前回ピュアカーボンに貼って撃沈したGEWOのネオフレックス。
 7枚純木合板の紅双喜 博に貼って試した。
 フォアのeFT48はスポンジ硬度48度とは思えない柔らかい打球感で、ドライブ連打が安定する。
 硬いラバーだと力んですっ飛ばす場面でも、フニャッと包み込んで飛び出しを防いでくれる。
 その代わりサーブやツッツキがちょっと苦手みたい。
 スポンジ硬度からするともっと良さそうな物だが。
 パキッとした爽快感からはほど遠い。
 同じライトテンションならDNA FUTURE Mの方が良いな。

 対してバックに貼ったeFT40。
 こちらこそふにゃんふにゃんだが意外としっかりバックドライブが打てる。
 力が抜けている感覚はもちろんあるが、アグリットで慣れているので気にならない。
 プラクソン400より引っ掛かりもあるし、リズムテックよりさらに回転影響が無い。
 私のようにいざゲーム形式になると手首で弾いてしまうタイプには向いている。
 これぞ実戦向け初級者ラバー。
 ドライブも打てるしミートも得意。
 回転だってそれなりにかかる。
 ツッツキは、そういえばやっていない。
 まあ良い。
 今日の練習で妻と娘に歯が立たなかった私にとって唯一の収穫はこのラバーであった。
 ブルーストームz3、ラザンターV42、ヘキサーパワーグリップSFX、リズムテック、マントラS、そしてeFT40。
 気がつけば下へ下へと向かっている。
 このまま行ったらハモンドが待っているのではなかろうか。
 卓球を始めて最初に買ったラバー、ハモンド。
 人は年を重ねるにつれて子供に返っていくという、いや違う。
 どうせまた超高性能ラバーを使いたくなるに違いないという達観した諦観は良くないな。