卓球迷宮地下1階

~貼ったり はがしたり また貼ったり~

タグ:餃子会

 駅前の大きな交差点で、つじまるくんと2人して立っていると、あまりの人混みに目眩がしたような、そんな気がして良介は、そっと傍らに立つつじまるくんの分厚いジャケットの袖を掴みました。
 戦争が終わった直後は闇市で賑わった高田馬場駅前も、警察が厳しく取り締まったので、いまではすっかりきれいな町並みになったのだと、職業軍人だったお父さんがいつだか話してくれた事があります。
 道一つ違えば、今でも人攫いや拐かしがいるから、注意するようにとも。
 そういえば道行く人の中に、未だにボロボロのゲートルを巻いた軍服姿の男や、上下ちぐはぐな服を着たルンペンや、素早く走り回る浮浪児らしき姿が目に入ってきます。

 「良介君、大丈夫かい?」
 心配そうな表情でつじまるくんが顔をのぞき込んだので、慌てて良介は掴んでいた袖から手を離し、何とか笑顔で返事をしました。
 「大丈夫さ。それより立野君の姿は見つかったかい?」
 「うーん、そろそろ来る頃なんだけどねえ。あ、あそこにいるのがきっとそうだよ」

 つじまる君の指さす方を見ると、確かに探していた立野君です。
 高そうな茶色のセーターとグレーの長ズボンはいつもの格好なので、すぐに分かりました。
 「やあ、君たち、もう来ていたんだね」
 早足で近づいてきたので、立野君の息があがって、白い息が信号機のすぐ下まで昇っていきます。
 「さあ、いこう。もうお腹ペコペコだよ」
 食いしん坊の立野君らしい言葉に、僕たち2人は顔を見合わせて笑ってしまいました。
 そうすると立野君もつられたように笑って、僕たち3人の笑い声が、 青い空に吸い込まれていきました。

 
 「貴絽さん、大丈夫ですか?」
 心配そうに顔をのぞき込まれた。私は一瞬どこにいるのか分からなくなってしまった。
 「大丈夫だよ、つじまるくん・・・いや、すみません、つじまる師匠。」
 「本当に大丈夫っすか?立野さん、来ましたよ」
 「大丈夫、大丈夫。さあ、お待ちかねの餃子ですね」
 慌てて取り繕った私は先頭に立ってドンキホーテの階段を降りる。
 そこはお気に入りの餃子屋、安亭。
 前日の会社の送別会でアルコールを飲み過ぎたので、ノンアルビールで乾杯。
 いつも通りの熱々餃子を頬張りながら、3人で卓球TALK。
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 ビールの味がするせいか、ノンアルコールにも関わらず、多少酔ったような気分になれる。
 1時間くらいはあっという間に過ぎて、つじまる師匠はお帰りの時間。
 名残を惜しみつつ、つじまる師匠は駅へ、私と立野さんは新宿スポーツセンターへと、交差点を後にしたのであった。

 
 
 
  


 待ちに待った月曜昼間餃子会の日。
 いつものごとく電車が遅れていらいら30分。
 電車が遅れるのはしょうが無い。
 練習の時間が減るのはけしからん。
 早くすすめよ埼京線。
 
 9:30には到着しているはずが、9:45にようやくスポセン。
 すでにナルコさんが台を確保してくれている。
 ナルコさん、久し振りです。
 一ヶ月ぶりくらい?
 挨拶もそこそこにラケットを振り出す。
 言葉なんかいらない。
 お互いの打つ球の一つ一つが挨拶だ。
 お、いつもはぶれないナルコさんの球が不安定だ。
 最近練習してないんですね。
 バックはどうですか?
 相変わらずやんちゃなバックですね。
 さすがです。
 私のフォア打ちはどうですか?
 そうです、仕事でお疲れなのです。
 なんか気持ち悪い?
 何を言うんだね。
 


 30分くらい打っていると、つじまるさんの登場。
 だいぶお疲れのようで、念入りにストレッチをしている。
 こういう所がつじまるさんの偉いところで、私など我慢できずにすぐに打ち始めてしまう。
 せっかちなんですなあ。
 
