卓球迷宮地下1階

~貼ったり はがしたり また貼ったり~

タグ:ラルサ卓球場

 ラルサ卓球場にて個人レッスンを受けてきた。
 午前中は妻と練習して、そのまま駅前の卓球場へ。

 今回教わろうと思ったこと
 "バック側からクロスに下回転サーブを出してフォア側に返ってきた球を打つ練習をしているが実際は99%バック側に返ってくるのでどうしたらよいか"
 こうして文字に書くと何だかバカみたい。
  そりゃフォアで打つぞ打つぞと待ち構えているところにわざわざ返球するお人好しはいないのが当たり前であろう。
 さすがにコーチはもっと優しい言葉に言い換えていたが。
 そんなわけで下回転をバックドライブあるいは回り込みで打つ練習をした。
 
 覚え書き
 バックドライブ
 ・対下回転打ちに限らず相手の球を見極めてからスイングを開始する
  低い球なら下からスイング開始
  高い球なら高さに合わせてスイング開始
  ・速い球も遅い球も長い球も短い球も同じリズムの同じスイングで打とうとしているので特に遅くて浮いた球に対しての調節ができていない
 確かに高い球はいつもより高い位置からスイングを開始すると上手く打てる
 簡単に試せるいくつものアドバイスをその場でもらえるのがこの個人レッスンの良いところだ。 

 回り込みドライブ
 ・もっと台の横まで回り込み、下半身を沈めた方が長短の見極めもしやすく、ギリギリの球にも対処しやすい
 ・回り込みに限らないが打ち終わり時に左足の小指側では無く親指で体重移動を受け止めるとつぎの動作に移りやすい
 ・もっとフォロースイングを大きく、という言い方では無いがもっと振り切る
 
 フォアドライブ全般
 ・腕を振るより股関節の力というか下半身の力というか、そっちで打つ
 ・強く打てる時間が有るときは、ラケットを開いてもっと後方に引き回してからスイングするとスイングスピードが上がる
改めて見直してみるとラケットの角度が巻き込むような感じ(カーブドライブっぽい角度)になっていた。なるほどこれだから角に当たっていたのか。これを床とラケットが水平にしてから打ち始めると良い感じのドライブが打てる。

 動き全般
 ・サーブを出した後べたっと止まっているので次の動作が遅れる。スプリットステップみないな動作を入れるとアドバイスをもらう。これは打ち急ぎ対策にも良さそう


 今回のレッスンで一番大事なことは、どういう球が来るか分からないのに同じタイミング同じスイングをしているからミスをするということ。
 一度スイングを始めてからだとタイミングも打球点も修正できない。
 ミスが多いのは振り遅れているからだと思っていたが、むしろ早すぎだったのか。
 相手のラケットを見て早いタイミングなのか遅いタイミングなのか、どこにどのような返球が来るのか見極めてからスイングを開始しするべきなのだ。
 色々教わった全ての動作に共通するアドバイスがこれだった。
 
 
 とここまで書いてどこかで同じような内容を読んだ気がしてきた。
 しろのたつみさんの最近の記事である。
 
 読んだときは「へー、なるほどさすがしろのさんは良いこと言うなあ」くらいに軽く捉えていたので、まさか同じような指摘をコーチから受けるとは思わなかった。
 これは分かっていても修正が難しい。
 体が勝手に動き出してしまって、よほど意識しないと待てないのだ。
 個人レッスンの良いところは、どうすれば自然と待つことができるか、という具体的なアドバイスを受けられることで、例えば思ったところより遠い球をフォアで打つときは右膝を回すようにしてタイミングを合わせるとか、さっき書いた打ち終わりのステップとか。
 
 何回目の個人レッスンだか数えるのは止めたが、最初のレッスンから比べると、随分遠いところまできたなあ(しみじみ)


 
 
 
  
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 いつも通っていたユーウェルク卓球場が名称変更してラルサ卓球場になった。
 ユーウェルクも覚えにくかったがラルサも覚えにくい。
 ルクールとかラルサとか馴染みが無い名前はどうもイカン。
 その内慣れるんだろうけど。
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 今回はトリプルダブルエキストラで上手く打てないループドライブを、どのように打てば良いのか、最低限それだけは教わろうと決めていた。
 一応ダメだった場合に備えてキョウヒョウ3を貼ったラケットも持っていく。
 どっちも粘着だとツッコまれそうだけど。

 コーチの前で少し打ったがやはり上手く打てない。
 もらったアドバイスとしては
 ・曲げた右足を伸ばす力で打つ
 ・体を捻ると前方向の力が強くなるので弧線を作るには捻りを減らす
 ・最後まで振り切ると戻りが遅くなるので、沈めた体を伸ばす力(下半身の力)でクッと打つ
 これだけで上手く打てるようになった。
 腰を落とすのをサボると手打ちになってネットを越えない。
 つまり今まで失敗してたのは手打ちだったからだ。
 トリプルダブルエキストラの様に硬い粘着ラバーは誤魔化しがきかないというか、何故失敗したのか何故成功したのかが分かりやすい。
 対下回転打ちループドライブが簡単にできるラバーでは無いが、ちゃんと足の力をラケットに伝えることが出来ればミス無く打てる。
 スリップすることも無いし飛びすぎることもない。
 何のことは無い、技術の問題だったわけだ。そんなことだろうと思ったよ。
 しかしこの打ち方は疲れる。
 それでも最近のスクワット運動の成果が出ているのか足は疲れなかった。

 次はドライブの後のバック打ちを教わった。
 戻りを早くしてしっかり回転をかけて打つのが目標。
 いつも間に合わなくなってミート打ちばかりしているのを改善したいのだ。
 ポイントは
 ・左足を前に踏み込んで迎えに行っているので、真横か少し後ろに動かしてボールを呼び込む
 ・フォア打ちの後グリップをバックのグリップにする
 ・ループドライブの後少し下がる感じで体勢を立て直す
 ・ラケットを寝かせて球の上を捉える
 ・バックで待つならループドライブを相手のバック側に打つと良い
 私はすぐに焦って左足を前に出してしまうのでボールを当ててしまう。 
 この癖はなかなか手強く、すぐには修正できそうも無い。

 最後はフォアドライブの打ち方
 ・右足のつま先を真正面では無く外側に開いた位置から打ち始める
 ・対下回転打ちドライブと同じように下半身の力をつかう
 ・前に飛ばすので捻りも使う
 ・下半身の力を溜めて足を伸ばす一番力をラケットに伝えられるタイミングで捉える
 ・打ち終わりは左足に重心が移る
 ・飛び跳ねる癖があるのでぴょんぴょん跳びはねない

 これだけで見違えるようなドライブが打てるようになった。(あくまで個人の感想です)
 
 最初から最後まで下半身の力がポイント。
 これをサボると上手く打てない。
 つまり全身運動なのでめちゃくちゃ疲れる。
 体が無意識に疲れることを拒否して手打ちになってしまうのだろう。 
 特に粘着ラバーだとサボることが出来ない。
 スポーツ卓球としては粘着ラバー、オススメである。 

 
 
  
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