初めて使ったDNA FUTURE M。
 結構衝撃的だった。
 ラバーそのものはヴェンタスベーシックのような硬くて重くて弾まないけど引っ掛かりはそこそこあるラバー。というかヴェンタスベーシックそっくり。
 なのでラバーそのものが衝撃的だった訳では無い。
 つける題名も迷ったんだけど

 1・衝撃体験! 今までの積み重ねが無になるラバー
 2・究極のオールラウンドラケット、できちゃいました
 3・ある意味実戦的な組み合わせってこれ?
 4・卓球はラリーが続くから楽しいのだ
 5・初心者に超オススメ! ラケットとラバーはこいつで決まり!

 どれが良い?

 弾まないラバーには弾みの控えめなラケットが合うだろうと、お気に入りのスウェーデンクラシックに両面DNA FUTURE Mを貼った。
 この組み合わせの怖いところは、適当に打っても入るところ。
 適当に打った方がむしろ入る、と言い直そうか?
 薄く捉えてドライブを打とうとか食い込ませようとか考えずに、とにかく前に振った方が良い。
 振りさえすればちゃんと台に収まる。
 基本的な体の使い方の練習に向いている。
 手首とか使っても意味ないし。
 バックはとくにそう。
 今まで練習を積み重ねて身につけた打ち方だとネットを越えない。
 バックドライブとか気張らずフラットに当てた方がよっぽどいい。
 高性能テンションラバーがキュインッッッ↑ ならDNA FUTUREはパフッッ↓って感じ。
 薄く捉えるとほとんどネットかネットイン。
 ツッツキは低くて安定していてとてもいい。
 ミスする気がしない。
 回転がかかっているかどうかはなんとも言えないが、普通にかかっている気がする。
 対下回転打ちドライブは、良いところとそうでも無いところがある。
 上方向への補正がほとんどないのでループで持ち上げようとするとしんどい。
 その代わり深く考えずに下から斜め上へ振れば失敗せずに返せる。
 強く打ちすぎると弾道が直線的なので低いままオーバーする。テナジーなら上手い具合に補正が効いて台に吸い込まれるところだが、このラバーだとそんな魔法のような効果は無い。
 ブロックはかなり楽ちん。
 スピードも回転もほとんど影響を受けないのでドライブ練習のお相手にピッタリ。
 
 
 以上がワンコース練習での感想。
 あまり良い印象を与えてないね。
 
 これがオール練習になると一変する。
 サーブは横ばかりだしたけど、強く打っても失敗しないので思いきってできる。
 強弱とかコントロールは思いのまま(他のラバーとの比較)
 そして何よりラリーが続く。
 なにしろ当てればいいのだ。
 当てて前に振りさえすれば台に収まるのである。
 練習相手である妻が強く回転をかけてくるタイプでは無いからというのもある。
 それにしてもラリーが続く。
 下手に強く打つと弧線を出しにくいので、ドライブを意識するよりとにかく当てる。
 フォアもバックも手を伸ばしてラケットを振るだけで良いのだ。
 とても楽しい。
 サーブ レシーブ はいミス の繰り返しとは違ってラリーが続くのでお互いギャーギャーいいながら球を追いかける。
 卓球の根源的な楽しさってこれだよなあしみじみ・・
 本当に楽しかったのだ。
 もちろん上手な人とやったらチャンスボールばかりプレゼントして瞬殺だろうが。
 
 そしてちょっと怖くなったのだ。
 なにしろ今までの練習は全く活かされない。
 フォアもバックもドライブに関する感覚や感覚を切り捨てなければならない。
 もしかしたらこのラバーで練習すればより上手なドライブを打てるようになるのかもしれないが、今のところそうは思えない。
 
 このラバーのパッケージにはっきりとビギナー用って書いてある。
 高弾性ラバーよりはテンションラバーに近いが、GTTのようなライトテンションとはやっぱり違う。
 卓球を始める人が最初に使うラバーとしてはオススメだが、高性能用具に疲れた人層が気分転換に使うのには向かない(そんな層あるのか?)
 
 たった一回使っただけでえらく語るなあ、私。
 でも語りたくなるラバー(とラケットの組み合わせ)だったのだ。
 卓球の楽しみ方は人それぞれだけど、卓球が持つ本来の楽しみを味わいたい層(そんな層あるのか?)には猛烈に押しておこう。
 で、私はどうかというと、オールの練習になったらこのラケットとラバーを使おうかな。
 上達もしないし強くもならなそうだね、私。