 今回私は一つの目的があって、ナルコさんとつじまるさんのかっちょいいプレイ写真を撮ってみたいと、プレイ写真? いや、卓球のね。
 卓球王国のカメラマンには敵わぬまでも、それっぽい卓球写真を撮りたいと、最近使っていないEOSKissを持ち込んでいた。

 3人での練習なので、丁度良く1人余る。
 いつもなら暇になる待ち時間を有効に使うべく、デジイチを構えてパシャパシャと連写しまくった。
 とにかくシャッターを押し続ければ、偶然良い写真が撮れるに違いない。
 背景とアングルだけ気をつけて、あとはひたすらぱしゃぱしゃぱしゃ。
 あれだね。
 他の台で練習している人から見たら、どんな有名選手かと不思議に思ったろうね。
 スマホなら何とも思わなくても、カメラだとね。
 


 そんなこんなで2時間くらい練習して、相変わらずナルコさんにはフォア側をスパッと抜かれて全く成長していない姿を見せつけたり、バック面に貼ったスーパーキムはほとんど使わない内にお役御免になって予想通りだったり、ライガンよりやっぱりロゼナの方が好きだなあと思ったり、Virtuoso offensive-のブレードは好きだがコニックのグリップはバックがちょっとあれだなと思ったり、色々楽しく有意義だった。

 練習後はお気に入りの石庫門で楽しく餃子&ビール&卓球TALK。


 本来いるはずのリンさんの思い出を熱い涙と共に語り合い、用具の話や技術的な話に熱くなり、卓log会の進むべき方向性について各々熱弁をふるい、熱々の餃子に我を忘れてパクつき、熱で麻痺した喉をビールで冷やし、これからの卓球界を憂いてホットでハードな建設的な話を討論したり、は特に無かった。


 腹をビールと餃子と卓球で満たした我々は、次の餃子会を楽しみに、それぞれの帰路につくのであった。
 家に帰ってからニンニク臭いと非難されるとは知らずにね。
 月曜昼間餃子会万歳。

 

 平日の朝から卓球をして、昼飯に餃子とビールを堪能するこの会も、無事四回目を迎えた。
 残念ながらつじまる師匠は不参加であったが、リンさんナルコさんと元気に楽しんできたのであった。

 今回は荷物が多くてラケットを3本しか持ち込めなかった。
 UltimateOffensive2 Q5  マントラS
 カルテットLFC 省狂3 アポロ5超極薄
 Virtuoso offensive- ロゼナ アグリット

 用具と言えば、リンさんにお借りしたGEWOのラバーがとても良かった。
 たしかNexxusシリーズだったかな。
 リンさんがブログで書きそうなので詳しくは書かないが、ラケットとの相性もあるのだろうが安定性と威力のバランスが素晴らしく、欲しくなってしまった。

 自分で持ち込んだ中ではやはりUltimateOffensive2が良い。さすがはメインラケットというか、ずっとこいつを使って練習した方がよいのは間違いない。
 
 午前の部の後半は勝ち残り方式で練習をした。
 ナルコさんもリンさんも自分より遥かに上手なのだが、とりわけナルコさんの強さには参った。
 ラケットに当たるのなら用具の工夫も出来るだろうが、当たらないので何を使おうが関係ない。
 出すサーブ出すサーブ強打されるので、段々一か八かのリスキーなサーブばかりになる。
 最後はフォアに打ち抜かれるのを見送って終わり。
 立つ位置が悪いのか、サーブの後ぼーっとしているのか。
 上手な人との練習は勉強になる。

 
 午前中3時間練習した後は、待望の昼ご飯。
 今回はダンダダン酒場にて餃子とビールを食した。
 ここは居酒屋なのだが餃子がメインの店で、いつか行ってみたいと思っていたのだ。
 単品で頼むより定食がお得なので、焼き餃子が倍盛りのW餃子ランチを注文。
 この店は肉汁餃子を推しているだけあって、注意して食べないと汁が飛び散る。
 濃いめの味付けなので、ついつい中ジョッキをおかわりしてしまった。

