目的地は花の都TOKYO、の電気タウンAKIHABARA。
最初に秋葉原を一週して1TBのSSDを買った。
10000円を切ったら買おうと決めてから随分長い時間が経った。
税込み9000円なので迷わず買う。
久し振りにじゃんがらラーメンにも行った。
こぼんしゃん全部入りをチョイス。
なかなか美味しい。

秋葉原は思ったより賑わっていたが、かつて溢れるほどいた異国の人はほとんどいない。
その代わり女性や子供の姿が増えた。
秋葉原のラーメン屋に若い女性が1人でいても違和感が無くなった。
再開発の名の下に古いビルが取り壊され、なじみのパソコンショップも随分減って景色が変わってしまった。
それでもメイド喫茶の呼び込みは健在で、ござる口調の忍者喫茶は個人的にツボだった(行ったわけでは無い)
家電の町でもパソコンの町でもオタク文化の町でも爆買いの町でも無くなり、メイド喫茶に代表される秋葉原のイメージだけが残った。
ジャンクショップをハシゴした後そのまま神保町まで歩く。
子供の頃は遠く感じた古本街も実は目と鼻の先だ。
交通博物館跡地を抜けスキー用品エリアをすぎるとそこは懐かしい神田古書店街。
古本通りは小学生の頃からあまり変わらない。
三省堂の周りがすっきりしたのと、書泉ブックマートをはじめとしたいくつかの店が閉店したくらいだ。
SFの専門店と懐かしいマンガを置いてある店を覗き、神田古書センターの前を通って芳賀書店、は素通り。
神保町を抜けるとすぐに九段下。
ここから東西線にのって高田馬場を目指す。
電気の秋葉原、古本の神保町と並んで東京3大聖地の一角を占める卓球の聖地、高田馬場に向かった。
行き先はもちろん?ワールドラバーマーケット。
緊急事態宣言が開けてようやく店舗も再開したらしい。
数ヶ月間セールが無かったのでB品ラケットやラバーがあるに違いないというのが私の読み。
狭い階段を昇って目に入るワールドラバーマーケットの看板が既に懐かしい。
中から複数の人の気配がするので混んでいるのかと思ったらスタッフ3人と客が1人。
見ると店長の高橋さんと単さん2人とも揃っていて、初売りセール並みの陣容だった。
単さんが嬉しそうに声をかけてくれて、やっぱり来て良かったとちょっと感動。
今回高橋さんと色々話せたのがこれまた嬉しかった。
自分から名乗ったことは無いのだが、ライブドアでブログを書いている人だとは知っていたらしい。
ブログのことやWRMの近況など、2時間くらい話し込んでしまった。
そうそう、私の読みは当たっていてB品ラバーがしっかりと用意されていたのだ。
かなりのお買い得価格だったので、つじまるさんの分も含めて3枚も買ってしまった。

だいぶ長居してしまったことを詫びて店を出る。
本当は国際卓球に寄るはずだったが疲労からくる眠気に襲われて行くのを忘れてしまった。
無駄遣いをしなくて良かったということにしておく。
一日のスケジュールとしては盛りだくさんだったが、今まで行きたくても行けなかった場所へようやく行けて満足だった。
そしてこの日から数日後、またもや雲行きが怪しくなり、マンボウ法なる見慣れない言葉が紙面を賑わすのであった。