卓球迷宮地下1階

~貼ったり はがしたり また貼ったり~

カテゴリ:卓球日誌 > NetIn&EdgeBallClub練習報告

 相変わらずコロナが猛威を振るっているが、この機会を逃すといつできるか分からないので無理矢理時間を作ってもらった。
 きつい仕事の後にお付き合いいただいたつじまる師匠には感謝しかない。 
 いつも遊んでくれてありがとう。

 練習会そのものについては前回書いたので、今回は試打した用具について書いておく。
 封印されたまま出番の無かったラバー達がほとんどで、せめて一回は使おうという後ろ向きな試打だ。
 
①クリッパーウッド x Q1 x マントラS
 これがメインラケットなので、準備運動代わりに使う。
 弾みが控えめというか実力がそのまま出るというか、こちらが全力でドライブを打っても鼻歌交じりで返球される。安定性が抜群で打球感も良い。スポーツ卓球には物足りないが実用的である。
 特に目新しくないのですぐにチェンジ

②カブリオレ・F x V>01 x GeoSpin1.5mm
 弾みの強いカーボンラケットにスピードが出て直線的と評判のV>01を組み合わせるとどうなるか。 
 多分ダメだろうという予想通りの結果。
 打つ前に飛んで行ってしまうので力を伝えきれず、ほぼナックルの軽くて遅い球がでる。
 おもちゃのような打球感と手応えの無さに絶望的になる。
 高い打球点でから振り下ろすように当てると簡単にスマッシュが打てる。
 相手の球威に押されないのでブロックは楽だがすっ飛んでいく。
 GeoSpinは板で打っている感じ。
 ツッツキとか試していないのでなんとも言えないが、多分もう出番は無い。

③メイスアドバンス x QQ X オメガIVプロ
 弾み控えめなラケットに割と高性能なラバー。
 しっかり振って回転をかけないとコントロールがきかない。
 これは私の手に余ると改めて認識したのでラバーは貼り替えよう。
 
④ビスカリア x 国狂 x 太陽プロ已打底
 国狂はビックリするくらい弾まない。
 アウターラケットにキョウヒョウは難しすぎる。
 面を開いて当てるように打つとそこそこの球になるが、これを続けるのは無理。
 期待していなかったバックの太陽は好感触。
 太陽の中でも軟らかいスポンジなので扱いやすい。
 ドライブも打てるしスピードもそこそこある。
 それになによりブロックをしやすい。
 これはありかも。

⑤スウェーデンクラシック x 両面DNAFUTURE
 この組み合わせならカットが出来る気がして持ってきたが勘違いだった。
 もふもふした打球感になってどう頑張ってもスピードがでない。
 その代わり安定性はかなりのもので、卓球を始めて最初のラケットはこれがいいかも。
 とにかくラリーが続く。

⑥アクアセラスCNF x 金星ブルー(プレ製品版) x 省狂ブルースポンジ
 どちらも良かったが、特に金星ブルースポンジが良かった。
 バチンバチンと大きな音がしてスピードも回転も出る。
 使っていて楽しいラバーだが、重量52gと重いのがネック。
 でもアクアセラスにフォア 金星ブルー バック マントラS とかなら楽しそう。
 今度はこの組み合わせを試してみよう

⑦アルバ(グリップ改造) x テナジー05 x V>15 Limber
 グリップが太いという弱点を紙やすりで解決したアルバ改。
 おかげで握りやすくなった。 
 威力と使いやすさのバランスは、この組み合わせが最高。
 これで頑張るのがいいんだろうなあ。


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 NetIn&EdgeBallClub練習会の前日になっても、持っていくラケットが決まらない「私」は大いに焦っていた。
 用具に厳しい「つじまるさん」との練習に緊張するあまり、のり助さん業務用を持つ右手が激しく痙攣した「私」は、愛用のアルバのグリップに青白い液体をまき散らし、それでまた動揺する悪循環を数回繰り返した。
 悪戦苦闘の末7本のラケットを完成させた「私」は、睡眠時間もほとんど取れぬまま、期待と不安の入り交じった表情で練習会場へと向かうのであった。
 

