログから今回の限定試打動画まで一貫した立ち位置があって
 1 用具の長所は短所の裏返し
 2 ある性能が突出して優れていると、欠けている性能の度合いも大きくなる
 3 このプラス項目とマイナス項目の振れ幅が少ない方が扱いやすい
 4 人によって求めている性能は違うので性能数値が高ければ良いわけではない
 5 全国大会に出るような上級者ではなく僕たち私たちが対象
 ここら辺は「TAKZINE 2016 38」の特集に詳しく書いてあるので物持ちの良い方はもう一度見て欲しい。 
 動画だと私の好きなこのシリーズ
 
 そういう視点からテナジー05を評価するので「引っ掛かりはそこそこなのに回転はとてもかかる それなのに回転影響がそれほど多くないから特別なラバー」という事になる
  
 今回のメンバー限定試打動画。
 ディグニクスやテナジーの動画も面白かったが、スーパーヴェンタスとアイビスの動画が参考になった。
 用具のマックス性能を試すというより、どういう性能を求めている人に向いているか、という視点で終始作られているからだ。
 動画を見ているとディグニクスはちょっと無理そうで、スーパーヴェンタスは思ったより扱いやすそうで、アイビスは今の私にぴったりだな、とか色々考えさせられる。
 特にチャパリータさんが打つアイビスは良さが感覚的に伝わってきて、もしかしたらチャパリータさんとは技術レベルが近いのかと共感してしまった(失礼か)
 自社で販売しているラバーとの比較もさりげなくだが公平に行っていて、ディグニクスとネクサスを比較するとネクサスがスピードが遅くてビックリしている姿も普通に見ることが出来る。


 「ぶっ飛ぶ」 とか 「すんごい弧線」 とか 「めっちゃかかる」 などのプロモーション動画から離れたWRM試打動画。
 今後配信予定のラバーたちを、WRMメンバーがどのように評価をするのか、非常に楽しみである。
 
 

 とはいうものの、一方ではWRM特注ラバーの試打動画がほとんど無くなってきている現実も有り、色々バランスを取りながらの経営はキツそうだなとは余計なお世話か。