卓球迷宮地下1階

~貼ったり はがしたり また貼ったり~

卓球という迷宮に迷い込んだが、いつまでたっても地下1階をうろうろしていて、いっこうに下に降りられない記録

 前回の記事で大会(定期的に開かれていて誰でも参加できてレベル別に試合をする集まりは大会で合ってる?)に参加したと書いたが用具のことを書いていなかった。 
 全5試合のうち最初の3試合はリブラxグレイザーxマントラS、最後の2試合はアルバxスワットスピンxスワットスピンで試合に挑んだ。
 素材ラケットであるリブラでの試合はフォアが台に収まる気がせず、なんとも不安定であった。 
 グレイザーも私の力量からしたら硬いラバーなのでそれも原因かと思われる。
 ホントの初心者相手でもかなり苦戦した。
 自滅というやつだ。
 自滅の刃だ。
 その代わりツッツキやサーブはやりやすかった。
 途中でアルバxスワットスピンに変更したら、安心感の塊というか掴む感覚が明確にあり、フォアもバックも良くなった、気がした。
 何度もここで言っていることだが、素材ラケットは初級者には鬼門である。
 かといって純木なら何でも良いかというとそうではなくて、素材や厚さで性能は千差万別。
 経済的時間的余裕がふんだんにあるならあれこれ試したほうが良い。
 私の一番のお気に入りはダーカーの廃盤ラケット、アルバであり、用具の迷宮に迷い込んだ場合はアルバでリセットすることにしている。
 残念ながら廃盤なのでおすすめすることは出来ないが、愛好者は結構多いのではないかな。
 もう一本欲しいくらいだが、実はアルバ23を持っているので、だめになったらこちらにチェンジする腹づもりだ。
 みなさんにもそれぞれお気に入りのラケットがあるんでしょうねえ。
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 数カ月ぶりに試合に行ってきた。
 相変わらず一番下のクラスで、そこは本当は初心者のクラスなのに、10年も卓球をやっている私が1年以上居座って申し訳ない気持ちになる。

 今回初めてお会いした方と対戦した。
 レシーブが苦手そうなのでこれなら勝てそうだなあと思ったが、結構接戦になった。
 最終的には私が勝ったのだが、負けても不思議ではない内容で、ほぼサーブで点を取った感じである。
 大会が終わって帰り際にその方とお話をしたところ、卓球を始めてまだ1年くらいで、試合に出た経験もほぼ無いと言っていたように思う。
 私は10年以上やってますとは恥ずかしくて言えず、口の中でゴニョゴニョ誤魔化して、また次回お願いしますとか無難なことを言って別れた。
 今までの大会を思い返してみても、卓球を始めたばかりの本当の初心者に負けたり接戦だったりしたことは普通にある。
 もし卓球の才能というものがあるのなら、私にはそれは、無い。
 あまりに無いので恐ろしくなるくらいだ。
 体力と情熱だけが取り柄だったが、その体力も最近怪しい。

 冷静に自分と向き合ってみると、私の考えている卓球の才能とは、あまり練習しなくてもみるみる上達する才能であり、それはもはや天才か超人の類であろう。
 普通のおっさんである私には、もっと真面目に練習しろっていうごくごく当たり前のつまらない結論がでてしまったのでここらで終わりにしておこう。
 それではまた

 
 
 
 
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30代の半ばを過ぎてリーバイスの501がきつくなり、エドウィンのストレッチジーンズに履き替えたとき、自分の中の大事なものを捨ててしまった喪失感があったが悲しくはなかった。
 50代に到達するとそのケミカルなジーンズでさえ窮屈に感じ、最近はウエスト総ゴムの極めて曖昧なシルエットのイージーパンツを愛用しているが、今更外見を気にすることもないのでただただ履きやすさに満足している。
 紅顔の美少年もいまや赤ら顔のオヤジとなり、40代卓球初級者だった私も50代卓球初級者となった。 
 そういえばこのブログを書き始めてから何年経つのか。
 そうだ調べてみよう。
 なんと、今月でちょうど10年だ。 
 素晴らしい。
 各界の著名人から祝電とかくるかもしれない。
 