 「お、おはようございます、つじまるさん。今日はよろしくお願いいたします。」
 ラケットを詰め込んだ大きなリュックを背負ったまま、私は深々と頭を下げた。
 「相変わらず大袈裟なお人やなあ。こちらこそよろしゅう頼みまっせ」
 にこやかに出迎えてくれたつじまるさんに対して、ますます恐縮した私は口の中で言葉にならない言葉を繰り返すのみである。
 「それよりどないでっか?」
 どのようなラケットを持ってきたのかここで見せなさいの意だと察した私は、慌てて待合所のベンチの上に7本のラケットを並べ始めた。
 「今日はまたぎょうさん持ってきはりましたなあ」
 呆れたような感心したような表情のつじまるさんは、その中からアルバを持ち上げた。
 「なんや、汚いラケットやな」
 動揺して目が泳いでいる私を、つじまるさんは眼鏡の奥からじっと見据える。
 「貴絽はん、グリップはラケットの命でっせ。グリップを汚すっちゅうことは、命を汚しとるのとおんなじや。」
 私はのり助さんをこぼしてしまったことを説明しかけたが、既の所で言葉を飲み込んだ。
 言い訳をいくらしてもラケットを汚した事実は変わらない。
 叱責を覚悟して両手を握りしめて俯いている私の右手を無理矢理開かせ、そっとアルバを握らせたつじまるさんは優しく続けた。
 「このラケットをキレイにしてあげなはれ。練習はそれからや。」
 深く暖かいつじまるさんの心に触れた私は、流れ落ちる涙を隠すようにそっと左手を瞼の上に・・



 つじまる氏「ちょっとキロさん!」
 キロ   「なんだい、つじまる氏」
 つじまる氏「なんだい、じゃないですよ。なんで私がこんな偽関西弁キャラなんですか」
 キロ   「え、だいたいそんな感じだろ。」
 つじまる氏「全然違いますよ。わたしは東京生まれの東京育ちですよ。標準語じゃないですかいつも」
 キロ   「まあ、細かいこと気にするなよ。キミは心が狭いね」
 つじまる氏「酷い! それにこんな会話全く無かったですよね。全て捏造されてますよね」
 キロ   「えー、そうだったかな。あったよなあ、このやりとり」
 つじまる氏「誰に同意を求めているんですか。無いです。全然無いです。キロさん酷いですよ。」
 キロ   「そんなに責めるなよ。いいじゃん面白ければ」
 つじまる氏「そういう80年代的価値観、良くないです。それにっ」
 キロ   「まだあるんか」
 つじまる氏「それに、わたし、女の子です。このキャラ、絶対オジサンですよね。」
 キロ   「いや、オジサンなんてどこにも書いていないよね。ちゃんと女性キャラになってるよね」 
 つじまる氏「どこがですか。偽関西弁を操る怪しいオジサンキャラじゃないですか。」
 キロ   「だからどこにもオジサンとか男性とかカイテナイヨ ヨクミテヨ」
 つじまる氏「もっと、ちゃんと、事実に即して、誇張無しで、脚色無しで、真実だけを、書いて、下さい」
 キロ   「分かった分かった、善処します。だからクリッパーウッドのラバーをむしり剥がさないで。」
 つじまる氏「分かれば良いんですよ分かれば。じゃ、お願いしますね」



 アルバのグリップを必死に洗浄した私は、急ぎ足で卓球場に向かった。
 鉄製の重いドアを開けると、眩いばかりの逆光の中で、ベンチに座ってラケットを磨いていたつじまるさんのシルエットが顔を上げた。
 「ほな練習始めまひょか」
 私は目を細めながら、その光の中へと足を・・・・・



 つじまる氏「こんなインチキ原稿は削除してやる。 delete!
 キロ   「あああ、俺の2時間の成果があ」



 
 この後わたしの7本のラケット+つじまる師匠の6本のラケットの詳細なレビューを掲載する予定でしたが、原稿紛失など諸般の事情により中止させて頂きます。大変申し訳ございません。

 
 




*この物語はフィクションです。登場するつじまるさんは架空の存在で有り、実在のつじまるさんとは一切関係ありません。実在のつじまるさんは苦み走った笑顔が素敵なナイスアニキですが、こんなつじまるさんも悪くないなあと思いました
 

 
  