 食事の後はリンさんと2人で再び卓球場へ。
 動けば動くほどアルコールがまわり、疲労感も倍増しだが、これが醍醐味なのだ。
 ハンドソウを借りて打ったり、好感触だったGEWOのラバーを試したり、省狂3とテンションでどっちが回転がかかっているかしつこく聞いたり、実に有意義な練習であった。
 最後はサーブからのオール形式で、練習中のエセ巻き込みサーブを試した。
 横回転のレシーブが苦手なので返球されると立ち往生するのが困った。

 練習が終わる頃にはヘロヘロになっていたが、心地よい疲れでもある。
 当然のように電車の中で立ったまま眠ってしまったが、それもまた心地よい。
 次回も開催できることを願って終わりとする。
 
  

 朝から晩まで練習したらどうなるか。
 しかも途中でビールと餃子を挟んで。
 そんな夢のような企画にプラスして、今回は遠方よりまっぽっぽさんが参加してくれるという、スペシャルなイベントとなった。

 第1部は午前9:00から12:00の練習会。
 これに参加したのはナルコ御大、つじまる師匠、リンさん、そしてまっぽっぽさん。
 オンライン上では卓log会メンバーとして、毎日のようにやりとりしているまっぽっぽさんだが、実際会うのは初めて。
 若干不安があったが、体育館で会ったらすぐにまっぽっぽさんだと分かってしまった。

 すぐにリンさんがきて、まずは3人で練習開始。
 なんやかんやと遊んで、いや練習しているといつものように10:00ピッタリくらいでナルコさんの登場。
 対ナルコさんラケットのカルテットLFCxPF4xアポロ5超極薄で嫌がらせをして楽しんだ後は、ローテーションしながらみんなで練習。
 まっぽっぽさんは試合形式になると実に上手で、実戦向きな卓球をする。
 シェーク裏裏なのだが、元々ペンだったかのようなラケット捌き。
 サーブも上手で全くレシーブできない。
 
 つじまるさんは10:30頃登場。
 仕事がきついのかだいぶお疲れのご様子で心配になる。
 もっとも練習が始まれば元気になっていたのはさすがだ。
 
 12:00に体育館を出る。
 前回同様石庫門に向かい、待ちに待ったビール&餃子。
 なにしろ餃子会というだけあって、卓球よりこちらがメインなのだ。
 調子に乗った私はまたもやジョッキ2杯をゴクゴクと飲み干し、激ウマ餃子2皿をバクバクと食べ尽くす。
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 13:15で店を出た後ナルコさんとつじまるさんとはお別れ。
 リンさん、まっぽっぽさんの3人で再び体育館へと向かう。
 不思議とアルコールの影響は無く、というか飲んでも飲まなくても大差ない卓球なので、とにかく体力が無くなるまで打ち合う。 
 この回ではオール形式の練習に時間を割いた。 
 私はとにかくまっぽっぽさんと相性が悪くほとんど点を取れない。
 リンさんからは多少点が取れる。
 慣れているというのもあるが、あまりにもへなちょこすぎて返せないという、そんな感じであった。
 逆にまっぽっぽさんはへなちょこ相手は慣れているようで、苦もなくひねられた。

 16:00に体育館を出る頃には十分満足してしまい、このまま家に帰っても良いかと思ったが、実はここからが本番。
 
 駅に向かう道すがら国際卓球にお邪魔してウィンドウショッピングを楽しみ、高田馬場から東西線に乗って門前仲町へと向かう。
 待ち合わせ時間までマックで休憩したが、疲れているのか3人とも言葉数が少ない。

 深川スポーツセンターは久し振りだが、賑わっているのはバドミントンばかりで、卓球場利用者は我々だけ。
 とにもかくにも練習を始めた3人だったが、軽いフォア打ちすらラリーが続かない。
 18:00ちょっと過ぎに立野Bさんが登場。
 仕事が終わった後だというのに元気いっぱいのご様子。
 4人になったので2人一組での練習となった。
 
 立野Bさんに3球目攻撃の相手をしてもらったり、色々なラケットを交換し合ったり、横で練習している女性の険のある言葉に恐怖したりして、20:30に練習終了。
 最後はリンさん相手に神風アタックを執拗にしかけて玉砕するという、長い一日のしめくくりに相応しい練習となった。
 