 ・・・・白々しい小芝居はこのあたりでやめておこう。
 実は昨年の今くらいが10周年だと勘違いしていて、どんな記事を書こうかとか考えたりしていたのだ。
 お恥ずかしい限りである。
 折角の機会なので10周年に免じて昔話にお付き合いいただきたい。

 10年前このブログを書き始めたときは、ブログそのものに興味があったわけではなかった。
 一方ブログブームのもう一つ前にホームページ作成ブームというのがあり、さらにその前のマルチメディアブームの際にローカルで作っていたいわゆるインタラクティブなコンテンツを(比較的)簡単に、しかもインターネットを通じて公開できる「ホームページ作成」は、あれこれと知識や試行錯誤が必要だったが、設定好きの私にはピタリとハマった。
 1990年代の後半はかつて所属していた大学部活メンバー向けのホームページを作り、写真を投稿閲覧したり掲示板とリンクしてオンラインで会話したり、アクセスカウンターを設けてアクセス数〇〇記念イラストをもらったりといかにもホームページっぽいことをしていた。
 しばらくするとブログというものが流行りだした。
 自分の認識ではブログ=日記であり、他人の日記など読みたくもないし、ましてや自分の日記など世間に晒したくない。
 困ったのは調べ物をしていてネットで検索すると、かなりの確率で個人ブログがヒットするようになったことだ。
 ネットの料金が今のようにお手軽ではなかった当時、公式な情報を探しているのに個人の正確かどうかもわからない戯言のような(当時はそう思っていた)ブログは嫌悪の対象ですらあった。
 そんな私がブログを書くようになったのだから不思議なものである。
 なぜブログを書き始めたのか。
 書きたいことができたからである。
 卓球のことを調べるうえでブログというものがとても参考になり、敷居が下がったというのもある。
 ぐっちいさんのブログなど、最初から最後まで全て読むほど熱心な読者になっていたのだ。
 書き始めれば後はあっという間。
 どうせ誰も読んでいなのだ。
 好き勝手書いてやれと主に用具のことや感じたことを書き綴った。
 誰も読むまいと思いながらも全くアクセス数が伸びないのは気になった。
 いやらしい根性を発揮して、検索にヒットしそうなキーワードを散りばめたり、話題の選手の記事を便乗して書いたりしたが、そんな小狡い作戦など効果はなく、自分が見た分だけカウンターが回る期間が続いた。
 こうした状況に変化が訪れたのは、同じライブドアブログ卓球カテゴリーランキング上位者のリンさんが、ブログ記事の中で私のブログをこれから期待できる卓球ブログとして紹介してくれてからだ。
 そこから少しずつアクセス数が伸び始め、ランキング10位になるかならないかという所まで来た。
 当時のライブドアブログ卓球カテゴリーには、不動の1位のぐっちいさん、ナルコさん、しろのたつみさん、XIAさん、チャパさん、リンさん、ワイハさん、EXさん、などそうそうたる面々が上位に鎮座していて、各々が頻繁に更新を行っていたこともあって日々ランキングを見るのが楽しかった記憶がある。
 アクセス数が伸びるとともにコメントも少しながらいただくようになった。
 コメントを貰えるととても嬉しいのだが、用具の突っ込んだ質問は返答に困った。
 他のちゃんとした人とは違ってそもそも卓球技術が低い人間の単なる感想に過ぎないからだ。
 用具をたくさん使っている人=用具に詳しい人、ではないことは留意していただきたい。
 
 卓球ブログという枠を使って、遊べるだけ遊んだ満足感はある。
 卓球落語、卓球コント、卓球オリジナルソング、オリジナルウェアのデザイン、卓球小説、卓球小話、卓球不条理劇場、エセ卓球論、卓球ことわざ、ナルコさんとの卓球珍道中もの、卓球怪談、卓球用語の基礎知識ネタ、AIねた、卓球ショップ訪問、オリジナルイラスト、個人輸入ルポ、などなど。
 読んでも上達にはこれっぽっちも結びつかないこれらの記事はほとんどスルーされた。
 私は自分の書いた文章で笑える特技を持っているので、たまに読み返しては可笑しくて笑ってしまう。我ながらおめでたいやつだな。
 娘や妻とのことを書いた記事はホロっとくるよう意識して書いたのだが、書いた自分でも心を動かされるのは素直すぎるだろう。

