SWATに不満がある妻に適切なラケットを探す第三弾。
 家の中で試したスウェーデンクラシックxターゲットアルティマ50xラザントグリップをえらく気に入ったようなので、卓球場で練習する際にもう一度試させた。
 ところが今度は同じラケットなのにあまり良くないと言い出す。
 SWATの方がまだ良いらしいのだ。
 何が違うのだろうかと考えて見たが、家の卓球台は正式なサイズより1回り小さいことに気がつく。
 妻の打っているところを改めて横から見てみたところ、今まで気がつかなかったがラケットを縦にして下から擦るように当てて弾いている。長らくペン粒だったのでそのような打ち方になったのだろう。フォアもバックも相手の回転や威力を利用して弾くように打ち、強く打つときもドライブでは無くスマッシュになっている。ラバーの力よりラケットの影響が強い打ち方だ。
  広い台で打つとき、弾いて打つ妻の打ち方では弾まないラケットでは威力が出ない。
 SWATは使い易いといわれているがそれでも7枚合板で、ディフェンスラケット並みのスウェーデンクラシックと比べれば威力はある。
 上板が硬いタイプは駄目、重すぎるのも駄目、スワットのようなポコポコした打球感も駄目。
 スウェーデンクラシックの打球感で弾むラケットが良いと言うことか。
 もともと檜単板を好むことから檜単板シェークとしてしまいそうだが、両面に裏ソフトを貼ることを考えると板厚の問題で難しい。そもそも種類が少なく価格も高い。
 後思いつくのはダーカーの檜合板セリオ。
 安いものでは無いので失敗したくはないが、レビューも少なく本当に檜単板に似ているのか分からない。

 結局ラケットはそのままSWATで、ラバーをテナジーからエボリューションMX-Pに戻すことに。