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前回の卓球迷宮・・・・人生という満員電車が遅延して激怒した「私」は、師匠である「つじまるサン」の待つ体育館に急ぐがあまり、大切な「ナニカ」がほろほろとこぼれ落ちていくのを感じていた。体育館の自動ドアがなかなか開かずイライラが頂点に達した「私」は、センサー部分を示す3重の円の真ん中に人差し指タッチを小刻みに繰り返していた。絶望的な気分の中で瞼の裏に浮かぶのは、時間に厳しい「つじまる師匠」が受付前で腕を組んでいる姿であった。ギリギリ間に合った「私」は素早く身支度を調え「つじまるサン」の前で畏まるのである。


 「こちらこそ お久しぶりですな」
 つじまる師匠の暖かいお言葉をきいてホッとする。
 つじまる師匠の心は海よりも広く東京タワーよりも遥かに気高いがスカイツリーよりはちょっと低い。
 「ところで貴絽はん、今日は何本?」
 「ご、5本です」
 「なんや、少ないな。ワイは7本でっせ」
 「す、すみません。リュックに入りきらなくて」
 「しゃあないな はじめまひょか」
 記憶を頼りに会話を再現したが、あの時は気が動転していたので、つじまる師匠の言葉は若干異なっていたかもしれない。「はじめまひょか」でななく「はじめまっせ」だったか「はじむっが~」だったか、もしかしたら「Let's get started!」だったかもしれない。
 
 ちなみに5本の内訳は
 ①アクアセラスCNF  省狂3ブルースポンジ V>11 Extra
 ②スワットカーボン 省狂3ブルースポンジ オメガIVプロ
 ③ブラックバルサ トリプルダブルエキストラ ブレイクプロブルースポンジ 
 ④エキスパートパワーオールラウンド 国狂 テナジー64FX
 ⑤UltimateOffensive2 テナジー25 マントラS

 本日の目玉商品、国狂はなかなか良かった。
 良かったと思うが普通のキョウヒョウも省狂も国狂も違いは分からない。
 ブルースポンジとオレンジスポンジの違いは分かるが、その程度である。
 そしてバックのテナジー64FXも良かった。
 この64FXは年季の入ったお古のラバーで、40gあったのが37gにまで減少した。
 まさに諸行無常である。
 あ、ブレイクプロブルースポンジのバックは案の定キツかった。あまりにも感覚が違いすぎるのでこれは仕方が無い。
 バックで一番良かったのはオメガIVプロである。
 V>11も悪くはないがちょっと頼りなさを感じる。
 バック用ラバー世界一決定戦は、価格も安いしオメガIVプロで決まりかもしれない。
 フォアで良かったのは意外にもトリプルダブルエキストラである。ブラックバルサとトリプルダブルエキストラの組み合わせは直線弾道の極みで、上からバシバシ打つと最高である。音も良いし軽いし。
 やっぱり衰えた体にはバルサが良いのだろうか。
 
 などと言いながら本日の最高得点は、つじまる師匠から打たせてもらった紅双喜PF4+金星ブルースポンジである。
 このラケット、ただでさえ中ペンのシェイク持ちで握りにくいのに、グリップまでテカテカに塗りまくられたニスによってツルツル滑って危険極まりない。万が一すっ飛ばしたらと思うと緊張で指がぷるぷる震えたが、打ってみるとその心地よさに驚いた。
 パキンパキン恐ろしい音がして、見た目以上に威力があるように感じる。
 PF4ってこんなに良かったけ。
 金星(これは試作品だったか)も、もっと注目されてもおかしくないラバーだ。
 一方つじまる師匠の打った月ブルスポはしゃきっとしない打球だった。

 相変わらず具体性が全くない用具考だが、どうせ打つ人によって感じ方は変わるのである。
 これくらいで丁度良いだろう。


 2時間ほどの練習の後は近くのファミリーレストランへ。
 ジョッキを片手に卓球談義をするのだが、世間話でも盛り上がるのがこのクラブの良いところ。
 昼間のコジャレたカフェでは有閑マダム達が旦那の悪口で盛り上がっているそうだが、もちろん我々に限ってはそんなことはなく、素晴らしい妻と家族に恵まれて、毎日楽しく平和に生活できることの幸せさについて徹底的に語り合ったり、だいたいそんな感じ、だったと思う。

