先月買ったDONICのラケット J.O.ワルドナーOFFに合いそうなラバーとして購入。
 最初はラザントパワーグリップをフォア面に貼っていたが、少しでも速い球や回転がかかっている球が来るとコントロールが乱れ、そのグリップを味わうどころかまともに返すのさえ困難なことに気がつき、もっとおとなしいラバーを探していた。
  相手の回転の影響を受けず、自ら回転をかけるときはしっかりとかかり、軽く打つと弾まず、強く打つとある程度のスピードが出る。ツッツキをしても浮かず、ドライブをかければ弧線を描いて、スマッシュを打てばビシッと決まる。持つ感覚がありコントロールに優れ、擦ればしっかりとグリップする。
 そんな夢みたいなラバーがあるのだろうか。 
 一応候補に挙がったのが、エアロック エアロックアストロ ナノスピンⅡ-s レガリスブルー フライアットスピン ヴェガヨーロッパDF ザック ブルースT1 マークVHPS スレイバー エボリューションEL-P メイスプロブルースポンジ44度 などなど。
 このラケットは硬いスポンジとの組み合わせで失敗しているので、いつもなら候補に挙がらないような軟らかいラバーを考えていた。
 今回は以前購入を考えて見送ったマークVHPSのソフトに決定した。
 カット後重量38g。とっても軽い。
 
・・・感想・・・
使用ラケット J.O.ワルドナーOFF
フォア面で使用

 ラザントパワーグリップだと表面の板で弾き返す感覚が強く、コントロールができないラケットという感想であったが、 このラバーだとそのような印象は薄れ、扱いやすいラケットと感じた。
  軽く打つと本当に飛ばない。強くドライブを打ってもそれほどスピードはでない。
 ツッツキは浮くことも無く、サーブも切れる。
 薄く擦ると滑ることも無くチッと音がして回転がかかる。
 軟らかいスポンジの為か長短のコントロールがしやすく、自分の思ったとおりの球が打てる。
 想像通り相手の回転にあまり影響されない。
 はっきり言って強打の爽快感は無い。球質も軽い気がする。極端に回転がかかるわけでも無い。
 それでもオール形式で練習をすると他のどのラバーよりミスが少なく得点もしやすい。
 初級者にとって、性能が良いラバーはワンコースの練習の時には楽しいが、試合形式になると途端にしどろもどろになる。強打を出来る機会はほとんど無く、豪快なドライブよりツッツキの精度の高い方がよっぽど得点率が高い。
 初級者が試合で勝てるラバーはこのようなラバーなのではないかと思った。
 背伸びをせず、今まで敬遠していた軟らかいラバーを見直そうかと考えた。
 マークVHPSソフト