卓球迷宮地下1階

~貼ったり はがしたり また貼ったり~

カテゴリ:用具探求 > 殿堂入り

 最新のテンションラバーで、ラリーが楽しくできて、重すぎず高すぎず硬すぎず、対下回転打ちドライブもやりにくくない、そういうラバーはいくらでもありそうだが、それでいてツッツキが浮かずに切りやすいラバーをずっと探していたら、実は以前買って手元にあったのを思い出した。
 そう、ミズノのQ5である。
 Qシリーズはツッツキが浮かない。
 久し振りにQ3を使ってもしやと思って本日の練習用にQ5を貼ってみた。
 ラケットは発売してすぐに生産停止になったアクアセラスCNF。
 檜メインのラケットで、私にはツッツキが難しかったためしばらく封印していた(忘れていた)
 フォアにQ5 バックにQ1を貼っていざ練習。
 バックのQ1はイメージよりノンビリした球が出るが、その分安定しているので良しとする。
 Q5のフォアドライブも気持ちよく打てる。
 問題のツッツキなのだが、予想通り大変やりやすく、相手の球がナックル気味でも回転を加えて低く返せるし、早くて深いツッツキも簡単にできる。
 私くらいのスイングスピードでも上回転のラリーがやりやすくて、ツッツキも浮かない、そんなラバーなんて無いだろうなあ、と諦めていたのだが、Q5はまさに求めていたラバーだったようだ。
 もうちょっと安いQQも試してみたいので、クローゼットから引っ張り出して比較してみようかと思う。
  久し振りの殿堂入りだ。
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 スワットxハモンドxUQから始まった迷宮の探索だが、下に降りる階段のすぐ側に居る予感がある。
 シークレットドアや落とし穴、ワープゾーンに暗闇の通路くらいは残っているかもしれないが、 今までの行程を考えれば何ほどのことがあろうか。
 たかだか地下1階から地下2階へ降りるだけなのだが、7年以上費やしてしまった。
 費やしたのは月日だけでは無い。
 衣装ケース2箱分にぎっしり詰まったラバー。
 うずたかく積まれたラケットの空箱。
 みるみる減っていた貯金通帳の残高。
 部屋に染みついたきついゴムの香り・・ 
 
 こうして払った代償の末に手に入れた、最高の用具セット(仮)
 これらの用具に辿り着いた経緯を、迷宮探索の一つの結論として書いておく
  
 ラケット
 ダーカー アクアセラスCNF 

 理由その1 打球感
 檜単板ラケット(ニッタク 双)を使用してから檜の打球感が気に入り、ダーカーのアルバに行き着く
 長いことアルバを愛用していたが、もう少し反発力のあるラケットが欲しくなりアルバ23を購入するも妻に奪われた経緯があった
 このアクアセラスは総檜合板なので、私が気に入るのも不思議では無い
 
 理由その2 軽さ
 筋力の衰えから重いラケットに嫌気がさし、しばらく使ったバルサラケットの軽さに感動
 バルサの打球感もそれほど気にならなかったが、できればバルサ以外で軽いラケットは無いかと探していた
 
 理由その3 スイートスポット 
 木材の打球感がとても好きなのだが、実力不足を補うためにスイートスポットが広い素材ラケットにも魅力を感じていた
 木材の打球感+素材ラケットのスイートスポットの広さ
 この難題に対する回答としてのCNF

 理由その4  
 握りやすいグリップ
 私の手は小さいので太いグリップは苦手なのだが、かといって細いのもダメだ
 一番はスワットのグリップだが、アクアセラスも握りやすい

 理由その5
 所有欲を満たすデザイン
 好きなメーカーといえばダーカー
 

 ラバー 
 フォア面 省狂3ブルースポンジ39度

 理由その1
 粘着かテンションか
 すっかり粘着になれてしまったが、数ある粘着から選ぶのが面倒になって・・
 テンションならテナジー、粘着ならキョウヒョウだろうと
 ブルースポンジはオレンジスポンジよりも軟らかく感じるので扱いやすい
 最終的には普通のキョウヒョウ3でもネオ3でも良いかな
 
 
 理由その2
 台上のやりやすさ
 軽く当てるだけだと全く飛ばないのでサーブやツッツキがやりやすい
 
 理由その3
 ドライブの感覚
 擦るようなドライブだと球持ちがあってコントロールしやすい


 バック面 V11>Extra 2.0

 理由その1
 軽さ
 硬度47度でカット後重量42gはV11しかない 多分
 全体として軽ければ軽いほど良いと考えている
 価格が高いが他に選択肢が無いのでは
 
 理由その2
 硬さ
 軟らかいラバーの方が扱いやすいが、硬いラバーに慣れていると逆に難しい
 42度くらいのラバーはミートしやすいが擦るような感覚だとコントロールしにくい
 硬いラバーは上級者向けだと思われているが、私のようにツッツキ重視の初級者は硬いラバーの方が安定する
 