 師匠から最近文字ばかりだと言われたので、水族館で撮影した写真を載せておこう。
 スマホの待ち受けにピッタリだと思われる。
 
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 仏教の言葉に「諸行無常」というのがある。
 この世の全ての物は常に変化して、同じ所にとどまらないという。
 用具もしかり。
 ブッダの視点から見れば、私の用具が定まらないのも当たり前であって、これは私が優柔不断とか浮気性とか煮え切らないとか甲斐性が無いとかそういうアレでは決して無いのである。
 例えば1本のラケットを生涯使い続けたとしても、昨日のラケットと今日のラケットは同じではない。
 同じラケットに見えるが、常に変化し続けた結果、1年も経つ頃には全く別のラケットになっているのだ。
 木材5枚合板だった板薄ラケットが、5年も経つ頃には板厚カーボンラケットに変化していても不思議では無い。
 1本のラケットを使い続けるのも、練習の度にラケットをちょこちょこ換えるのも、本質的には同質である。

 さて私はつい前回こんな記事を書いた。
 

 生涯を共にするラケットが決まったとも読み取れるし、そうではないともいえる。
 誰も気にしなければ、どちらの解釈も重なり合って同時に存在することができるのだ。
 
 
 遥かなる仏陀と量子力学の地平について思いを馳せながら、久々となるつじまる師匠との練習会に向かうべく飛び乗った電車が30分も遅延しやがってこれじゃ練習に間に合わねえじゃねえかこの※※※※
 などと汚い言葉は決して使用しない紳士である私は、お気に入りの文庫本を片手に優雅な時間を堪能した。

 最近めっきり用具に対する関心が薄れていたが、つじまる師匠との練習が決まった途端、寝た子がムクムクムックリと起き上がるように、失われたナニかが蘇ってきた。
 のり助さんとスポンジを駆使して数枚のラバーを貼ったり剥がしたり。
 散々迷ったあげく選び抜いた5本のラケットをどでかいリュックに詰め込んでいざ鎌倉、いやFloral capital TOKYO。
 遅延電車から遅延電車に乗り継ぎ途中で降りる駅を間違えて立っては座ってを屈伸運動のように繰り返し飛び乗ったバスが発車する前に降りようとして我に返ったり色々愉快な感じで体育館に到着。
 スマホのラインというアプリケーションソフトを駆使してつじまる師匠に連絡すると、台がまだ空いているとのこと。
 挨拶もそこそこに受付を完了し、素早く着替え、素早く着台し、素早くラケットを取り出し、そこでようやく落ち着いて素早く挨拶をした。
 「お久しぶりです、つじまる師匠!」 
 
 つづく
 
 
 
 
 
 
 
   
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 緊急事態宣言の合間を縫って練習会を行った。
 実に半年ぶりだ。
 家族以外の人と打つ機会も少ないので、かなり気合いを入れて練習に臨んだ。
 
 今回のテーマ
 ①同じラケットにトリプルダブルエキストラ(TDE)とキョウヒョウ3ターボオレンジ(ターボオレンジ)を貼って違いを調べる
 ②トリプルダブルエキストラをブラックバルサ5.0とカルテットLFCに貼って違いを見る
 ③UltimateOffensive2にDNAFUTURE M を貼って粘着とテンションどちらが良いか調べる
 ④最近練習中の技術を試す

 90分という限られた時間に対して随分と欲張ったテーマデアはある。

 ①受け手からTDEはターボオレンジと比較して球質が軽いとの感想。試しに受けてみるとTDEのドライブはスピードが遅く、硬くて球持ちが少ないので淡泊な印象。
 対してターボオレンジは一瞬食い込むので球に力が乗り圧力がある。
 ロングサーブのスピードを出しにくい所以外はターボオレンジの方が私には向いている。
 
 ②カルテットLFC+TDEは軽打では全く弾まない。
 ラケットが極端に薄い為かもしれない。
 ドライブを打つとオーバーが目立つ。
 とにかく手に響きすぎて打球感が悪い。
 すぐに試すのを止めてしまった。

 ③ライトテンションのFUTURE M とUltimateOffensive2の組み合わせはお勧めかも。
 弾みの弱いラバーだが、ラケットで程よくスピードが出るので丁度良い。
 相手のスピードや回転の影響が少ないのでブロックがとても安定する。
 ドライブ連打が安定するのも好印象。
 打球感も悪くない。
 ツッツキとかサーブとかは試していないので続きは次回に。