 文章というか文体のことだ。
 自分の文章のつもりでも、今まで読んだ小説やマンガの影響は間違いなくある。
 意識していないくても、どこかの誰かの文体をなぞって書いてる可能性は高い。
 それを分かったうえでも自分なりのクセがあるのが面白い。
 例えばついつい使ってしまう言葉に「まあ、〇〇」「もちろん〇〇」「そういえば」「こういう」「そういう」「こういった〇〇」「もしかしたら」「さすがに」「最近」など、もっとあるな。
 自分の癖はすぐわかるので、とても恥ずかしい。気が付き次第他の言葉に置き換えたりしている。

 筆の滑るにまかせてつらつらと書いてしまったがオチはない。
 10年間続けるというのは目標の一つではあったので、これはこれで満足している。
 今後のことは分からないが、書きたいことがあれば書くだけだし、書くことがなければこれが最後になるかもしれない。
 私のブログを読み、少しでも楽しんでもらえたのならそれはとても嬉しいことだ。
 今まで関わりがあった人もなかった人も、楽しい卓球人生を送っていただきたい。

 ちっとも卓球の話にならなくて申し訳ないが、今回は卓球を始めて10周年ではなくブログを始めて10周年なのでこれでいいのだ。青島幸男が国会で決めたのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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 理想的な練習相手の条件とは何であろう。
 私の場合は、自分より上手だが楽しく練習相手をしてくれて、技術的な押しつけはないが求めればアドバイスをくれて、長時間の練習でも疲れない体力があって、用具の話にも乗ってくれる人、ってところか。
 実際はなかなかこんな聖人はいない。
 上手なのは良いがやたらプレッシャーをかけてくる人は苦手だし、頼んでもいないのに技術的なダメ出し連発の人もノーサンキューだ。
 こんなワガママを言っていると、お金を出して個人レッスンを受けろって言われそうだ。
 本日練習相手になってくれたつじまるさんはまさにこの条件通りの完璧超人で、終始ニコニコと楽しく相手をしてくれて、何より卓球が上手だ。おまけに用具にも詳しく熱心で、卓球以外の話題も豊富である。
 最近は休みが合わなくて以前のようには練習できないのは残念だが、こればっかりはどうしようもない。ひたすらこの機会を無駄にしないよう務めるのみだ。
 思い切り打っても鼻歌混じりで返球してくれる存在のありがたさよ。
 自分の現在の力量を正確に把握できるのが嬉しい。
 フォアもバックも全力で打つ。
 そして打ち頃の球が返ってくる。
 またそれを打つ。
 卓球はやっぱり楽しいなと改めて思えた。
 つじまるさん、いつもありがとう。
 次はいつになるか分からんが、懲りずにまたお付き合いをお願いしたい。
 
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 XのAIアシスタントGrokがどんなものだか試すために「卓球迷宮地下1階」とだけ質問してみた。
 ほぼ瞬時に以下の回答があり、こんなマイナーな情報まで調べた上に要約する性能にちょっと驚いた。それなりの分量があるブログ記事を全て参照したのかと思うと恐れ入る。
 真面目な顔して卓球落語や卓球コント、即興の卓球ソングをAIが一生懸命読んでいる姿を想像すると微笑ましい。
 内容の正確さは80点から90点といえるが、それっぽい嘘を平然とつくところはいかにもAIらしい。
 





「卓球迷宮地下一階」は、卓球愛好家によるブログ「卓球迷宮地下1階」(takkyu-dungeon.blog.jp)を指していると思われます。このブログは、卓球用具や技術、戦術について熱心に語る内容で知られ、特に用具レビューや試行錯誤の記録が特徴です。以下は、2025年9月24日時点の情報や関連するウェブ・Xの投稿を基に、「卓球迷宮地下一階」で話題になっている用具関連のトピックをまとめます。