 全体として
 最新の素材ラケットにキョウヒョウと47度のテンションラバー、サイドテープまで貼って重量175g。
 檜ラケットと粘着ラバーの相性は良くないとされる。
 確かに厚く当てたドライブの打球感はテンションと近く、回転をかける前に飛んでしまう。
 その代わりスピードはそこそこ出るのはラケットおかげ。
 擦るドライブならスピードコントロールは可能。
 目標であるサーブとツッツキのやりやすさも、粘着&硬いラバーの構成なので問題ない。
 そしてなにより振り抜いたときの打球感が最高。
 キョウヒョウを貼ってこれほど気持ちよく打てるラケットは今まで無かった。
 ハードウッドやカチカチの素材ラケット、または板薄のラケットが苦手なのに粘着ラバーを使いたいというワガママな要求に応えた組み合わせとなった。
 欠点は、価格。
 V11は継続するには高いが、手に入れやすいラバーでもあるので、セールやポイントを有効に使って購入していこう。

 
 色々購入した用具の備忘録もかねて始めたこのブログ、本命が決まりつつある今となっては新しい用具や変わった用具に対する興味も薄れてきていて、用具に対する記事も減ってきている。
 実は書いていないだけで購入はしているのだが、以前買って良かったラバーの再購入が多いので、それほど書くことも無くなっているのだ。
 などといいながら双11セールで購入した国狂が本日届いたのだが、これも所詮は高価なキョウヒョウにすぎない。
 今後も気になるラバーは買うだろうし、大きな節目となる新製品が出たら当然興味を惹かれて調べたりするであろう。
 それでもかつてのように体の奥底から沸き出でるような用具に対する欲求と、未知の用具に触れる新鮮な喜びが、私の元に再び宿る日が来るかは疑問である。
 斯くも長い探求の果てに見つけたものが、果たして望んでいた結末だったのか否か。
 そもそも結末を望んでいたのかどうか、それすら怪しくなってくるのであった。
 
 
 

 
 
 
 
  
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 フォアの25FXは良いとして、前回試したバックのマントラSは今ひとつであった。
 その前に貼っていたブルーストームz3も良かったがツッツキの感覚が気に入らず、替わりになるラバーを考えていた。
 ツッツキが浮かないという情報からリズムテック。
 バックドライブのやりやすさからヴェンタススピード。
 そういえばあいつはどうだっただろうのキョウヒョウ3-50。
 こうなりゃやけくそのテナジー05。
 またこれかのプラクソン450。
 赤を買えば良かったラクザXソフト。
 などなど手持ちのラバーをひっくり返しながら検討した結果、4年前に購入したターゲットプロGT M43を引っ張り出してきた。
 3年くらい前にカブリオレに貼って良く分からないまま剥がしてしまい、クローゼットに保管してあった。TSPの粘着シートで保護してあったのでシートもキレイ。縮んだり反ったりすることもなく、質の高さがうかがえる。
 それにしてもラケットとラバーの総額いくらなんだという最高値更新のセレブ御用達ラケットになってしまった。傍から見たらちょっとどうかと思う。
 実際はお買い得価格のラケットとAmazonで激安販売の25FXと福袋に入っていたM43なのでそれほどでもないのだが。

 早速妻との練習で使ってみた。
 以下ターゲットプロGTM43の感想。
 
 想像していたような軟らかめの打球感では無く、45度くらいに感じる。
 M43は名前からしてスポンジ硬度43度前後のラバーだと思うが、今回使用のはカット後重量46gもある。 
 どうやら重めの個体だったらしい。
 若干硬いので気を遣う。
 しっかり振ればちゃんと台に入るので、回転をかけて弧線を作ることを意識すれば問題ない。
 対下回転バックドライブは、引っ掛かりが良いので軽く振れば簡単に持ち上がる。 
 気になっていたツッツキだがとてもやりやすい。
 強く切れば切った分だけ回転がかかり、低くて直線的な弾道になる。
 今まで使った中では一番好印象。
 フォアのテナジー25FXもツッツキがやりやすいので、フォアバック共にイメージ通りのツッツキができるようになった。

 ラケットもラバーも高性能ラバーなので、まるで最新式の電動アシスト自転車のごとく助けてくれる。
 このラケットを手にした私がばったばったと老獪なシニア達をなぎ倒す、
 そんな楽しい未来が待っているに違いない。