 ④今練習中の相手バック側へ下回転サーブからのフォアストレートドライブを試そうと張り切っていたが、相手のツッツキが当たり前のようにバックに来るので全く練習の成果を発揮できず。 
 良いことが分かったのでバック側にきた球を回り込んで打つ練習をすることにしよう。

 
 追記
 今までブログの更新告知に利用していたTwitterのアカウントを削除したのでご了承願う
 
  
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 ほぼ毎月行われているNetIn&EdgeBallClub練習会が10月某日に開催された。
 片道2時間の道のりをモノともせず朝8:50分くらいには現地入り。
 前回抽選だったのでイヤな予感がしていたが、もちろん今回も抽選。
 前回今回共に締め切りギリギリの参加だったので先着組からイヤな顔&嫌みを言われたが、そんなことを気にするほど若くも無い。
 当選確率50%以下の激戦の中、見事台を確保したのであった。 
 私はこういう運はからっきしなので、多分つじまる師匠のお力であろう。 
 
 最近はメインラケットは固定されていて、Virtuoso offensive-とライガンスピンを使い続けている。
 といっても1ヶ月くらいだが。
 フォアはライガンスピンでもう少し頑張るとして、バックは物足りない気分?なのでラクザXソフトを新調した。
 新しいラバーは久し振りなのでとても楽しみである。

 ラクザXソフトをバックで使ったわけだが、ライガンスピンと比べると引っ掛かりも強いしスピードもでるしツッツキもやりやすい。
 ライガンスピンほどの優しさは無いが、これくらいなら何とかなりそうなのである。
 ラクザXソフトって、ソフトと名乗っているから42度くらいの柔らかラバーだと思いきや、カット後重量46gもあるのでスポンジ硬度45度くらいなのでは。
 その影響からかフォアのライガンスピンの打球感が随分硬くなった。
 つじまる師匠の反応を見ていると、ラクザXソフトがフォアでも良さそうだ。
 そうするとバックライガンスピンはイヤなので、どうしようかなとかまた迷いそうになってしまった。
 前回の練習会でボロボロだった対下回転打ちドライブも、サービス後の体勢を正面にするよう意識したらほぼミス無く打てた。こんな簡単な解決方法だったとはなあ。今までの苦悩はなんだったのか・・
 とは言えほんわかゆるゆるドライブなのでつじまる師匠にバシバシ打ち返されたが、最初はこんな感じで仕方があるまい。

 続いて恒例のドライブ強打を順番にした。
 私のライガンスピンは一瞬ラケットにボールが張り付いて、その後飛んでくるように見えるらしい。
 妻にも同じ事を言われたのできっとそうなのであろう。
 しっかり食いこませて打つ練習をしているのでこれでいいのだ。
 それにしてもライガンスピンのディフェンス力は素晴らしく、どんな球でもふんわり返球できる。
 止めるのがとても楽なのだが、相手にとっても絶好球ばかり。
 おかげで延々ドライブを打つ事になったつじまる師匠と体力勝負になってしまった。
 
 様々なラケットやラバーのドライブを受けたが、一番ブロックがやりにくかったのは飛龍。
 低くて沈み込むような弾道でどうにも受けにくい。
 特別回転がかかっているようにも思えなかったが、これこそ粘着ラバーの特徴なのか。
 その後のテンションラバーは適度な回転で返球しやすかった。
 つじまる師匠は筋トレの成果なのかドライブが安定していて、返す方も練習になって良かった。
 
 最近練習中の横上サーブは感覚が怪しくなっていて、空振り連発している内にどういうフォームで打っていたのか分からなくなってしまった。これはマズい。次の卓球教室で練習しよう。
 
 前半の1時間30分はラケット固定で真面目に練習し、後半はあれこれ用具を試した。
 またまた試したくなったワルドナーOFFは、やっぱり打球音が気に食わず速攻でリュックに戻した。
 真剣に打っているのにコーン、コーンと癒やし系の音が鳴り響くこのラケット。私のラケットだけなのか他のも皆そうなのか。
 クリッパーウッドにファスタークG1はなんのご不満もございません。
 フォーティノフォースにロゼナもそりゃ良い組み合わせでござんす。 
 キョウヒョウ301にキョウヒョウ3は素晴らしき打球感で、やっぱり粘着ラバーは良いなと再認識。
 それでもVirtuoso offensive-が気に入っているのは、結局慣れの問題であって、この慣れるということが大事なんだなあ。

