卓球を始めて1年半、ドライブができずにイライラしていた。

  前進回転をドライブというのなら、たいていの打球はドライブ回転がかかっていると言えるのだろうが、そういうあれではなく、強烈な回転によって普通ならオーバーする速度と角度でも、急降下して台に収まる そんな球を打ってみたかったのだ。そのために良く回転がかかるラバーを買ってみたりしたが、もちろん効果は無かった。

 あるときテレビで福原愛選手が、試合前にラリーをしているやや正面からの映像が流れた。最初は軽打で打ち合っていたが、何球目かから強く前進回転をかけて打っている。気がついたのは軽打の時はラケットは台の上から振り始めているが、ドライブの時は台の下にラケットも手も隠れた状態から上に振っていること。

 つまりドライブは思っているよりもずいぶん下の位置からスイングしているのだ。
 その時頭の中で様々なことが結びついた。そういえばいつも見ているぐっちぃ氏の動画も、何冊も持っている卓球入門書も、膝を曲げて腕を下方向に伸ばした後、腕を振り上げている。
 決定的だったのは前にも述べた卓球書樋浦令子著 「卓球レッスン」に、台越しに正面から写した写真があり、右腕は肘から下全体が台から下に隠れた位置から始まっている

 何を当たり前のことをいっているのかと笑われたが、ドライブも台の上からスイングを始めて回転をかけるのだと思い込んでいたのだ。
 それ以降あれだけできなかったドライブが、離れた位置からなら多少出来るようになった。

 タイトル通り、誰にも参考にならない話である