 リンさん、まっぽっぽさんとはここで別れ、立野Bさんと2人で打ち上げとなる。
 新鮮野菜中心の美味しい飲み屋で(店名は忘れた)、ビール片手に卓球談義。
 立野Bさんとは毎回不純物質を一切含まない、卓球純度100%の会話となる。
 

 
 実は翌日まっぽっぽさんの自宅付近で震度6の地震があって、もう一日日程がずれていたら、また当分お会いできなかった可能性が高い。
 かなりの強行軍だったが、色々実りある一日だった。
 


 
 
  

 先月発足した練習をして美味しく餃子とビールを楽しむ会だが、無事第2回目を開催することが出来た。
 メンバーは今のところ四人で、月曜日の朝から卓球とビールという猛者共を紹介しよう。
 
 ナルコさん 卓球漫談 
 つじまるさん つじまる備忘録。
 リンさん リンの卓球物語
 
 偶然にも卓球ブログを書いている人ばかりだなあ。

 前回同様9時の会場と共に入場して、再び3階までダッシュで駆け上る。
 同じような人が何人かいたが、ごぼう抜きして卓球場へと駆け込む。
 一番乗りだ。
 そして、私以外は一組しかいないかった。
 こういう時、空き台を気にせず悠々と来られる人が羨ましい。

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 台を確保して安心した私は、急に疲れが出て眠くなってきた。
 
 と思ったらリンさん登場。
 眠気もしゃきっと覚める。

 
 すぐにリンさんとフォア打ち。
 偶然にも今回は2人ともQ5。
 
 1時間ほど2人でわいわいやっているとナルコさんが登場。
 疲れた私は少し休憩を取ることにした。
 
 横でリンさんとナルコさんの打ち合いを見ていると、結構ラリーが続いていて、2人とも上手なものだ。
 
 程なくつじまるさんが登場。
 この時間に来られると言うことは、そうとう急いだのだと思われる。
 いつものようにあれこれラケットを替えながら、練習と言うより試打会に。

 今回初めてアポロ5超極薄を使ったのだが、スポンジが薄くて硬いので、木の板で打っているかのようで、頭のてっぺんまでガンガン響く。
 確かに弾まないが今までの極薄よりは弾むような気がする。
 受けるだけなら簡単だが、自分から攻撃しようと思うと途端に難しくなる。
 

 こうして4人で12時まで目一杯練習をして、さすがに空腹になったところで午前の部は終了。
  
 途中で国際卓球に寄った後、お目当ての中華料理屋へ。
 石庫門という駅前の店で、以前娘と寄ったときは辛いメニューを食べて下が麻痺して肝心の餃子の味が全く分からなかったのだ。
 
 居酒屋のような半個室に案内され、餃子とビールを楽しむ我々。
 卓球の話はもちろんのこと、ブログ書きならではの話や、なんやかんやであっという間に時間が。
 今回一番面白かったのは、ナルコさんが行った床屋さんの話かな。どんな話かは直に聞いてね。

 前回利用した餃子の安亭も、かなり美味しかったが、この石庫門の餃子もとても美味しい。
 ぱりぱりの皮としっかりとした味付けの餡がビールに合う。
 それでいて一皿220円とリーズナブル。
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 こうして思い出しているだけでまた食べたくなってきた。


 私とつじまるさんは生ビールをおかわりしてすっかり良い気分。
 
 そのままお開き、とはならず、再び新宿スポーツセンターに向かって午後の部スタート。
 つじまるさんは残念ながら参加できず、ナルコさんは別の方と練習予定があったので、午後からの2時間はリンさんとみっちり打ち合う事になった。

 アルコールが入っているが、もともとたいしたことない腕なので影響はほとんど無し。
 細かいこと言わずにひたすらフォアで打ち合うという楽しい練習だ。

 さすがに最後の30分くらいは疲れてお互いヘロヘロだった。

 汗 食欲 アルコール。
 この3題話は素晴らしい。

 また次回もやるよ。
  

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