 3本目のヘアバンドが汗を吸収しきれなくなったころには体がビールを求めだしていた。
 阿吽の呼吸で練習を終了した我々2人は、次の瞬間にはいつものファミリーレストランでジョッキを握りしめていた。
 さて下の写真だが、使い回しでは無い。
 たまたま前回と同じメニューなのである。
 このセットが美味しくてお買い得なのだ。 
 単品とろろソバが880円で、このすき焼きセットうどん付きが1050円だとしたら、例えとろろソバが食べたかったとしてもすき焼きセットを選ぶでしょう普通。
 そしてビールをジョッキで二杯飲んだらつまみが欲しくなってフライドポテトくらい頼むでしょう。
 そんなこんなですっかり昼間から良い気分になった私はまたもや帰りの電車で爆睡するのであった。
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 暑さも少々和らいできた9月中旬、つじまる師匠と練習をしてきた。
 前回の反省から着替えのTシャツ3着、バンダナ2本、タオル2枚、汗ふきシートと用意万端。
 その上ラケット五本も詰め込んだものだからリュックサックも一杯夢一杯である。

 それでは恒例今回のラケット達をご紹介
 ①Virtuoso offensive- ライガンスピン ライガンスピン
 ②ビスカリア スーパーヴェンタス ブルーストームz3
 ③エキスパートパワーオールラウンド アポロ5 メイスプロブルースポンジ
 ④C17(11枚合板+カーボンの17層ラケット) EA777(金力度) オメガVIIアジア
 ⑤アルバ Q4 マントラS 

 ①のVirtuoso offensive-で真面目に練習して、後はお楽しみラケットだ。
 ここ最近愛用しているVirtuoso offensive-とライガンスピンは、スピードが遅くて食い込んでいる様子が見えるほどだが、色々練習には丁度良い性能のラバーだ。
 そしてブロックがやりやすい。
 回転の影響が少なく、スポンジが軟らかめでコントロールもしやすい。
 面白いようにブロックできるが、スピードが遅いので相手にとっては絶好球になる。
 何度も打ち返されるのでブロック練習に最適だ。
 気に入って使っているから文句も無いが、ちょっと遅すぎかなと不安になってきた。

 

 ②のビスカリアは素材ラケットだが反発力が強すぎることも無く、思っているよりは使い易い。
 バックのブルーストームz3はライガンスピンの後だとスピードがとても速く感じる。
 しっかり掴む前に飛んで行ってしまうので回転がかかっている気がしないが、実際はどうなのだろうか。つじまる師匠に聞いておけば良かった。
 スーパーヴェンタスは未だに良く分からない。
 対下回転打ちドライブはやりやすかったかな?
 私は素材ラケットだと下回転サーブやツッツキがいかんせんダメで、ラケットに当たって浮いてしまう。そこが克服できれば素材ラケットも選択肢に入るのだが。


 ③はバックのメイスプロブルースポンジが良かった。
 弾くのは難しそうだが、バックドライブは回転の強弱をつけやすく、慣れれば相手を翻弄できそうだ。
 これは両面メイスプロブルースポンジもありかも。
 早速帰宅後貼り替えてしまった。
 アポロ5はちょっと硬すぎである。


 ④のEA777はモチッとした粘着ラバーで、似た粘着ラバーが思いつかない。
 粘着力があり弾みもそこそこある。
 最近のドイツ製粘着ラバーとは打球感が異なり、中国製粘着ラバーの仲間であるのは間違いない。
 ラケットが今ひとつ良くなかったので、他のラケットに貼って試してみたい。

 ⑤はあまり使わず。

 
 フォアドライブをメインに練習して、最後の方に対下回転打ちドライブをやった。
 下回転サーブを出した後、戻るのが遅くて間に合わないと相談したところ、右足を前にサーブを出したらどうかとアドバイスをいただいた。
 慣れていないのでサーブ自体は不安定だが、打ち終わりが自然と前を向く姿勢になるので次の球を落ち着いて打つことが出来た。
 この足の位置でのサーブを練習していこう。