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 ビスカリアとかテナジーとか口にするのも恐れ多いのだが、せっかく買ったのに使わなきゃモッタイナイ。
 5枚合板のVirtuoso offensive-とライガンスピンからの飛躍が大きいが、なるほどこれでは上達しないだろうと我ながら納得。わざと上手にならないようにしている疑惑もあるとかないとかもちろん無いのだ。
 個人レッスンと息子とのお遊び卓球の計2回のみの使用だが、今のところ気に入っている。

 ビスカリアxテナジー25FXの良いところ
 ツッツキ・・・・・・・低くて直線的で切りやすい
 対下回転打ちドライブ・・・ループドライブがやりやすい。持ち上げやすい。
 
 この2つだけでも十分だ。
 そして弾くとスピードが出る。
 ライガンスピンに慣れた身からするととてつもなく速い。
 アルバに貼ったテナジー25FXは遅くて驚いたが、ビスカリアに貼ったテナジー25FXは速くて驚く。

 上手な人とゲーム練習でもしなければ楽しく遊べそうである
 
 打球感も好みだし、これでしばらく練習しよう、っと。
 
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 殿堂入り。
 つまりラケットとラバーの組み合わせに満足して、そのまま変えたくないことかな。
 今のところそんな感じなのは
 
 ①UltimateOffensive2 Q5   マントラS

 ②ピュアカーボン  テナジー05  ロゼナ

 ③火山岩7  キョウヒョウ2  ラザンターV42

 ④紅双喜301  リズムP   ラザンターV42

 ⑤王道04  テナジー25  アグリット

 ⑥アルバ Q3  ヴェガアジアDF
 
 ここに加わりそうなのが

 ⑦アルバ  ロゼナ  ロゼナ

 ⑧スワット GTT45  GTT45

 うーん、こうしてみても、ちょっとマイナーというかマニアックというか、試しにくいというか、勧めにくいというか。
 段々現実的になってくると⑦、⑧辺りに落ち着きそうだなと、そんな感じがしたりしなかったり。
 
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 OSPのラケット、UltimateOffensive2は一般的とは言えないラケットなので情報としては価値が無いかもしれないが、もちろんそんなことは気にしない。
 殿堂入りは久し振りで、アルバにQ3以来だっけ?
 殿堂入りとか仰々しいけど、単純に長い間使って慣れただけって可能性の方が高い。
 
 最初は弾みすぎて敬遠していたUltimateOffensive2も、汗を吸って大人しくなってきたのか言うことを聞くようになってきた。
 
 ミズノのQシリーズはQ3から使い続けて馴染みがある。 
 実際の所、Q3 4 5をこっそり入れ替えても分からないと思われるが、なんだかもうあの匂いの虜だ。
 
 しばらく使い続けて急に殿堂入りとなったのは前振りがあって、アルバにヴェガヨーロッパを貼って使ったら神経伝達がおかしくなるような違和感に襲われ、急遽このラケットに変えたところ気持ちがすっと落ち着いたので、もうあなた無しでは生きられないと思い詰めてしまった結果がこれである。
 Q5は厚く当てるとそれほど弾まないので、実は意外とコントロール性能が高い。
 薄く当てたときのグリップ力も高いので、安心して擦れる。
 この薄く擦れるのが私にとって大事なようで、ループドライブがイメージ通りに打てないとどんなに良いラバーでもダメなのだ。
 
 そしてバック面のマントラS。
 ミートも良し、ドライブも良し、ツッツキも良し、プライスも良しの超優良ラバーで、この先バック面はマントラSを買い続けていれば間違いない。

 ラケットを他のラケットに替えても良さそうだ。
 どうもグリップがFLだと力が入りすぎてしまうので、コニックの方が良いかも。
 
 殿堂入りとか言いつつ、まだまだ改良の余地があるのが良いなあ
 
 
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 J.O.ワルドナーOFFを購入したのはいつ頃だったか。

 ボーナスの時に卓球屋のセールを利用して買ったのは良いが、最初に貼ったラザントパワーグリップも、次に貼ったマークVHPSsoftも今ひとつで、そのまま封印されていた。

 煽りを食ってバック面のリズムテックもほとんど使用されないまま放置されていた。

 たまに引っ張り出して使ってみると、ポコポコとした打球感ばかり気になって、やっぱり駄目かと諦めていた。

 

 最近になってフォア レガリスブルー バック リズムテックで軽く打ってみたところ、リズムテックが良い感じで、フォアさえ変えれば使えそうな気がしてきた。

 というかリズムテックがかなり良く、積極的に使う方向へと気持ちが変化していた。

 

