私はいまだに擦る感覚がはっきりとはわからない。

 卓球の技術を身につけていくために、擦る感覚 回転をかける感覚というのは前提ではないかと思うが、理解は出来ても感覚として持っていない。

 感覚 というのは何であろうか。
 わかりやすい例で言えば、自転車をこぐためにはペダルを回してタイヤを回転させるが、そのことによって倒れずに前進する感覚

 サッカーで言えば、どんなに速い球でも足や体を使って勢いを殺す感覚
 ソフトボールのピッチャーが、速い球を投げるときに、指先でボールを切る感覚
 柔道で、相手の足が少し浮いた瞬間払うと倒せる感覚
 
 何度も繰り返し練習することで身につく感覚は、単純にその体の一部だけではなく、全身のバランスも含めて無意識にできるようになるもの。そして一度染みついた感覚は時間がたっても忘れずに体が覚えているもの。若ければ若いほど身につきやすいもの。

 40歳過ぎてからこの感覚を得るためには、相当苦労すると思われる。中学生の部活動のように毎日練習できればまだしも、普通の社会人にはその時間は無い。


 下回転をかけるにはどのようなフォームで、ボールのどの場所をラケットで捉えればよいか理解していても、そのラケットにボールが触れる瞬間の感覚がわからない。

 この感覚を持ったとき、卓球の技術は飛躍的に伸びるの思うのだが。