 
 3時間近くみっちり練習して、最後は久しぶりにファミリーレストランで打ち上げとなった。
 いつもならビール1杯で我慢するのだが、あまりに美味しく2杯目を追加。
 会話も弾むしビールも旨いし、最高の休日となった。
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 待ちに待ったNetIn&EdgeBallClub練習会。 
 前日までの厳しい暑さも若干和らいでいたが、汗対策にヘッドバンド3本と着替え2回分を準備。
 いつもより早く家を出て、9時からスタートとなった。
 持っていくラケットは色々悩んだが、
 ①Virtuoso offensive- ライガンスピン ライガンスピン・・・・・・・・・・・・・・・・・・メイン
 ②UltimateOffensive2 ヘキサーグリップ ヘキサーパワーグリップSFX・・・・メイン候補2
 ③カルテットLFC エアロックM ラザンターV42 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もしかしたら
 ④クリッパーウッド ファスタークG1 ファスタークC1・・・・・・・・・・・・・・・・・・せっかく買ったから

 に決定。気に入って使っているライガンスピンを軸に、次のステップアップ用にヘキサーグリップ、同じ薄い板厚だがアウターカーボンのカルテットLFC、何となくクリッパーウッドというラインアップ。

 珍しく遅延も無く8:50分には現地に到着したところ、すでにつじまる師匠がお持ちであった。
 お互い持ってきた自慢のラケットを見せ合ってから練習開始。
 いつもならラケットをとっかえひっかえするのだが、8割方Virtuoso offensive- ライガンスピンで練習したのには訳があって、ここしばらく続けているフォアドライブの練習にピッタリの組み合わせなのだ。
 飛び出しが遅いのでしっかり掴んでいる感覚が有り、速度も速くは無いが遅すぎると言うことも無い。引っ掛かりはあるがありすぎない。
 ライガンスピンは上手く打てば良い球が行き、失敗するとはっきり分かる。
 ラケットがオールラウンド寄りのオーソドックスな薄い5枚合板であることも一役買っている。
 同じライガンスピンでも、クリッパーウッドやビスカリアに貼ったら良い印象は持たなかったかもしれない。
 万能タイプのラバーだが、薄くキュッと擦るドライブは思い通りに打てなかった。まだ使い始めたばっかりなので慣れていないからであろうか。

 前半は課題練習、後半はあれこれ用具を試しながらあっという間に3時間。
 いつもより時間が経つのが早いですねと話ながら体育館のロビーへ移動し、おにぎりとパンとお茶で昼食をとる。今までだったらファミレスでビールをグイグイいってたところだが、こういうご時世仕方が無い。1時間ほど卓球の話やあれやこれやを話してから解散となった。
 3時間の練習+1時間が楽しく充実していて、実に良い休日であった。
  
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 某日某所にてつじまる師匠と練習をしてきた。
 梅雨の真っ最中なので雨を心配していたがどうやらギリギリもちそうなもたなそうなそんな空模様。
 コロナ自粛明けに一度練習したが、夜練だった前回と違って今回はいつも通りの午前練である。
 やはり平日の昼間に練習というのが一番落ち着く。なんか贅沢。
 卓球教室が無かったので台が空いていて、到着次第すぐに練習開始となった。
 最近継続使用しているアルバ テナジー25FX はスピードも威力も無いが安定して打ちやすい。
 テナジー25FXは購入してから結構な年月が経っているのでだいぶ劣化しているのかもしれない。
 バックのプラクソンは頭の中で計算したとおりの働きで、今までの(自己)低評価が嘘のように良い感じだった。「良い感じ」と言われても困るだろうけど、私が事細かに書いても参考にならないでしょう。
 Virtuoso offensive-のバックに久し振りにモリストSPを貼ったけど、打ち方が裏ソフトに最適化されているようで、以前よりもさらに打てなくなっていた。表ソフトは難しいと、何十度目かの確認。
 ビスカリアにスーパーヴェンタス ブルーストームz3も試した。バックに貼ったブルーストームz3は適度に軟らかいので扱いやすく威力もある。さすがは最新のラバーだな、と小学生の作文以下の感想。
 他にも色々打ったけど、強打すると手にビーンと響きますとか、いい音がしますとか、書いても書かなくても良い気がしてきたので省略。
 つじまる師匠から一番球質がいいと言われたのはテナジー05だった。チャンチャン♫(昭和風)
 