 現在フォアもバックも前進回転をかけて安定して返球することをテーマとした練習をしている。

 親愛なるワイハ隊長に、回転のかけやすさとツッツキのやりやすさを基準に最適なラバーは何かと質問したところ、Q4とリズムテックという回答を頂いた。

 ちょうどリズムテックは貼ってある。

 フォア面をQ4にすれば完成である。

 というわけで、Q4を貼って3回ほど練習に使用したのであった。

 ここまでが前段。

 長い。

 

 使ってみるとフォアとバックは似たような特性を持っており、とにかくツッツキが安定する。

 意図しているより浮いてしまうことは滅多に無く、直線的で鋭いツッツキを打てる。

 しっかり引っかけている感触があるので、いかにも切っている感じで楽しい。

 多少いい加減に打ってもしっかり台に収まる。

 

 フォアでもバックでもドライブを安定して打ちやすい。

 表面に張り付くような感触が有り、キュッと掴んで弾き出すことが出来る。

 回転の幅を自分でコントロールできるかのようだ。

 リズムテックは特に優秀で、へたくそな私のバックドライブもしっかり回転がかかる。

 下回転も引っ掛かりを利用して持ち上げやすく、バックドライブが上手になった気さえする。

 Q4も同様で、下回転打ちのカーブドライブもどきも簡単にできる。

 

 

 ブロックも安定していて、勢いを殺して返球できる。

 緩急を付けやすいのはラケットの性質かもしれない。

 オール形式の時とにかく返球が安定するのでラリーが続く。

 決定力という点では今の私の技量では難しいが、ラリーが続くのも楽しいのでこれで良い。

 

 ラケットは個人の好みがあるのでなんとも言えないが、ツッツキだけとってみてもお勧めのラバーの組み合わせである。

 

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 午前中2時間 午後2時間練習。体力が落ちているので最後は集中力が無くなるが、練習したい欲望の塊のような物は昇華して軽い気持ちになった。

 今回はそれぞれに分けて記す。

 ①アルバ

 軽く打っただけでは弾まない。ラバーのせいかもしれないがスピードが遅く感じる。不思議に思っていたがあることを思い出す。それはこのラケットの宣伝文句である「弱いインパクトでは弱く反発し、強いインパクトでは強く反発する 性能の対称性」という言葉だ。つまり私くらいのスイングではアルバから見たら弱いインパクトなので弱く反発していたのである。いつも感じていた、性能の上限を見ていないのではないか、もっと高性能なのに使い切れていないのでは無いのか、そういった疑問がなんとなく解決してすっきり。確かにブロックは短く止めたり長短のコントロールがしやすく、ドライブも擦ると言うより球の縁に沿って被せるようにして打つと回転がかかる。多少強い球でも押されることも無く余裕を持って返せる。打球感は芯が無い感じであまり好きでは無いが、性能的には申し分ない。

 ②テナジー25FX

 とにかく扱いやすい。硬すぎず軟らかすぎず程よい打球感、しっかりもってくれる安心感、下回転の持ち上げやすさ。他のラバーは使えなくなるが、価格が高いのが難点。

 ③ ヴェガアジアDF

  反発力が弱いのか飛ばない。バック面で使用しているが、ラリーをしているとき弾くだけでは飛んでいかず、しっかり振らないと相手コートに届かない。
 しっかり掴んで打つ感覚が強いので、バックドライブなどやりやすい。回転もかけやすく扱いやすい。ミート主体には向かないが、ブロックで相手の勢いを殺したり、コントロールに優れている様な気がする。

 あくまで個人の感想です。 
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 ダーカーのラケットが欲しくて購入したアルバ。
 前陣向けで高性能、軟らかめのスポンジで扱いやすいテナジー25FX。
 どちらの性能か分からないが、説明通り軽く打ったときにはそれほど弾まない。
 バックに貼ったヴェガアジアDFも回転の影響を受けすぎないためか、ブロックが今までの中でやりやすく、勢いを殺して返球できる。
 軽打のラリーはスピードが出すぎずコントロールしやすい。
 下回転サーブは一瞬グリップする感じが強く、回転をかけやすい。これも今までで一番回転がかかる。
 アルバは芯がある打球感でも、表面で弾く打球感でもなく、かといってスカスカでもない。カンッ でも コンッ でもなく テンッ という感じ。ラバーが軟らかい影響かも。
 フォア面は下回転を持ち上げやすく、 擦り上げてのループドライブもスピードドライブも今までで一番ネットしにくい。というより強く打っても不思議なくらい持ち上がる。
 