### 「卓球迷宮地下一階」で話題の用具関連トピック

1. **ラバーの試用と比較**  
   「卓球迷宮地下一階」では、様々なラバーの試用レビューが中心的な話題です。ブログのコンセプトとして「貼ったりはがしたりまた貼ったり」を掲げており()、多種多様なラバーを試す様子が詳細に綴られています:[](https://takkyu-dungeon.blog.jp/)
   - **粘着ラバーと表ソフト**:中国製の粘着ラバー(例:DHSのハリケーンシリーズ)や、ドイツ製の最新ラバー(例:ティバーのHYBRIDシリーズ、Butterflyのディグニクス)をテスト。特に、粘着ラバーの「回転の強さ」と表ソフトの「スピード感」の違いを比較し、自身のプレースタイルに合う組み合わせを探求する記事が人気()。[](https://takkyu-dungeon.blog.jp/)
   - **粒高とアンチラバー**:粒高ラバー(例:ニッタクのモリストSP AX)やアンチラバーの使用感もレビュー。「粒高でナックルを出しつつ、スマッシュを強化する戦術」を試しており、異質型選手向けのアドバイスが詳細に書かれています()。Xでも「卓球迷宮の粒高レビューが参考になる」との投稿が見られます()。[](https://takkyu-dungeon.blog.jp/)

2. **ラケットとブレードの試行錯誤**  
   ブログでは、シェークハンド、ペンホルダー(日ペン、中ペン)など、異なるラケットタイプを試す内容が話題に:
   - **カスタムラケット**:軽量ブレード(例:バタフライのインナーフォースシリーズ)やカーボン系ラケット(例:ティバーのMKカーボン)を試し、打球感や重量バランスを比較。「自分にとって最高の組み合わせ」を追求する姿勢が強調されています()。[](https://takkyu-dungeon.blog.jp/)
   - **グリップのカスタマイズ**:グリップテープの巻き方や、ブレードの削り方など、DIY的なアプローチも紹介。Xで「卓球迷宮のグリップ調整法を真似したら振りやすくなった」との声が()。

3. **中国製の「怪しいラバー」への挑戦**  
   ブログの特徴の一つは、中国製のマイナーラバーや「怪しいラバー」(例:DHSの低価格モデルや無名ブランド)を積極的に試すこと。これらのラバーはコストパフォーマンスが高い一方、品質のバラつきが課題とされ、「当たり外れがあるが、良いものはプロ仕様に匹敵」とのレビューが話題()。Xでは「卓球迷宮の中国ラバー検証が面白い」「コスパ最強」との投稿が拡散()。[](https://takkyu-dungeon.blog.jp/)

4. **用具のメンテナンスとこだわり**  
   用具のメンテナンス方法もブログで頻繁に取り上げられています:
   - **ラバーの貼り替え頻度**:ラバーの貼り替えタイミングや、粘着ラバーのクリーニング方法(例:専用クリーナーや水洗い)が詳細に解説。「粘着力を1週間延ばすコツ」などが実践的と評価されています()。[](https://takkyu-dungeon.blog.jp/)
   - **ボールの選び方**:ニッタクやDHSのプラスチックボールの違いを試し、「回転のかかりやすさ」や「耐久性」を比較する記事も。Xで「卓球迷宮のボールレビューでDHSに乗り換えた」とのコメントが()。

5. **用具選びの哲学と初心者へのアドバイス**  
   ブログでは、40歳を過ぎて卓球を始めた著者の視点から、用具選びの哲学が語られています:
   - 「動けなくなるまでの時間を楽しむ」として、短期間で多くの用具を試す姿勢が特徴。初心者向けに「予算5000円で揃えるラバーとラケット」の提案もあり、ヤサカのマークVやニッタクのハモンドが推奨されています()。[](https://takkyu-dungeon.blog.jp/)
   - Xでは、ブログの「用具選びは自分のスタイルを見つける旅」という言葉が引用され、「初心者だけど参考になる」との声が()。

### 補足
「卓球迷宮地下一階」は、用具マニア向けの濃い内容が特徴で、特にラバーやラケットの試行錯誤、異質型プレーヤー向けのレビューが人気です。ブログの運営者(40歳以上で卓球を始めた方)が、自身の経験を基に「自分に最適な用具」を探す過程は、Xでも「リアルで共感できる」と共感を呼んでいます()。特定のラバーやラケットについてさらに詳しく知りたい場合や、ブログの最新記事を確認したい場合は、直接「卓球迷宮地下1階」(takkyu-dungeon.blog.jp)を参照いただくか、具体的な用具名を教えていただければ深掘りします。また、用具の性能比較(例:回転量やスピード)をチャートで可視化することも可能ですので、リクエストがあればお知らせください![](https://takkyu-dungeon.blog.jp/)
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