 せっかくつじまるさんと打てるのだから、当たり前のテンションラバーばかりでは無く、もっと冒険心に溢れたラバーやラケットを持っていくべきだったとちょっと後悔。
 直前までペンとか粘着とかも考えていたんだけどなあ。
 練習機会が減っているので絶対継続しなそうな用具を持っていくのは勿体ない気がしてしまったのだ。
 そもそも絶対継続しない用具を所持していること自体どうかと思われる。
 サッカーで言えば、いや野球で言えば、あれ? 他のスポーツでは同じようなことが無いのか。
 
 いい汗かいて、通常なら食事&ビールと行きたいところだが、新型コロナウィルス対策というか家族の目対策でそれも不可能となり、2階の休憩所でお茶とおにぎりを買って時間ギリギリまでトークを楽しんだ。
 こういう事態になると、数ヶ月前まで普通に出来ていたことが出来なくなり、実は貴重な時間を過ごしていたんだなと改めて思う。
 次回の練習会には水筒にビールを入れて持っていくつもりだ。
 休憩室はアルコール禁止だったかな?
 
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 久し振りにつじまる師匠と練習をした。
 どれくらい久し振りなんだろうと過去記事を探したら、前回はなんと1月だった


 記事を読み返してみたら、雪予報が出ているとかダウンコートに防寒パンツに防寒手袋で完全防備とか書いてある。
 冬から春を通り越して夏になってしまったわけだ。 
 
 いつもは午前中の練習だが今回は19:00すぎに集合と、初めての夜の練習。 
 コロナの影響で台数が減っていたが、それでも台が3台空いていて、夜には夜の良さがあるね。
 備忘録的に書いておくけど、武蔵野体育館では利用時に問診票のようなものを提出する。
 窓口にたくさん置いてあるからそこで書けばいいんだけど、体温は自宅で測ってきた方が良いだろう。
 
 今回はあまりラケットを持っていかないつもりだったけど、それでも4本になった。
 ①アルバ テナジー25FX ブルーストームz3
アルバにテナジー25FXは、時計の針を3年くらい巻き戻した感があるな。
確か初めてつじまる師匠と練習したときもこれだった。
吸い付くような打球感は他では得られない。
ブルーストームz3は前日にわざわざ前日にiruiruで購入した。

今回もこれをメインに使った。
バックのブルーストームz3は、高性能すぎて毎回きちんとドライブをかけないといけない感じ。

 ②ビスカリア スーパーヴェンタス テナジー64FX
スーパーヴェンタスもほとんど初使用。
ビスカリア自体もほぼ初めてなので、ラバーの良し悪しはわからない。
軽打ではひたすら硬さを感じて打球も棒球。
スイングスピードを上げると打球感も球質も上がる。
当たり前だが毎回きちんと振り切れる人向け

 ③ピュアカーボン ズィーガーPK50 
これも実質初使用のラバー
ほぼテンションの粘着風味ラバー
当てるように打つとかなり良い球になるが、疲れる。
つじまる師匠の感想はテナジー25FXと同じくらい遅い、とのこと

 ④バンダオフェンシブ ラザンターV42 マントラS
「謙虚さ」と「現実性」に「好み」をふりかけて選び抜いた、まさに私のためのラケット
今回フォアはあまり打たなかったがバックは100点。
マントラSは扱いやすさと球質のバランスが最高。
ラケットもスワットに似たトランポリン的打球感で、もうこれで行きなよと囁いてくる


 つじまる師匠からお借りしたラケットでは、ニスでテカテカになったアームストロングラケットに太陽と高弾性のラピッド(だったかと)が一押しで、卓球が楽しくなるラケットだった。
 詳しくはつじまる師匠のブログで
 


 仕事帰りにも関わらずお元気なつじまる師匠と違って、長期休暇中の私はすっかり体力が衰えていて、30分くらいですっかりへばってしまった。
 エアコン付き卓球室という恵まれた場所にも関わらず、Tシャツが汗でグッショリ。
 目を閉じれば浮かんでくるのはキンキンに冷えたビールジョッキばかり。
 誘惑に負けて練習を早めに終わらせ、飲みに行きましょうと誘ってしまった。

 いそいそと外に出たら雨が本降りで、濡れて風邪でも引いたら申し訳ないので、飲みには行かずに解散となってしまった。
 次こそ、次こそはお願いします。
 
 
  
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