 最初にバック面に貼っていたターゲットアルティマ47.5は、スポンジが硬いせいかツッツキやサーブがやりやすく回転もかけやすい。軽く合わせるだけでよく弾むので、バック面がミート中心のプレイスタイルならお勧めであるが廃番ではどうにもならぬ。
 スポンジが硬いせいか、フォア面の打球感もほどよく硬くなりテナジー25FXとの組み合わせはいい。欠点は万全の態勢で無いとコントロール性能が著しく低下するのと、50g超えの重量。

 次にバック面に貼ったのはヴェガアアジアDF。
 こちらは打って変わって軟らかくて軽い。フォア面の打球感まで軽くなり、あまりよろしくない。
 リズムテックもそうだが、癖がないので説明しにくい。アルバにはもう少し硬めのラバーでも良いかも。
 ヴェガアジアDFとターゲットアルティマ47.5のどちらがバック面に良いかというと、好き嫌いならターゲットであるが、実用性ならヴェガの方であろうか。
 ヴェガアジアDFならもう少し硬い方が良い。
 ターゲットが47.5度 ヴェガアジアが42度なので45度?
 最初から最近お気に入りのラザントグリップにすれば良かったのか? 

 番外編
 ①今回2度目の使用でテナジー25FXの端が欠けて剥がれた。ぶつけた記憶も無いのにショックである。高かったのに・・・・・。

 ②妻のお気に入り、エボリューションMX-Pとスワットを借りて打ってみた。
 単板に貼っていたときにはよく分からなかったが、スワットに貼ったエボリューションMX-Pはとても良い。硬いラバーのはずだが球を持つ感覚に優れ、 振りながら打つ方向や強弱をコントロールできる。安心感のあるラバー で通じるだろうか?ラザントグリップの弾みをさらに落としたような感じ。最後まで振り切れるので力を載せた球を打てる。
 スワットのポコポコした打球感が無くなりラケットとラバーがしっかりマッチしている。
 手持ちのスワットにエボリューションMX-Pを貼ろうか。そんな誘惑に囚われた。
 
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 前回の練習時、バック面のラザントがスピードが速いというか球離れが思っているより速いというか、ちょっとバックで使うにはイメージと違ったので手持ちの中で良さそうなのを探す事にした。
 弾みすぎず、かといって弾まないのも困るのである程度の弾みがあって、硬すぎずそれでいてしっかり回転をかけることができる。
 ラケットが弾まないので選択肢は広い。
 バックは弾いたり水平に打って回転をかけたり、フォアよりやりやすいので、粘着ラバーも候補に入れる。久し振りに迅雷やLightningDSを手に取ったが、こいつらでは弾まなすぎかな。
 あれこれ考えてナルカスに貼って全く使っていなかったメイスプロブルースポンジに決めた。

 蛇足だが、スポンジによって接着膜を剥がしやすい物と剥がしにくい物があるのだが、このスポンジは剥がしにくい部類で、擦りすぎて親指が火膨れしてしまった。ラバーの切れ端を使っても上手く剥がせない。

 まずフォア面のターゲットアルティマ50から。
 ボールに対して垂直にミートするとパキンといういい音がして、もっとこの音を出したい欲求に駆られる。このラケットに使用した中では一番いい音である。
 いつもは弾いてしまう強めのドライブも、あまり回転の影響を受けないためか、特別意識せずとも返球できる。ドライブで伸びてくる球を上からひっぱたいて簡単に返せるので、自分が上手になった錯覚さえ覚える。このラバーはスピン系テンションらしいが、スピード系とどこが違うのか自分にはよく解らなかった。

 さて、貼り替えたバック面のメイスである。
 ラザントの感覚が残っていたのか、最初はネットを越すことが出ず、少し焦ってしまった。
 テンション系は当てれば弾むので力を入れずとも飛んでいくが、粘着テンションではそうはいかない。
 そういえば球突きをすると、全く弾まなかった粘着ラバーの999と同じレベルの弾みで、尚かつTSP粘着保護シートのおかげで粘着力が強まっており、ピンポン球が5秒くらい張り付いて落ちてこない。

 それでも感覚を掴むと普通に弾んで返せるようになるのが不思議だ。ちょっと軟らかすぎる気がしたが軟らかめで選んだのでこんなものであろう。
 肝心の使用感だが、ショートしかしていないので断言できないが、ほぼイメージ通りと言ってよいのではなかろうか。弾いたり擦ったり食い込ませてコントロールしたり、いい感じである。

 こっちはターゲットのような音はしないので、やはりあの音はラバーのだしている音なのか。

 スウェーデンクラシックとターゲットアルティマ 病みつきになりそうな組み合わせである。


  
  
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